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もう1台のヴァオリン、製作中です。

なかなか製作記を更新できませんが、現在製作中のヴァイオリンがもう1台ありますので、ダイジェストになってしまいますが、写真にてご紹介いたします。

いつものように、ブロック材に横板を貼り付ける作業から始まります。
センター部分の横板、曲げる前は真っ直ぐです。。。
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ベンディング・アイロンで曲げて、クランプでニカワ付けします。
この方法も、製作者によって様々なノウハウがありますが、私はこのやり方に慣れてしまいました。
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6箇所の横板が貼り付いて、ヴァイオリンの形になりました。
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裏板にカンナをかけて、平面出しをします。
この時点で、木材の硬さ、削った感触などを確認して、どのような楽器に仕上げていくかをイメージしていきます。
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横板の形を裏板に写し取って、ヴァイオリンの形に切り取ります。
裏板の場合、ボタン部分を残しておく必要があるのですが、、初心者のうちは、これを忘れて切り取ってしまうこともあるので、要注意です。。
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切り抜いた裏板を、大きく荒削りする作業です。
丸ノミで、ひたすら削っていきますが、この時点で、最終アーチの膨らみ具合を意識して削ることが大切です。
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パーフリングを入れた後、再び丸ノミで荒削りしますが、仕上がり面まで1ミリ近くになるくらいまで削りますので、荒削りとは言え繊細な作業です。
以前の楽器ですが、動画でご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=RfLiu2OTFQQ&feature=youtu.be
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そして、ミニカンナによる、アーチの整形に入ります。
木材の特性を見極めながら、どのような膨らみにすれば良い音で鳴るのか、正直、悩みながら削っていく作業です。
以前の楽器の動画は、こちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=wycw5YdeU1Q&feature=youtu.be
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最後に、スクレーパーで仕上げます。
楽器としての美しさと、音の良さを目指して、納得がいくまで仕上げていきます。
以前の動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=TTZFfiEjzAs
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裏板が仕上がりました。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
なかなか余裕が無く、次回はまたもしかしてホワイトヴァイオリンになってしまうかもですが、ご紹介していきたいと思っております。

もう春も間近で、ミケにゃんも伸び始めました。
気持ちよさそうに寝てますが、痛くないのでしょうか。。
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by violino45 | 2017-03-20 03:31 | 製作記 | Comments(2)

春に向けての、ホワイトヴァイオリン

先日、製作途中をご紹介しましたヴァイオリン、ホワイトで仕上がりましたので、ご紹介いたします。

このヴァイオリンは、5月のGW、宮地楽器さんで開催予定のイベントでお披露目する予定です。
現在発売中のサラサーテ誌内の広告でも、イベントの内容をご覧いただけますが、詳細は、後日、詳しくご紹介させていただきます。

定番となりました、ストラディヴァリ1705年のモデルで製作しました。
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ストレートなトラ杢の裏板ですが、少しだけ変化があります。
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少しアマティ的な、柔らかさを持ったエフをいつも目指しています。
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コーナー部分の仕上げも、シャープさとともに、柔らかさ、温かみを感じる仕上がりを心がけています。
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ウズマキは、今回の楽器から、少し違うモデルを試しています。
ストラディヴァリ・モデルには変わりはないのですが、少しだけ、繊細さを表現しやすいモデルにしてみました。
でも、モデルが変わっても、製作している間に、自分のスタイルになっていきますので、最終的な仕上がりの印象は、ほとんど変わらないのかもしれませんです。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
この季節、暖かかったり、寒かったり、気温の変化が激しいですので、皆様、体調にはお気をつけてお過ごしください。
ミケにゃんも、まだ固い、桜のつぼみのように眠っております。
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by violino45 | 2017-03-10 14:26 | 製作記 | Comments(4)