庭の桜、満開になりました。


ベランダから見える一本桜、今年も満開となりました。

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20年前にクレモナに来た時に、ベランダから見える景色が気に入って、この部屋に決めたのでした。
毎春、満開の桜を眺めることができるのは、とても幸福なことだと思います。

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日本のソメイヨシノと違い、上へ上へと伸びる枝ぶりです。

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一つ一つの花も、大きくて元気があります。

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さて、この数年、桜の木が大きくなってきたな~と思いつつ、確証が持てずにいたのですが、あらためて2008年にブログでご紹介した時の写真を見て、あまりの違いに驚きました。

2008年の写真は、こちらです、桜の木が可愛いです。

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そして13年後の今年、同じアングルでの写真です。
少しずつ大きくなるので、気が付きませんでしたが、年月の重みを感じる変化です。

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この庭は、近くの修道院の庭(果樹園)なので、時々、シスターが歩いているのをお見かけします。

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隣の猫部屋のベランダから見ると、また違う景色となります。
今年も、初夏には、たくさんのサクランボが実ることと思います。

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話は変わりますが、私は、普段は自宅ではお酒を飲まず、来客があったり、日本に行った時は、少しだけ飲むこともあるのですが、この一年間、コロナの影響で、人と会うことが無くなり、まったく飲酒をしていないことに気が付きました。
そこで、せっかく桜が満開なので、少しだけ花見をしようということになり、奥さんが買ってきたビールがこちらです。
ブラックジョーク?^^、と思ったら、本人はまったく自覚がなかったそうで、、、1980年代のトレンディドラマ(死語)が懐かしくなって買ってきたそうです。
カットしたライムを入れて、ビンのままで飲むのが流行りましたね~。。

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# by violino45 | 2021-03-31 14:01 | 日記 | Comments(2)

アンティークな柱時計、動画でご紹介。

8年前、2013年の3月、パルマの骨董市で購入した柱時計です。

その時の、ブログの記事はこちらです。
https://violino45.exblog.jp/18140388/

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今のところ、調子よく動いておりますが、古いゼンマイ時計なので、いつ壊れてしまうかと心配になり、動画で記録に残しておこうと思いました。

2分半ほどの動画です、ご覧いただければ嬉しいです。



ご視聴ありがとうございました。
以下、写真でも少しご紹介させていただきます。

パルマの骨董市で見かけて、気に入って購入した理由のひとつが、月桂樹のデザインでした。
立体的に、丁寧に彫られています。

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振り子の部分も、同じ模様です。
チックタックと、穏やかな音が響きます。

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全体的なフォルムは、いわゆるダルマ時計と呼ばれるもので、大小4つの丸で構成されています。
アメリカのイングラハム社の「四つ丸」という柱時計が有名で、世界中で模倣されたようですが、これもその一つだと思います。

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そして、文字盤のローマ数字も、好きなデザインです。
短針のスペード模様(ハート模様?)も、お気に入りです。

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ゼンマイをフルに巻けば、2週間ぐらいは動きますが、ゼンマイに負担がかかるので、半分くらいの巻きで止めて、1週間ごとに巻いています。
左側の穴は、時報用のゼンマイを巻くためのものです。

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振り子の奥に、時報のゴングの、ウズマキが見えます。

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ネットで調べたのですが、どのメーカーなのか、いつごろ作られたのか、残念ながら分かりませんでした。
精工舎(現セイコー時計)が明治から昭和初期まで同じようなモデルを作っていたようで、現在でもアンティーク市場に出回っていますが、これと同じものは見たことがありません。

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いずれにしても、何十年もの間、時を刻み続けてきた時計が、今も元気に動いているのは、嬉しいことです。

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これからも、末長く、軽快に振り子の音を響かせて欲しいと願っています。

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ご覧いただき、ありがとうございました。

さて、、イタリア全土における変異ウィルスによる感染拡大の中、クレモナは明日(3月15日)より3週間、再びレッドゾーンに入ります。
全ての外出は禁止され、自己宣誓書を持たない場合、罰則もあります。
全ての学校は閉鎖となり、飲食業、小売業は休業となります。

気候の良い季節ですが、しばらく散歩もできない生活が続きそうです。
先が見えない状況の中ではありますが、この古い時計の振り子のように、ゆったりとした気持ちで過ごしていければと思っております。

ちび丸も、世間の出来事には関係なく、今日ものんびり寝ています。

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# by violino45 | 2021-03-14 16:08 | 動画 | Comments(2)

最近みつけた、近所の散歩コース

ロンバルディア州は、3月から再び規制レベルが引き上げになりました。
(イエローゾーン ➡ 強化オレンジゾーン)

一年前のような、罰金を伴う外出禁止令ではありませんが、、なかなか気軽に外出する雰囲気ではなくなってきました。

だからという訳ではないのですが、2月最後の日曜日の午後、近所に買い物に行ったついでに、少し散策してきました。
20年間クレモナに住んでいますが、自宅から歩いて15分の場所に、こんな風景があるとは知りませんでした。


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川沿いの小道、雰囲気があって歩きやすく、散歩には最適です。


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名も知らない小川ですが、市民の憩いの場になっています。

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何か泳いできた~、と思ったら、ヌートリア君でした。

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川辺の、環境の良い場所に、保育園がありました。

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サッカー場もあり、遠くにはクレモナ中心地の時計塔(トラッツォ)が見えます。

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良い散歩コースを見つけたので、気候が良くなったら、また来たいです。

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ご覧いただき、ありがとうございました。
最後に、春の訪れを感じる写真を、数枚ご覧ください。

木々は、芽吹き始めています。

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ふくらみかけた、蕾。

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咲き始めた、桜?桃?

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ちび丸も、ベランダで春の訪れを感じているようです。

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# by violino45 | 2021-03-06 14:30 | クレモナ散策 | Comments(2)

ヴァイオリン表板の、スクレーパー仕上げ、動画でご紹介。

先日、製作中のヴァイオリンの、裏板のアーチ作業をご紹介しましたが、今回は、表板のスクレーパー仕上げをご紹介いたします。

ヴァイオリン表板の、スクレーパー仕上げ、動画でご紹介。_d0047461_20240524.jpg


表板の木材(スプルース)は、裏板に比べて柔らかいのですが、木目(年輪)が強く走っているので、少しでも間違った方向に削ると、スクレーパーが木目に引っ掛かり、傷が付いたり、表面がデコボコしてしまいます。

このあたりのデリケートな作業を、動画でご覧いただければ幸いです。
また、この作業は削る音も繊細なので、BGMを使わず、作業音だけにしております。
途中、柱時計の時報の音なども入っております。

ぜひ、ご覧くださいませ。




ご視聴ありがとうございました。

では、少し、写真で解説させていただきます。
動画でもご説明しました通り、スクレーパーの使い方はデリケートで、スクレーパーの角度と、削る方向を加減しながら、少しずつ削ります。

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部屋を暗くして、作業灯の光を当てて、アーチの膨らみを影で確認しながら、また、指で触って、表面のデコボコを感じながら削っていきます。

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カンナ作業の途中でもエフを描きながら作業しましたが、スクレーパーの仕上げ段階でも、エフをデザインします。

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ヴァイオリン表板の、スクレーパー仕上げ、動画でご紹介。_d0047461_20225300.jpg


アーチの膨らみと、エフの曲線は、微妙に影響し合い、そのバランスで全体の造形が決まりますので、慎重に微調整しながら削っていきます。

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ここでも、削る方向を工夫して、木目からスクレーパーを上手く逃がすように削ります。

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修正が進むと、エフのデザインが消えてきますので、

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さらにデザインをやり直します。

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何度もこの作業を繰り返していくことで、エフとアーチが造形的に融合して、

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美しいアーチが完成します。

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ご覧いただき、ありがとうございました。


ちび丸は、元気に飛び回っております。

廊下の壁にジャンプして、「忍者走り」するのが好きなようです。

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オレンジ色の毛糸で作ったボールがお気に入りで、投げると追いかけて、機嫌が良い時は、咥えて戻ってきます。


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# by violino45 | 2021-02-28 15:40 | 製作記 | Comments(2)

クレモナの近況と、次回作ヴァイオリン。

昨年2月、クレモナで初めての感染者が出てから、1年が過ぎました。

2020年の3月と4月、イタリア全土で厳しいロックダウンとなり、クレモナもゴーストタウン化しましたが、5月には規制も緩み始め、このまま収束に向かうものと期待していました。(実際、夏場は死亡者も限りなくゼロに近づき、ほぼ、収まっていました)
ですが、秋口から冬にかけての急激な感染拡大を受けて(一日あたりの感染者が30000人、死亡者が600人を超える日が続き、PCR検査の陽性率は15%を超えました)、再びイタリア全土で都市封鎖が実行され、外出が禁止となり、州を超えての移動も規制されました。

2021年に入ってからは、少し収まってきましたが、イタリア全体の一日あたりの感染者数が1万人を下回ったのは数日で、平均すると13000人くらいで推移しています。(PCR陽性率は5%前後です)
一日あたりの死亡者数は、300人前後となっています。
この数字をどう捉えるかは、いろいろな見方があると思いますが、依然として都市封鎖が解除されない状況を見ると、やはり、大きい数字であるのは間違いないと思います。

この一年間で、イタリアでコロナが原因で亡くなられた方の総数は、約96000人で、世界でも6番目となっています。
クレモナ市と周辺地域の人口は、約70000人ですので、それ以上の人数がこの一年で亡くなったと思うと、やはり恐ろしいことだと実感します。

クレモナは現在、イエローゾーンになっていて、22時以降の夜間の外出は禁止、バールなども18時で閉店になるなど、不自由な点も多いですが、日中はマスクをしていれば自由に動けます。

今後、イタリア全土で規制が緩められるためには、やはり、感染者数も死者数も、二桁レベルで減少する必要があると思います。
事実、昨年の夏の間は、それくらいの数字でした。3月~4月のような厳しいロックダウン(製造業も含め、全ての経済活動を停止)をすれば、実現できるのは実証済みですが、経済的に難しい状況ですので、やはり、先日から接種が始まったワクチンの効果に期待するしかないところまで来てしまったのも事実かと思います。

現在、80歳以上を対象に、ワクチン接種の予約を受け付けていて、実際に接種も始まっていますが、その効果が検証され、対象年齢が下がってきて、自分の番がいつ来るのか、なかなか見通しが立たない状況ではあります。
いずれにしても、その時が来たら、どうするのか、考えておかなければならないですね。
現実的には、今と同じレベルで自己防衛していれば、ほぼ感染することはないのですが、近い将来、おそらく、海外渡航の条件にワクチン接種が入る可能性があるので、自分の判断だけでは行動できない状況になってくると思います。

久しぶりに、少し深刻なことを書いてしまいました。。

今年も、5月には大阪と池袋で展示会が予定されていますが、開催されたとしても、イタリアから帰国することが難しい状況は変わらない気がしますので、参加できるかどうかは微妙なところです。
イタリアと日本の状況を見ながら、判断していきたいと思っております。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、製作中のヴァイオリンの進捗を、ダイジェストになりますが、少しご紹介させていただきます。

今回は、ストラディバリの1705年モデルでの製作となります。

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ラザーリ師匠から受け継いで、15年以上、メインで製作しているモデルとなります。

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横板が無事に曲がると、一安心です。

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一気に飛びますが、ミニカンナでの表板のアーチ削りです。

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荒削りの段階から、エフ孔を描いて、アーチとの立体的なバランス、造形を見ながら削っていきます。


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裏板は、スクレーパー作業です。

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端正ながらも、少し変化のあるトラ杢の2枚板を使いました。

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アーチも無事に完成し、厚み出し作業に入ります。


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裏板のスクレーパー作業は、別の楽器になりますが、以前、動画でご紹介しました。
こちらでご覧いただけます。



ご覧いただき、ありがとうございました。

ちび丸は、生後7カ月を過ぎて、ますます元気です。

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# by violino45 | 2021-02-24 15:08 | 製作記 | Comments(4)