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57、そして動かないミケにゃん動画、第二弾

おかげさまで、今年も無事に誕生日を迎えることができました。
お世話になっております皆様に、あらためて感謝申し上げます。

今年は2月にモラッシー氏が逝去され、健康の大切さをあらためて感じることとなりました。
私自身、おかげさまで、今のところ大きな問題もなく製作を続けられていることは、やはりとても幸福かつ幸運なことであると思っております。

とはいえ、年々、体力、視力などの低下は実感しておりまして、自分に残された時間というものも、少しずつ意識してきたのも正直なところです。

ですが、今のところ、気力と、先日のコラムにも書きましたが、製作に対する情熱はむしろ向上しておりますので、これからも、より良い楽器を目指して歩んでいきたいと思っております。

今年も、ミケにゃんとの写真でご挨拶させていただきます。
私よりもずっと登場回数の多いミケにゃんともども、今後ともよろしくお願いいたします。
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さて、そのミケにゃんの、動かない動画の第二弾をお届けいたします。
当然、動いている瞬間もあるのですが、、撮影のタイミングが難しいので、どうしてもこうなってしまうのです。。
後半、少し動いておりますので、じっくりとご覧下さいませ。。



日本では各地で自然災害の被害が出ていると伺っております。
謹んでお見舞い申し上げます。
引き続き、お気をつけてお過ごしください。


by violino45 | 2018-07-12 07:09 | 日記 | Comments(4)

コラムのお知らせと、アーチの作業

7月ですね、日本もイタリアも夏本番となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、私が所属する「関西弦楽器製作者協会」では、会員によるコラムを連載しております。
今回、寄稿させていただきましたので、ご紹介させていただきます。
http://www.kansai-violinmakers.jp/column/2570/

駄文失礼いたしました。

コラムにも書きましたとおり、無我夢中で美しい楽器を目指してクレモナに来て17年、このブログも13年目となりました。
毎回、製作する楽器と真剣に向き合い、より良い楽器を目指して仕上げておりますが、まだまだ楽器製作の世界は奥が深く、一生をかけて勉強をしていくものだと実感しております。

今回ご紹介するアーチ削りも、13年前の記事を読み返しても、ほとんど変わらないことを書いていますし、写真も、あまり変わっていない気がします。
それでも、完成する楽器は少しずつ、カタツムリのような歩みで進化していることを信じつつ、一台一台の楽器を製作していきたいと思っております。

というわけで、ミニカンナによるアーチの削りです。
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構造的には、もちろん外側から削っていく作業になりますが、感覚的には、丸ノミでの荒削りで作った骨格に対して、肉付けしていくような感じです。
このミニカンナ、クレモナに来てすぐに手に入れたものですが、手に馴染んでおります。
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スクレーパーでの作業は、肉付けした筋肉に、皮膚を貼り付けていくような感じでしょうか。
ですが、表面を滑らかに仕上げることが目的ではなくて、内面からの張り出しを生き生きと感じるような、自然な膨らみを目指していきます。
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さて、ベランダ菜園のイチゴの鉢植えに、小さな実が付きました。
とても酸っぱくて、デザートという感じではないですが、でも、生命力が凝縮されている感じで、一粒で元気になれます。
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ミケにゃんも、夏の訪れを全身で感じながら、のんびりしています。。
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by violino45 | 2018-07-05 16:17 | 製作記 | Comments(4)