宮地楽器さんでの演奏会、無事に終わりました。

宮地楽器さんにて、2022年1月15日と16日に開催されました、「日本人製作家紹介コンサート」、無事に終了いたしました。
会場にご来場いただき、そしてライブ配信でご視聴いただき、誠にありがとうございました。

ライブ配信は、アーカイブで覧いただけます、アドレスはこちらです。
1月15日(土)、イタリア在住の日本人製作家の部。
1月16日(日)、日本在住の製作家の部。

私は15日の部に参加させていただきました。(1時間22分あたりからのコーナーです、三ツ木摩理さんによる演奏は1時間36分40秒からです)

私のコーナーで再生しました動画を、あらためてyoutubeでご紹介しましたので、ご覧いただければ嬉しいです。
ライブでもご説明しましたが、材料からヴァイオリンが誕生するまでを、6分間に凝縮した動画です。
今までも、部分的にいろいろな工程を動画でご紹介してきましたが、この機会に一つの動画にまとめて、ヴァイオリン製作をより身近に感じていただきたいと思い、作成しました。
本来は3ヶ月かかる工程を6分にまとめましたので、かなり忙しい映像ですが、すべての作業を字幕で説明しておりますので、目を凝らしてご覧いただければ(笑)、ヴァイオリンがどう誕生するのかを体感いただけると思います。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/lVllLWY9CmQ



ご視聴ありがとうございました。

では、1月15日の当日の様子を、会場で友人に撮影してもらった写真を交えて、ご紹介いたします。

開演前の風景です。
本来は100人くらいは入るホールですが、コロナ対策のため、30名様限定でのコンサートとなりました。

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開演を待つ、5台の楽器たち。
緊張しつつも、演奏されるのを楽しみに待っているように見えます。
私のヴァイオリンは左端、2021年に製作した、ストラディバリ1705年モデルです。

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いよいよ開演です、司会の山本岳志さん、ヴァイオリン演奏の三ツ木摩理さん、ピアノ演奏の山本由紀子さんの登場です。

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イタリアから参加の5人の製作家も、ステージ上のモニターからご挨拶させていただきました。

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製作者がそれぞれの活動を説明した後、ヴァイオリンを紹介いただき、三ツ木先生に演奏いただく流れとなりました。

伊東渚さんのコーナーでは、ラザーリ師匠の工房が紹介され、私が修業時代に使っていた作業台にまつわる話もしていただいて、感激しました。
アーカイブの、1時間9分40秒くらいから、ご覧いただけます。


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私も、画面に登場させていただきました。
山本さんとイベントでご一緒するのは、2019年5月の吉田直矢さんの演奏会以来、3年ぶりです。
私はいつもながら拙いトークで恐縮でしたが、山本さんのおかげで無事に乗り切ることができました。


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いよいよ私のヴァイオリンを演奏いただきました。
ライブでもご説明しましたが、2007年の宮地楽器さんでのイベントでも三ツ木先生に弾いていただいた「プレリュードとアレグロ」です。
その時は、製作した楽器をプロ奏者さんに弾いていただくのは初めての経験で、緊張とともにすごく感動したことをよく覚えています。
それから15年、あらためて三ツ木先生に同じ曲を弾いていただくことで、製作家としてどのくらい成長できたのか自分自身に問いかけたいと思い、リクエストさせていただきました。

演奏を聴きながら、結果的に、15年前と同じくらい緊張し、また感動した自分が居て、結局のところ、人間としては何も変わっていないことを実感しました。
製作家としては、15年前よりも少しは成長できていると信じたいですが、これは、皆様の評価を真摯に受け止めたいと思っております。

三ツ木先生、そしてピアノの山本先生、素晴らしい演奏をありがとうございました。

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最後に、今回のライブ配信では、宮地楽器の技術スタッフさんに大変お世話になり、感謝申し上げます。
本格的な中継スタイルで、放送局出身者としては、とても気になる機材が並んでおります(笑)

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そして、司会をしていただいた山本さん。
2005年に出会ってから17年、弦楽器フェアはじめ、数々のイベントでご一緒させていただきました。
お互いに丑年で、私は昨年還暦を迎えましたが、お互い元気で活動できているのは嬉しいことと、あらためて思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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長文ご覧いただき、ありがとうございました。
1月も早いもので半分過ぎてしまいましたが、寒い日が続きますので、引き続き御自愛くださいませ。


# by violino45 | 2022-01-17 15:40 | 日記 | Comments(2)

ストラディバリモデル、製作その後

1月15日(土)18時から、宮地楽器さんにて、日本人製作家を紹介するコンサートが開催され、私もリモートで出演いたします。
Youtubeにて、リアルタイム配信の予定です。
配信URLは、こちらです。(アーカイブ動画も、こちらでご覧いただけます)

さて、少し間が空いてしまいましたが、以前からご紹介しておりますストラディバリ・モデルのヴァイオリンの製作が進んでおりますので、ダイジェストでご紹介いたします。

厚み出しは、大き目の丸ノミから始めます。
いつもながら、勢い余って突き抜けてしまわないか、怖い作業です。。

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ミニカンナ作業になると、少し落ち着いて削ることができます。

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ヴァイオリンの音色を決める、重要な作業ですので、慎重に削っていきます。

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別の楽器ですが、厚み出し工程を以前、動画でご紹介しました。

スクレーパーで厚みを仕上げた後は、バスバーの接着となります。

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表板との相性の良い木材を選び、ピッタリと合わせて接着した後、最適な高さ、形状、厚みに削って仕上げますが、最適と言っても答えは一つではなくて、求める音色によって、削り方は変わってきます。

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バスバーの動画は、こちらです。

先に完成していた裏板を横板に貼り付け、内型を抜き出します。
ここまで来ると、ヴァイオリンのボディの完成が近いことを実感して、気持ちも盛り上がってきます。

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内型を抜き出す動画は、こちらです。

表板を貼り付ければボディの完成ですが、その前に、焼き印を押して、ラベルを貼ります。

焼き印は、特に決まり事ではなく、押さない製作家も多いですが、私は、将来的にもし真贋を問われることがあった場合に、その参考になればと思い、というか、「真贋を問われるような製作家になりたい」という願望を込めて(笑)、押しています。
ただ、製作コンクールに出品する楽器には、規則上、押しておりませんので、私の作品で焼き印が無い楽器を見かけた場合は、コンクール参加作品の可能性をご考慮くださいませ。

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125番目の楽器ということで、これも一つの区切りでしょうか。
生涯200台を目指して頑張っておりますが、まだまだ先は遠いです。
この楽器から、2022年の作品となります。

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ボディを閉じる準備が完了です。

やり残したことが無いか、、、何度も確認しますが、いつも、心配になります。

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スプールクランプで表板を接着します。
これで、ボディの中を触れなくなります。

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ボディの完成です。

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このタイミングで、毎回、ボディをコンコンと叩いて、響きを確かめます。
反応良く、元気に響いてくれたら、まずは一安心です。
以前、この作業の動画をご紹介しましたので、よろしければご笑覧くださいませ。




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ご覧いただき、ありがとうございました。

さて、隣の猫シェルターなのですが、ビッキーとクロ丸を最後に、閉鎖になるはずだったのですが、大家さんのご厚意で、というか、大家さん自らが保護した猫がやってきて、現在、里親募集中です。

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人懐っこいのですが、他の猫との折り合いが悪く、一度、ちび丸を面会させたのですが、大喧嘩になりかけてしまいました。
なかなか難しい猫ですが、幸いにも、良い里親さんが見つかりそうです。

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そして、こちらはウサギです(笑)

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ボランティアさんの活動は、猫だけではなく、犬はもちろん、保護が必要な動物すべてというわけです。
以前、コウモリもやってきました。

飼育放棄されていたのを引き取ったそうで、最初はストレスからか暴れていましたが、環境を整えてからは落ち着いているようです。

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早く、良い飼い主が見つかって欲しいものです。

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# by violino45 | 2022-01-13 15:14 | 製作記 | Comments(4)

宮地楽器さんでの演奏会のご紹介

皆様、良い正月を過ごされましたでしょうか。
あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。

1月15日(土)と16日(日)、宮地楽器さんにて、日本人製作家を紹介するコンサートが開催されることになりましたので、ご紹介いたします。
Youtubeにて、リアルタイム配信の予定です。
配信URLは、こちらです。(アーカイブ動画も、こちらでご覧いただけます)
https://www.youtube.com/watch?v=4dZEO-A3iL0

このコンサートは、1月15日(土)から3日間、宮地楽器さんで開催されます「日本人弦楽器製作家 プレミアムフェア」の一環として行われます。

宮地楽器さんでの演奏会のご紹介_d0047461_05430351.jpg


こちらのサイトに入り、最下部まで移動していただくと、コンサートの詳細をご覧いただけます。
https://strings.miyajimusic.jp/fair/

「製作者紹介コンサート」
日時 1月15日(土)18時~ (司会:山本岳志) 
   1月16日(日)14時~ (司会:三好悠)
会場 宮地楽器小金井店内 さくらホール
定員 両日とも、先着限定30名様(入場無料・要予約)
演奏 三ツ木摩理(ヴァイオリン) 山本由紀子(ピアノ)


私のヴァイオリンは、1月15日(土)の部にて、演奏いただきます。
私自身はクレモナからのリモート参加となりますが、当日、会場もしくはネット配信で、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2021年もコロナの影響で、展示会に参加する機会がなく残念に思っておりましたが、このような貴重な場をいただき、宮地楽器さん、ヴァイオリンの三ツ木摩理さん、ピアノの山本由紀子さんには本当に感謝しております。

演奏者さんにとって、慣れない新作ヴァイオリンを演奏いただくのは、想像以上に大変なことと思いますが、昨年に続き、快く演奏を引き受けていただき、心より感謝しております。
製作者としても、コンサート会場とネット配信での新作ヴァイオリンのお披露目、しかも他の楽器との比較という状況は、なかなか緊張する時間ですが、とても勉強になる貴重な経験ですので、当日を楽しみにしております。

ちなみに、私のヴァイオリンで演奏いただく曲目は、クライスラー作曲、「プレリュードとアレグロ」です。
今回、ヴァイオリンの三ツ木摩理さんのご厚意で、演奏曲目をリクエストさせていただくことになったのですが、15年前の2007年に、同じく宮地楽器さんでのイベントにて三ツ木さんにこの曲を演奏していただいた時の感動を忘れられず、リクエストさせていただきました。

15年前のイベントの様子は、こちらの記事でご覧いただけます。
https://violino45.exblog.jp/5470356/

この15年間で、私自身が少しでも成長できているのか、製作する楽器がどう変化しているのか、会場で音を聴いて確認できないのは残念ですが、ネット配信を拝見しながら、自分自身に問いかけたいと思っております。

また、当日は、今までブログでご紹介してきました動画を再編集して、ヴァイオリン製作工程をダイジェストでご紹介する短編映像を用意しておりますので、そちらもお楽しみいただければ嬉しいです。


写真は、イベントとは無関係ですが、ちび丸とのスナップです。
背景が乱れていてすみません。(撮影機材などが写ってます)
冬になり、寒くなってくると、こうして膝の上に登ってきます。

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# by violino45 | 2022-01-05 06:45 | お知らせ | Comments(4)

本年もよろしくお願いいたします。

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
2022年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって、良い一年でありますことを、心からお祈り申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。_d0047461_00453918.jpg


今回も、ウズマキの写真での年賀状とさせていただきました。
2011年から続けておりますが、年々、視力も落ちて、精度の高いウズマキを作り続けることに不安もある中、今年もお披露目できたのは幸福な事と思っております。

ただ、今回のウズマキはガルネリモデルなので、例年とは少し雰囲気が違うのですが(笑)
ワイルドなガルネリのウズマキのように、今年も元気に活動したいと思っております。

2021年も、一度も帰国することが叶わず、展示会などでお客様と交流することができなかったのは、やはり寂しい一年となりました。
おかげ様で、ネット上では、いろいろな場で情報交換をさせていただいておりますが、でも、ヴァイオリン製作家としては、製作した楽器を試奏いただいたり、ヴァイオリンを手に取りながら会話する場がとても貴重であることを、あらためて実感する一年ともなりました。

今年こそは、展示会が再開され、会場にてお目にかかれる機会があることを、心から願っております。

拙ブログはなかなか更新ができませんが、今年も、少しずつですが、記事を書いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

クリスマスにも書きましたが、2021年は、猫が増えたのが大きな出来事ではありました。
猫バージョンでも年賀状を作りましたので、ご笑覧くださいませ。

本年もよろしくお願いいたします。_d0047461_00461719.jpg



# by violino45 | 2022-01-01 01:10 | 日記 | Comments(4)

メリークリスマス、猫たちとともに。(長文です)

皆様、よきクリスマスをお過ごしのことと思います。

このブログでは、2019年、2020年と、クリスマスには猫の紹介をしておりましたが、今年のクリスマスも、新入りの猫たちをご紹介いたします。

実は、いくつか悲しい物語もお伝えしなければなりませんが、、、しばらくお付き合いいただければ嬉しいです。

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今回ご紹介するのは、先日からブログにも登場しておりました、「ビッキー」と「クロ丸」です。
(↑カード上段の二匹です)

先住猫(下段)の「ちび丸」と「ビビ丸」と同じく、アパートの隣部屋の、「猫シェルター」に保護されてきました。

7月、まずは、「クロ丸」が保護されてきました。(生後2か月くらい)
兄弟の「アランチーノ」も一緒でした。

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いきなり痛々しい映像で申し訳ありませんが、アランチーノは交通事故で左足を失い、右足も、手術が不完全で足が曲がらず、自由に走れない状態でした。
でも、とても人懐っこい猫で、クロ丸と一緒に元気に走り回っていました。

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一方のクロ丸は、四肢には問題ないのですが、栄養失調で、目と鼻に炎症があり、常に風邪をひいているような感じでした。

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クロ丸は、目薬や抗生物質の投与で、少しずつ回復していきました。
写真は、ジェル状の目薬をやっているところです。

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アランチーノとクロ丸は、仲の良い兄弟でしたので、ボランティアさんは、2匹一緒に引き取ってくれる里親を探していました。


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アランチーノという名前は、菊田家の「ちび丸」のイタリア語名が「アランチャ」で、毛並みがそっくりだったので、小さいアランチャという意味で「アランチーノ」となりました。
ちび丸(アランチャ)を威嚇するアランチーノです。

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クロ丸とアランチーノ、このまま2匹とも元気に育つことを祈っておりましたが、、、


ワクチンの接種は済ませていたのですが、2匹ともウィルス性の感染症にかかってしまい、闘病の甲斐もなく、アランチーノは力尽き、息を引き取りました。
やはり、足の切除手術は、小さい体には想像を超えたダメージとなり、アランチーノの免疫力を奪ってしまったのだと思います。
助けてあげられなかった無念が、いつまでも心に残っています。

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クロ丸も同じ病気で苦しみましたが、なんとか危機を乗り越えて、体調を回復しました。
突然いなくなったアランチーノを探して、鳴き続けていたのが不憫でした。
アランチーノの分まで、元気に生きて欲しいと思います。

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さて、、クロ丸の話は一旦休憩で、ビッキーの話に移ります。

クロ丸に少し遅れて、シェルターには5匹の猫がやって来ました。(生後一か月くらい)

こちらも、かなり過酷な条件で困窮していたところを保護されたようで、5匹とも健康状態に問題がありました。

写真右上の、少し大きい猫がビッキーです。
他の二匹は、痩せて、感染症で目が腫れあがっていて、危険な状況でした。

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4匹目も兄弟ですが、少し模様がちがっていました。
この猫が、一番健康状態が良く、元気でした。
「レミ」と名付けました。

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レミと比べると大きめに見えるのが、4兄弟とは別に保護されたシャムです。
シャムも、最初はかなり弱っているように見えました。

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こちらが、来た当時のビッキーです。
栄養状態は悪かったですが、それでも、他の白い兄弟二匹に比べて元気でした。
その二匹ですが、あまりにも可哀そうな姿でしたので、写真は載せずにおきます。

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全員、無事に生き延びて欲しい思いで、獣医さんや猫ボランティアさんと協力して看病しましたが、もともと感染症も持っていたようで、体の小さかった2匹は、残念ながら続けて息を引き取りました。

猫シェルターでお世話をしていると、残念な事ですが、時々、こういう形で猫たちを見送ることになります。
それでも、健康に戻り、良い里親に巡り会える猫を少しでも増やすために、ボランティアさんは日々活動を続けていますし、その手伝いをできるのは喜びと思っております。

というわけで、シャムとレミ、そしてビッキーが病気を乗り越え、元気になりました。

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クロ丸とともに、しばらくシェルター生活が続きましたが、レミとシャムは、早々に里親が見つかり、貰われていきました。

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残った2匹のうち、ビッキーは、とても人懐っこくて、すぐにでも里親が見つかりそうでしたが、クロ丸は、仔猫の時に怖い思いをしたのか、警戒心が強く、世話をしている人には慣れて近寄ってきますが、里親候補の人が来ても、ソファの下に隠れてしまって出てこないので、なかなか縁組をするのが難しい状況が続きました。

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辛抱強く世話をしていたボランティアさんも、このままではガッティーレ(猫収容所)に連れていくしかないと言い始めました。

イタリアでは、殺処分は法律で禁じられており、行く場の無い猫はガッティーレに収容され、そこで里親を見つけることになるのですが、ガッティーレの環境は良くないので、私たちとしても、それは避けたいと思っていました。

なによりも、クロ丸にはアランチーノの分まで幸せになって欲しいと思っていましたし、ビッキーとクロ丸はとても仲良しなので、引き離したくない思いも強かったのです。


結局、自分たちで引き取るしかない状況となってきたというわけですが、、

菊田家には、すでにちび丸とビビ丸がいて、さらに猫が増えたらどういうことになるのか、ちょっと予想が付かないというのが正直なところでしたが、まあ、なんとかなるという気持ちでした。

問題は、4匹の猫同士の相性で、これがダメならどうしようもないですので、少しずつ、シェルターで面会させる作戦を実行し始めました。

ちび丸とビッキーは、最初はお互いに牽制していましたが、しばらくすると仲良くなりました。

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クロ丸は、早い段階で面会させていたので、こちらも問題なさそうです。

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問題はビビ丸で、、シェルターで面会させたとたん、威嚇して唸り始めて、険悪な雰囲気になってしまいました。

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これは、ビビ丸が不慣れな場所に行ったことが失敗かと思い、日を改めて、今度はビッキーとクロ丸を自宅に連れてきました。

クロ丸が怖がって隠れてしまうことが心配でしたが、意外とそういうことはなく、作戦は成功しました。
ビビ丸も今度は威嚇することはなく、逆に、仲間が増えて嬉しそうにしています。


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ちび丸も、一緒に走り回れる仲間ができて、嬉しそうです。

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というわけで、2匹が4匹になって、世話は大変になったのですが、それぞれの猫にとって良い状況になったのは、とても嬉しいことでした。

今後も、時々、猫たちの様子をご紹介できればと思っておりますので、拙ブログをよろしくお願いいたします。

最後に、4匹の猫たちのドタバタの様子を少し写真でご紹介させていただきます。

昼夜問わず、廊下を追いかけっこする毎日です。

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ビビ丸は走れませんが、見ているだけで楽しそうです。

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時々、鉢合わせして、ビックリしてます。

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大騒ぎです。

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なんだかよく分かりませんが、楽しそうです。

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天国の兄弟たちの分まで、4匹で、仲良く過ごして欲しいと願っております。

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長文ご覧いただき、ありがとうございました。

メリークリスマス。

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# by violino45 | 2021-12-24 15:31 | 猫ネタ | Comments(2)