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アマティモデル完成、と、松山での演奏会(5月11日)

前回の記事でご紹介しましたように、5月には日本でいろいろなイベントに参加させていただきます。
皆様にお目にかかれますのを楽しみにしています。

また、今回は帰国前の余裕が無く、知り合いの皆様に個人的にお知らせできない状況になっておりまして、この場を借りて、お詫び申し上げます。

さて、以前、アマティモデルをホワイトでご紹介いたしましたが、ヴァイオリンとして完成しましたので、写真にてご紹介いたします。
今回、残念ながら、録音はできませんでした。ごめんなさい。

追記:松山のリサイタルにてこの楽器を演奏いただきましたので、記事の最後に動画でご紹介しました。
併せてご覧下さいませ。


全体に、丸いボディです、ストラドとの雰囲気の違いを感じていただければ幸いです。
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やはり、細かいトラ杢がアマティには合いますね。
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エフは、ストラディバリに比べて横に広がっていて、目玉の付近が柔らかく感じられます。
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Cの部分は、ストラドは直線的な動線を感じますが、アマティは、常にゆるやかに曲線を感じます。
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ウズマキは、以前も書きましたが、ひとつ間違うと小さいストラドになってしまうので、今回も悩みましたが、少しはアマティらしさが出せたかなと思っております。
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今回、残念ながら、このアマティモデルは大阪の展示会ではご覧いただくことはできません。
写真にて、少しだけ雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
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松山での演奏会にて、アマティモデルを使って小品を演奏いただきました。
クライスラーの、美しきロスマリン、そして、ウィーン風奇想曲です。
演奏は、西村壮さん、ピアノ伴奏は西村真也さんです。








さて、タイトルに書きました松山での演奏会なのですが、、、、
昨年11月に松山市郊外にあります「高畠華宵大正ロマン館」にて、私の楽器を使用したリサイタルが開催されましたが、今回の帰国中にも、同様の演奏会を開催いただくことになりました。

5月11日(日) 14時開演です。
会場: 高畠華宵大正ロマン館  愛媛県東温市下林丙654-1
チケット代金は、2000円です。

松山市内から、さらに15キロ程度離れた場所で、交通の便は良いとは言えない会場なのですが、もし、ご興味がございましたら、ぜひ主催者さんにお問い合わせいただければ幸いです。

お問い合わせ先: 高 畠 華 宵 大 正 ロ マ ン 館
 ■TEL 089-964-7077 
 ■FAX 089-964-7222 
 メールアドレス: museum@kasho.org

このリサイタルでは、今回ご紹介しましたアマティモデルを少しだけ演奏していただく予定になっております。
高畠華宵大正ロマン館の公式ページは、こちらです。
http://www.kasho.org/bijutsukan.html

by violino45 | 2014-04-24 01:04 | お知らせ | Comments(10)

大阪の展示会と、「ラ・フォル・ジュルネ」に参加します

お知らせが遅くなってしまいましたが、5月の帰国の日程が決まりましたので、ご紹介いたします。

タイトルに書きましたように、今年は、池袋の展示回はお休みして、大阪の展示会に二年ぶりに参加いたします。

関西弦楽器製作者協会 第6回展示会

5月4日(日) 12:00 -18:00
   5日(月) 10:00 -18:00
会場:大阪市中央公会堂 3階 特別室 (入場無料)


詳細は、こちらの公式サイトにてご覧いただけます。
http://www.kansai-violinmakers.jp/topics/6th_exhibition.html

今年のメインテーマは、「ビオラ」とのことで、ビオラをメインに展示されますが、もちろん、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスも、例年通り展示されます。

私は、販売品ではありませんが、2012年にトリエンナーレ・コンクールにてファイナリスト、5位入賞しましたビオラを展示させていただく予定です。
 
併せて、昨年のスロバキアでのコンクールで3位になりましたヴァイオリンも展示いたします。

この機会にぜひ御試奏いただき、貴重なご意見をお聞かせいただければ幸いです。
会場にてお目にかかれますことを、楽しみにしております。

さて、タイトルに書きました、「ラ・フォル・ジュルネ」ですが、ご存知でしょうか?
もともとは、フランス発祥の音楽祭なのですが、2005年に日本でも始まり、今ではゴールデンウィークに欠かせないイベントになっているようですね。
日本版の正式名称は、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014」です。
開催日は、5月3日~5日、会場は東京国際フォーラムです。

会場では、3日間、様々なコンサートや音楽イベントが開かれますが、イベントの一つに、「講演会」というものがあります。
その「講演会」に、なんと、私が参加することになりました。。

でも、私1人で1時間も話をするのは無理なので、いつもお世話になっている宮地楽器の山本さんと一緒に、ヴァイオリン製作をご紹介することになりました。

ちょうど1年前に、宮地楽器さんにて、楽器製作を実演と動画でご紹介するイベントを開きましたが、今回は実演は無しで、動画での紹介をメインにした内容になります。

そして、私のヴァイオリンの音の紹介として、ヴァイオリニストで宮地楽器の講師でもある、三ツ木摩理さんに演奏していただくコーナーもあります。

トータルで1時間という短い時間ですが、ヴァイオリン製作の世界を分かりやすくご紹介できればと思っておりますので、お時間がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。

【日時】2014年5月3日(土・祝)13:30~14:30
【会場】東京国際フォーラム内 ホールD1(ツヴァイク)

入場は無料ですが、、整理券が必要です。
以下、ご注意くださいませ。

※音楽祭期間中の「有料公演」のチケットまたは半券が必要となります。
※整理券は、講演90分前に会場にて配布します。


↑ご注意くださいませ、、、。
整理券は、例年、すぐに無くなってしまうそうなので、お早めに確保いただければ幸いです。

さて、ラ・フォル・ジュルネの期間中、宮地楽器さんが国際フォーラム内にてブース展示をします。
私は、翌日から大阪の展示会なので参加できないのですが、こちらにもぜひお立ち寄りください。
こちらの、宮地楽器さんの公式ブログにて、詳しくご紹介されています。
http://www.miyajimusic.com/blog/sr_strings/archives/8325

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014の公式ページはこちらです。
「関連プログラム」の中の「サービスプログラム」の中に、講演会の説明があります。
http://www.lfj.jp/lfj_2014/

大阪、もしくは東京にてお目にかかれますのを楽しみにしております。

写真が無いのは寂しいので、最後に、ミケにゃんを。
うちの奥さんのお気に入りのブラウスの上で、丸くなっております。
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by violino45 | 2014-04-17 07:52 | お知らせ | Comments(8)

アマティモデル、ホワイトヴァイオリン

前回の、満開だった桜から10日過ぎまして、見事な葉桜に変身しました。
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夏に向けて、鮮やかな新緑の季節が到来ですね。
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さて、タイトルに書きましたように、以前、製作記にてご紹介していましたアマティモデルの、ホワイトヴァイオリンをご紹介します。
全体的に、ストラドとは違い、細見で、丸みを帯びているシルエットです。
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エフは、少しずんぐりして、丸く、横に広い感じです。
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裏板のトラ杢は、やはり細いほうがアマティには似合う感じです。
(実際のアマティには、広いトラ杢の楽器も多いですが。)
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コーナー部分の仕上げは、ストラドのダイナミックさに対して、繊細さ、柔らかさを目指します。
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ウズマキは、やはり小さくて華奢な感じですが、気が付くと、「小さなストラド」の方向性になってしまうので、要注意です。
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アマティらしいウズマキを作るのは、製作家にとっての大きなハードルだと感じています。
私は、まだまだだと思います。
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楽器が完成しましたら、またご紹介しますね。

気温が20度になる日も多くなってきて、冬毛のミケにゃんは、ダレ気味です。
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by violino45 | 2014-04-10 05:54 | 製作記 | Comments(8)