<   2019年 10月 ( 3 )   > この月の画像一覧

弦楽器フェアの展示楽器、最新作2台目

弦楽器フェア、11月1日(金)からの開催となりました。
皆様のご来場、お待ちしております。

会 期:11月1日(金)・2日(土)・3日(日・祝) 各日 10:00~18:00
会 場:科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料:1,000円(3日間有効・高校生以下無料)

宮地楽器さんのホームページにて、詳しくご紹介いただいております。
https://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/


さて、先日、最新作の1台目をご紹介しましたが、今日は2台目のヴァイオリンをご紹介させていただきます。

今回も、いつものように、ストラディバリ、1705年のモデルです。

d0047461_09175220.jpg



裏板は、ホワイトでもご紹介しましたが、トラ杢が交差した、複雑な模様の2枚板を使用しました。
モラッシー先生が、生前、好んで使われていたような、特徴のある裏板で、モラッシー先生から直接購入させていただいた木材でした。
ホワイトの状態は、こちらの記事でご覧いただけます。

d0047461_09180120.jpg


エフは、裏板の渋い雰囲気に見合うような、落ち着いた感じを目指しましたが、仕上がってみると、普段通りのアマティ風の雰囲気となりました。

d0047461_09184300.jpg


裏側のコーナー部分です。
アップにすると、木材の雰囲気がより伝わってくる感じです。

d0047461_09183349.jpg


ウズマキも、楽器全体の雰囲気に見合うように、少しワイルド感を目指しましたが、前回の楽器よりも少し落ち着いた感じになった気がします。

d0047461_09190282.jpg


正面からの造形です。

d0047461_09185194.jpg


斜めからの雰囲気が良くまとまると、楽器全体のシルエットが締まって見えてきます。

d0047461_09191559.jpg


この楽器も、弦楽器フェアではガラスケース内での展示となります。
前回の楽器と、ぜひ見比べてみてください。
ご来場をお待ちしております。

d0047461_09182394.jpg

d0047461_09181106.jpg



by violino45 | 2019-10-30 20:00 | 製作記 | Comments(4)

弦楽器フェアの展示楽器、最新作1台目

弦楽器フェア、今週末に迫ってまいりました。

会 期:11月1日(金)・2日(土)・3日(日・祝) 各日 10:00~18:00
会 場:科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料:1,000円(3日間有効・高校生以下無料)

詳しくはこちらの宮地楽器さんのホームページをご覧ください。
https://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/

弦楽器フェアでは、最新作のヴァイオリンも2台展示する予定ですが、今回は、1台目をご紹介させていただきます。
以前、ホワイトでご紹介した楽器です。

いつもの、1705年のストラディバリモデルです。

d0047461_08464110.jpg


裏板は、端正ながら躍動感も感じられるトラ杢の二枚板を使用しました。
ホワイトの状態の記事は、こちらです。
https://violino45.exblog.jp/27748357/

d0047461_08465383.jpg


エフは、いつもどおりのアマティ的な雰囲気ですが、裏板の雰囲気に合わせて、少し若々しい?感じを意識してみました。
ほとんど、いつもと変わりはないですが、、

d0047461_08471958.jpg


反対側から見ると、こんな感じです。
ストラディバリの、コーナー部分の造形の特徴が出ているでしょうか?

d0047461_08473809.jpg


ウズマキは、ストラド黄金期スタイルには変わりないのですが、少し楕円の成分を多めにして、躍動感を出してみました。

d0047461_08481581.jpg

正面からは、こんな感じです。

d0047461_08480467.jpg


斜めから見ると、また雰囲気が違って見えます。
ウズマキの造形は、立体的で美しい分、難しさも立体的となります。。

d0047461_08475196.jpg


弦楽器フェアでは、ガラスケース内で展示させていただく予定です。
ご来場お待ちしております。

d0047461_08470960.jpg

d0047461_08470107.jpg


さて、夏にご紹介していたハイビスカス、花が一つだけ咲いたと喜んでおりましたが、その後、SNSで教えていただいて、肥料を大量に与えなければいけなかったようで、アドバイスどおりにしたら、数日ごとに咲き続け、10月に入っても咲いております。
合計、20個近く咲きました。

d0047461_09084169.jpg


上手く育てれば、越冬もできるようなのですね。
来年も咲いてくれるかな?

d0047461_09085634.jpg


by violino45 | 2019-10-27 09:10 | 製作記 | Comments(2)

弦楽器フェアのご紹介と、ホワイトヴァイオリン

今年も弦楽器フェアに参加させていただきます。
宮地楽器さんのブースにて、高橋明さん、天野年員さん、百瀬弘明さん、西村翔太郎さんとともにお待ちしております。

d0047461_14361279.jpg

会 期:11月1日(金)・2日(土)・3日(日・祝) 各日 10:00~18:00
会 場:科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料:1,000円(3日間有効・高校生以下無料)

宮地楽器さんのホームページにて、詳しくご紹介いただいております。
https://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/


さて、先日も、弦楽器フェアに展示予定のヴァイオリンをホワイトでご紹介いたしましたが、もう一台、最新作のヴァイオリンを展示する予定です。
現在、ニスを塗っているところですが、ホワイトの状態でご紹介させていただきます。

いつもの、A・ストラディバリ、1705年のモデルです。

d0047461_14275302.jpg



裏板は二枚板、製作途中の記事でも触れましたが、かなり模様に変化のあるトラ杢の二枚板です。

d0047461_14280440.jpg

トラ杢の、明るい部分と暗い部分が、ところどころで入れ替わる、いわゆる、交差杢と呼ばれる模様です。

d0047461_14283194.jpg

この裏板は、私がクレモナに来てしばらくした時に、モラッシー先生のお店で気に入って購入したもので、15年以上、手元で保管しておりました。

d0047461_14282373.jpg


コーナー部分の仕上げです。
以前もご説明しましたが、パーフリングの先端の向きによって、楽器の印象が違ってきますし、古典的なストラディバリのスタイルの表現にもなりますので、気を遣うところです。

d0047461_14284066.jpg

d0047461_14284965.jpg


エフも、コーナー部分とのバランスや、アーチとの関係性によって、美観的にも音響的にも、単独では定義できない存在です。

d0047461_14290140.jpg

d0047461_14292152.jpg

d0047461_14291124.jpg


ウズマキは、一周目と二周目、そして目玉のバランスで大きく印象が異なります。
それぞれの曲線を変化させると、他の曲線も違って見えてきますし、バランスも違ってきますので、最終イメージを明確に持っていないと、いつまでも終わらない、無限ループに陥ります。

d0047461_14293916.jpg

d0047461_14294943.jpg

d0047461_14293090.jpg

360度、どの角度から見ても造形が破綻しないように仕上げたいのですが、、なかなか難しいです。

d0047461_14295956.jpg

d0047461_14301873.jpg

ヴァイオリン天使も応援に来てくれました。
今回の仕上がりはどうでしょうか?

d0047461_14303016.jpg

by violino45 | 2019-10-12 15:00 | 製作記 | Comments(2)