慌ただしい更新で失礼しております。
今週末に開催されます「弦楽器フェア 2011」に参加させていただくため、明日には帰国いたします。
期間は、11月4日(金)~6日(日)の3日間、10時~18時の開催です。
場所は、科学技術館 (東京都千代田区北の丸公園2-1) 地下鉄の九段下もしくは竹橋が最寄り駅です。
2007年から、宮地楽器さんのブースにて、高橋さん、天野さんとともに展示をさせていただいてきましたが、今年は、5回目という区切りの年になりました。
今回、お気軽に手にとってお試しいただけるように、今まで以上に展示楽器の台数を増やしました。
(計14台、内ビオラ3台)
全ての楽器はご自由に試奏していただけますので、ぜひ、この機会に私達の楽器を弾いていただき、忌憚のないご意見をいただければ幸いです。
また、今回、宮地楽器さんのブースでは、初めての試みとして、プロの演奏家がお客様のリクエストにお応えしながら展示楽器の試奏を代行するサービスを行います。
楽器の練習を始めたばかりで、ご自身では音色の違いを実感できないという方はもちろん、楽器から離れた場所で客観的に音色の違いを較べたいというお客様にも、ぜひご利用いただければと思っております。
宮地楽器さんのHPにて、フェアに関する紹介をされていますので、こちらもぜひご覧ください。
http://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/
私達3人は、3日間とも、フルタイムで宮地楽器さんのブースにて待機しておりますので、フェアにお越しになられましたら、ぜひお気軽にお声をかけていただければ嬉しいです。
会場にてお目にかかれますことを心より楽しみにしております。
さて、私の展示楽器は、以前お知らせいたしました、スロバキアでのコンクールの参加楽器を2台と、製作中だった42センチビオラと1枚板のバイオリン、そして、少し古くなりますが、2005年製のバイオリンと2006年製のビオラの、計6台になります。
今回、42センチビオラと一枚板のバイオリンの写真を撮影しましたので、ご紹介いたします。
まずは、ビオラです。








そして、バイオリンです。








さて、弦楽器フェアの楽器も完成したところで、、
次のバイオリンの製作を開始しております。
今回は、いつものストラディバリモデルですが、ご依頼主様からのご要望もありまして、少し細めの虎杢の材料を使っております。
以前製作しましたアマティモデルの時に使った裏板と、同じ丸太から製材した材料だと思われます。
まずは、ハギ合わせをした裏板にカンナをかけます。

内型にブロックを貼り付け、横板を曲げていきます。


完成した横板です。

横板の形をもとに、裏板にバイオリンの形をデザインします。


このデザインを元に、切り抜いて、バイオリンの形にしていきます。

ここまでで、とりあえず製作記はお休みです。
続きは、日本から戻ってきた後になると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
さて、、まだまだ続きます。
モンドムジカにて、私が毎年、購入しようかどうか散々迷って、今年も結局購入できなかった猫メトロノームをご記憶でしょうか?
こちらです。

また来年、会えるまでのお楽しみ、、、と、思っていたのですが、、、
なぜか、突然、私の目の前に現れました!

実は、毎年、私が迷うだけ迷って結局は購入できないことを知ったラザーリ師匠が、見かねて?、フィアンセさんと相談して、プレゼントしてくれたのでした。。
というのも、今年は、このメトロノームを売っているお店が、ラザーリさんのブースの目の前にあったので、私が悩んでいる様子もしっかり見られていたのでした、、、(恥ずかしい、、)。
このメトロノーム、、蝶ネクタイの部分が左右に揺れるような感じで、カワイイです。
動いているところを初めて見て、感動です。
模様が、なんとなく、シマにゃんに似ているかも、、。

というわけで、さっそく、シマにゃんにもご対面です。
見慣れない物体に、ビビリながらも興味津々です。


どうやら、ネクタイの部分よりも、下の重りの部分が気になるようです。

おっと、腰が引けながらも、猫パンチ、、、危ない危ない、壊れる前に、取り上げです。

つまらないにゃ。。。。

長文におつきあい、ありがとうございました。
では、弦楽器フェアの会場にてお待ち申し上げております。
シマにゃんは、またお留守番です。
また忘れられるかな~。。
▲ by violino45 | 2011-10-31 08:42 | お知らせ | Comments(13)