<   2017年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

最新作ヴァイオリン、動画でご紹介 (別の楽器もあります)

5月7日の宮地楽器さんでのイベント、たくさんの御予約をいただき、まことにありがとうございます。
10時30分からの部はまだお席に余裕がございますので、ぜひこの機会にお目にかかれれば嬉しいです。
こちらの宮地楽器さんの電話番号(042-385-5585)で、ご予約を受け付けております。

さて、その5月7日のイベントにてお披露目させていただく予定の最新作ヴァイオリンですが、先日、輪野光星さんに録音していただきましたので、動画と写真にてご紹介させていただきます。

もう1台、輪野さんが関わった楽器もご紹介していますので、最後までぜひご覧下さい。


輪野さん、いつも素敵な演奏をありがとうございます。
d0047461_14395062.jpg

完成したばかりの楽器の録音は、緊張感も漂いますが、、、楽しく収録しております。
d0047461_14400651.jpg

今回、楽器の音をリアルに録音するための試みとして、新しいマイクを導入して、より楽器に近い位置で収録しました。
マイクはオーストリアのAKG社、C414B XLS というモデルで、私が放送局勤務時代に、楽器録音用に頻繁に使用していたマイクです。
これからも、ヴァイオリンの音を記録するための、より良い方法を模索していきたいと思っております。
d0047461_14415008.jpg

では、輪野さんの演奏です、2曲続けてお聴きください。
1曲目は、パラディスのシチリアーノ、2曲目はバッハのパルティータ2番の、いずれも冒頭部分です。



生まれたばかりのヴァイオリンの音色、お楽しみいただけましたでしょうか?
この楽器は、5月7日のイベントでも演奏される予定です。
ぜひ、生の音も聴いていただければ嬉しいです。

では、楽器の写真をご紹介します。

ストラディヴァリ、1705年モデルです。
d0047461_15123845.jpg

d0047461_15142463.jpg

エフです、アマティ的な丸みを帯びたスタイルで製作しております。
d0047461_15145927.jpg

裏板の、コーナー部分です。
d0047461_15155522.jpg

ウズマキは、今回の楽器から、別のモデルを使用しております。
黄金期のストラドモデルであることには変わりないのですが、少しだけ小ぶりで、繊細なタイプになっています。
d0047461_15163277.jpg

d0047461_15161305.jpg

d0047461_15165005.jpg

d0047461_15140186.jpg

d0047461_15144337.jpg

5月7日の宮地楽器さんのイベントでは、この最新作の他に、いつも展示会でおなじみになっているヴァイオリン2台、ビオラ、そして1台だけ製作したチェロを使用しての演奏会を予定しております。
楽器とともに、皆様の御来場をお待ちしております。


さて、この楽器を収録した日、もう1台のヴァイオリンの動画も撮影しました。

輪野さんが、製作家仲間の2人と共同で製作した楽器です。
数年前、お互いの技術交換と音響研究を兼ねて共同製作されたそうで、しばらくホワイトで乾燥した後、今年、輪野さんがニス塗りをして完成したばかりのヴァイオリンです。
こちらの、輪野さんのHPにて、楽器の写真と、それぞれの製作者のプロフィールをご覧いただけます。
http://artviolins.net/violin-2017-collaboration-wano-momose-nose/

左から、輪野光星さん、野瀬典子さん、百瀬裕明さんです。
d0047461_14405537.jpg
では、演奏をお聴きくださいませ。
曲目は同じく、パラディスのシチリアーノ、バッハのパルティータ2番の、2曲です。



ご覧いただき、ありがとうございました。
若い製作者同士で切磋琢磨して、技術を磨いていくことは、すばらしいことですね。
優秀な製作者が育っていくことは、私達にとって脅威でもあるのですが、、とても嬉しいことです。
でも、まだまだ負けられませんので、、、^^、私も頑張って精進を続けて行きたいです。

録音の後、根本君、吉田さんも合流して、製作者同士の集まりとなりました。
楽器を手に、意見交換する姿はいつも真剣です。
d0047461_14403951.jpg

そして、お互いの楽器の音を聴き比べる、試奏会となります。
それぞれに、いろいろな思いを心に持ちながら、、悲喜こもごもの時間ですが、でも、確実に将来に向けての糧になる機会だと思いますので、これからも時々、こういう時間を持ちたいと思っています。
d0047461_14402552.jpg

左から、吉田朗子さん、根本和音さん、輪野光星さん、私、百瀬裕明さん、野瀬典子さんです。
あれ、なぜか明さんが居ない~?
この日は都合が合わなくて、、残念でした。。
d0047461_14411451.jpg


ミケにゃん、、私が帰国準備を始めると、必ずこうなります。。
d0047461_16441790.jpg


by violino45 | 2017-04-28 05:08 | 製作記 | Comments(2)

もう1台のヴァイオリン、ホワイトでのご紹介

5月7日開催のイベント、たくさんの御予約をいただき、まことにありがとうございます。
10時30分からの部はまだお席に余裕がございますので、ぜひこの機会にお目にかかれれば嬉しいです。
こちらの宮地楽器さんの電話番号(042-385-5585)で、ご予約を受け付けております。
各イベントの詳細は、こちらです。
http://strings.miyajimusic.jp/sale/event.php

さて、もう1台製作中だったヴァイオリンですが、ホワイトで完成しておりまして、遅くなりましたが、ご紹介させていただきます。
この楽器は、5月20日、21日に池袋で開催されます、「ヴァイオリン製作研究会 春の展示会」にて展示させていただきます。
両日とも、展示楽器を使用した試奏会がありますが、このヴァイオリンは日曜日の13時からの部で演奏いただく予定です。

いつもの、ストラディバリモデルで製作しました。
d0047461_04462898.jpg

d0047461_04470015.jpg
裏板は、少し変化のあるトラ杢の1枚板を使いました。
d0047461_04491655.jpg
エフは、いつもどおり、少しアマティの影響を受けた時代のストラディヴァリ・スタイルです。
d0047461_04505205.jpg
d0047461_04515015.jpg
コーナー部分の仕上げです。柔らかさと精密さの両立を常に考えて、仕上げていきます。
d0047461_04531634.jpg
d0047461_04533777.jpg
d0047461_04541792.jpg
ウズマキは、一つ前のヴァイオリンと同じく、今までとは少し違うイメージのストラディバリのモデルで製作しました。
d0047461_04560440.jpg
モデルは変わっても、いずれにしても黄金期のストラディバリを目指していますので、大きくイメージは変わっていないと思います。
d0047461_04562915.jpg
後頭部の彫り込みです。
d0047461_04584197.jpg
ウズマキも、シャープさと柔らかい雰囲気のバランスが難しいところです。
d0047461_04594967.jpg
ここのところ、クレモナも少し寒が戻って、ミケにゃんも体温調節が難しそうです。
皆様も、季節の変わり目、お体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。
d0047461_05012960.jpg


by violino45 | 2017-04-25 05:07 | 製作記 | Comments(2)

41センチビオラのご紹介

5月7日開催の宮地楽器さんでのイベントには、たくさんの電話予約をいただき、まことにありがとうございます。
午前と午後の2回公演となりましたが、特に10時30分からの部はまだお席に余裕がございますので、ぜひこの機会に演奏会にてお目にかかれれば嬉しいです。
こちらの宮地楽器さんの電話番号(042-385-5585)で、ご予約を受け付けております。
イベントについてのご紹介は、前回の記事をご参照くださいませ。
http://violino45.exblog.jp/24046760/

さて、以前、ホワイトにてご紹介いたしました、41センチのビオラが完成しましたので、写真と動画にてご紹介いたします。
いつも使っている、ストラディヴァリモデルで製作しました。

d0047461_05040690.jpg
裏板は、少し細かいトラ杢のカエデを使いました。
d0047461_05054448.jpg
エフは、基本的にはヴァイオリンと同じく、アマティの影響を受けた時期のストラディヴァリをモデルとしています。
d0047461_05134536.jpg
裏板の、コーナー部分です。
d0047461_05144727.jpg
ウズマキは、いつものヴァイオリンのウズマキとはモデルが違いますので、少し雰囲気が異なって見えますが、ストラディバリのスタイルで製作しております。
d0047461_05163638.jpg
正面からです。
d0047461_05171776.jpg
斜めからのウズマキです。
d0047461_05175824.jpg
この楽器は、すでにお客様の手元にお届けしまして、大変喜んでいただけましたので、ホッとしているところです。
末永く、お客様とともに、良い音楽を奏でていって欲しいと、製作者として願っております。
d0047461_05211365.jpg
d0047461_05213655.jpg
さて、動画ですが、、、以前もそうでしたが、クレモナではビオラの試奏をお願いすることがなかなか難しいので、今回は、また自分自身で弾いてみました。

ただ、練習不足な上に、タイミング悪く風邪をひいてしまい、倒れそうな体調の中での録音で、普段に増して音程もボーイングも不安定な状況で、お聞かせするようなものではないのですが、、、生まれたばかりのビオラの産声、音の記録としてアップしましたので、その点をご了承いただき、「勇者」を自負する方のみ、聴いていただければ幸いです。

内容は、前半が音階、後半がカイザーの一番を弾いております。
途中、指が痙攣しているように見えますが、本人的には、いわゆる、「ビブラート」というものをかけているつもりのようです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
現在製作中のヴァイオリンは、輪野さんに弾いていただき、動画をご紹介する予定ですので、お楽しみにです。


by violino45 | 2017-04-15 05:50 | 製作記 | Comments(2)

5月、二つのイベント参加のお知らせです。

桜の季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
私事ですが、5月に日本で二つのイベントに参加させていただきます。

一つ目は、ゴールデンウィーク最終日の5月7日(日)に、宮地楽器さんにて私の楽器を使った演奏会が開催されます。
実は今年は、宮地楽器さんの創業100周年の年で、いろいろなイベントが企画されておりますが、その一つとして、GW期間中に、弦楽器フェアと題しての記念セールが行われます。
d0047461_16431585.jpg

セールのページは、こちらです。
http://strings.miyajimusic.jp/sale/

そして、弦楽器フェア開催中に、クレモナで活動中の製作者3名が参加してのイベントがそれぞれ行われます。
①4月29日(土)14:00~  西村翔太郎の 『チェロの歴史を紐解く』コンサート
②5月5日(金・祝)14:00~ 高橋明の  『ヴァイオリンたんけんたい』
③5月7日(日)10:30~、14:00~(2回公演) 菊田浩の 『クレモナからの響き』

入場料500円 宮地楽器小金井店にてご予約受付中。
お電話(042-385-5585)でご予約下さい。


イベント全体の詳しい内容、各製作家のプロフィールは以下のページをご覧下さいませ。
http://strings.miyajimusic.jp/sale/event.php

5月7日の、私のイベントにつきまして、少し説明させていただきます。

今回の演奏会では、私の最新作のヴァイオリンと、以前から展示会でおなじみのヴァイオリンとビオラ、そして、2014年にニス塗りをして完成させたチェロを使っての、カルテットを主体としたリサイタルとなります。
もちろん、それぞれの楽器を使ったソロやデュオの演奏もお楽しみいただく予定です。

演奏いただくのは、
菅野 志帆さん(Vn)、松永 真理子さん(Vn)、宮下 恵久子さん(Va)、永瀬 惟さん(Vc) です。

私のチェロを使ってのカルテットは、愛媛県松山市でのコンサートではすでに実現していただきましたが、東京では初のお披露目となります。
この機会にぜひご来場いただき、私と御一緒に、その緊張感とドキドキ・ワクワク感を楽しんでいただければ嬉しいです。

会場にてお目にかかれます事を、楽しみにしております。


もう一つのイベントは、5月20日(土)~21日(日)に、池袋で開催されます、日本ヴァイオリン製作研究会、春の展示会です。
この展示会は、昨年に引き続き、2年連続での参加となります。

日時:2017年5月20日(土)と21日(日) 両日とも10時~16時30分
場所:Academy Hall (アカデミーホール)
住所:東京都豊島区東池袋1-30-6 セイコーサンシャインビル B1
☆入場は無料です☆

この展示会では、チェロは展示いたしませんが、宮地楽器さんのイベントでも使用したヴァイオリンとビオラ、そして、もう1台、別の新作ヴァイオリンを展示させていただく予定です。

実際に楽器を手にとって、お気軽に御試奏いただけますので、ぜひ、この機会に楽器をお試しいただければ嬉しいです。
会場にて、お目にかかれますのを楽しみにしております。


さて、毎年ご紹介しております、ベランダから見える桜、今年も、満開となりました。
d0047461_17274795.jpg

桜も元気でなによりですし、それを見守る私達のほうも、今年もその姿を見ることができて、無事に1年を過ごせたということが実感できる、嬉しい時期です。
d0047461_17292162.jpg

それにしても、上へ上へと伸びる枝振りが、勢いがありますね。
d0047461_1730283.jpg

日本のソメイヨシノの風情とは少し違う感じですが、これはこれで、春の息吹を強く感じる桜の姿です。
d0047461_1732163.jpg

by violino45 | 2017-04-02 17:39 | お知らせ | Comments(5)