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松山でのイベントのご報告

弦楽器フェアから二週間後、今年も松山にて私の楽器を使用したリサイタルを開催いただきましたので、ご報告させていただきます。

昨年は、松山市内にて、私のヴァイオリンとヴィオラを計6台使用したイベントでしたが、今年は、市内から少し離れた場所にある、「高畠華宵大正ロマン館」にての開催になりました。

高畠華宵(たかばたけ かしょう)は、大正から昭和の時代にかけて活躍された画家で、主に美人画や小説の挿絵の第一人者として、そのモダンな作風とともに、後世にその名を残しています。
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大正ロマン館では、高畠華宵の作品を中心に、大正モダニズム時代に活躍した作家の作品を多数展示しています。
公式HPは、こちらです。
http://www.kasho.org/bijutsukan.html

さて、今回のリサイタルは、私のヴァイオリンを二台と、ヴィオラ一台、そしてピアノでのアンサンブルという形式になりました。
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ヴァイオリニストは、原瀬万梨子さん、瀬戸フィルハーモニー交響楽団での活動を中心に、地元松山で活躍されています。
演奏していただいた楽器は、先日スロヴァキアの製作コンクールにて3位を受賞したヴァイオリンです。
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そして、西村壮さん、私の2009年製のヴァイオリンを使用していただいています。
また、ヴィオラへの持ち替えでは、昨年のトリエンナーレコンクールにてファイナリスト、5位に入賞したヴィオラを演奏していただきました。
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ピアノの伴奏は、松山モーツァルト会の会長で、今回の演奏会の主催者でもある西村真也さんです。
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今回も、松山モーツァルト会の会員様を中心に、たくさんのお客様にご来場いただきました。
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この「大正ロマン館」ですが、もともとは美術館として建築されたものですが、その音響の良さを、西村さんが再発見されたことで、コンサートホールとしての運用もされることとなりました。
響きの良さの理由の一つとして、ドーム状の天井があります。
その高く伸びた空間で、教会のような響きを感じることができました。
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私自身、録音エンジニアだった頃は、都内をはじめ、日本各地、そしてヨーロッパのコンサートホールを聴く機会がありましたが、このホールは、クラシック専用のホールと同等の響きで音楽を楽しめる、貴重な場であると感じました。

原瀬さん、そして西村さんの演奏はとてもすばらしく、ひとつひとつの音が生まれて、そして豊かな響きとともに空高く消えていくような、天国に居るような感覚にもなりましたが、会場の皆様も同じ気持ちだったことと想像しています。

私の楽器も、美しい音楽を存分に歌うことができて、喜んでいたことと思います。
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心地よい余韻とともに、リサイタルは無事に終わりました。
左端が、大正ロマン館の館長、高畠澄江さんです。
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高畠館長はじめ、関係者の皆様、そして多数ご来場いただきましたお客様のおかげで、今回もとても素晴らしい体験をさせていただくことができました。
厚く感謝申し上げます。

この貴重な経験を胸に、今後もさらに良い楽器を製作していけるように、精進していきたいと思っております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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by violino45 | 2013-11-22 20:29 | 日記 | Comments(6)

弦楽器フェア、ありがとうございました。

遅くなってしまいましたが、弦楽器フェアには今年もたくさんのお客様にご来場いただき、まことにありがとうございました。

今回も、たくさんの出会い、そして再会があり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

また、楽器に対する貴重なご意見も多数いただき、ありがとうございました。
今後も、さらに良い楽器を製作できますよう、精進していきたいと思っております。

昨年まで、宮地楽器さんブースでは、天野さん、高橋さんとともに、3人の楽器を中心としてご紹介していましたが、今年は新しい試みとして、普段から宮地楽器さんで推薦されている日本人製作家を含めて、7人での展示となりました。
後列左から、高橋尚也氏、西村翔太郎氏、百瀬裕明氏、鈴木郁子(あやこ)氏です。
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以下、ギャラリー的に、ブースでの風景をご紹介します。
初めて参加のメンバーさんたち、緊張の面持ちで、楽器の点検です。
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もちろん、私も、楽器の最終調整をして、フェアに臨みます。
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山本さんや高橋明さんも、楽器のチェックに余念がありません。
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今年も、ブースでの試奏担当はヴァイオリニストの佐々木梨花さんです。
音のチェック、みなさん真剣です。
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3日間を通じて、たくさんのお客様にお越しいただきました。
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楽器を通じて、お客様と交流できる時間が、製作者として嬉しい瞬間です。
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演奏家の方に試奏いただくのは、やはり緊張します。
こちらは、永井由里さん、私がアマチュア製作家だった頃から、いつも貴重なご意見をいただいております。
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吉田直矢さんにも、毎年、フェアで御試奏いただいています。
エネルギッシュな演奏には、いつも元気をいただきます。
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こちらは、大橋淑恵さん、2008年に、中学校にてお話させていただいた時に、私の楽器の演奏でお世話になりましたが、それ以来、フェアでは毎年、楽器への貴重なご意見をいただいています。
後ろからの視線が、真剣です。(こわいです)
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そして、松原さん、16年前の出会い以来、いつもにこやかに接していただきますが、楽器を弾いていただくときは、最大限に緊張します。
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さて、弦楽器フェアは、製作者同士の交流の場でもあります。
天野さんとは、普段会えないので、何気ない立ち話に見えて、けっこう濃い話をしたりしています。
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楽器を見比べて、、マニアックな製作者トークですね。
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来日中のラザーリ師匠と会うと、いつもどおり、楽器を見ながらの、師弟タイムにもなります。
師匠に楽器を見せるのは、やはり怖いですが、最も勉強になる時間です。
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製作学校の、若い学生さんたちに会えるのも、フェアの楽しみの一つです。
みなさん、頑張ってくださいね。
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小さなお客様にも、たくさん楽器を弾いていただきました。
将来は、ヴァイオリニストになって、私の楽器もまた弾いてくださいね。
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今年も、充実した、楽しい三日間を過ごさせていただきました。
体力的には限界を通り越し、壊れかけている私です。↓
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スタッフ一同、感謝申し上げます。
来年も、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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by violino45 | 2013-11-14 10:33 | 日記 | Comments(4)