<   2005年 07月 ( 21 )   > この月の画像一覧

ニス

帰国して二日目、猛烈な時差ぼけに悩まされながら、ニス塗りを始めました。
年々、時差ぼけがひどくなってきたのは、年のせい?
それとも、工房にこもりっぱなしの生活が悪影響しているのかな?
なんだか、昼はめまいがするほど眠くて、夜はなかなか眠れないという感じです。

それはともかく、手前の楽器がそのバイオリンで、下塗りが終わったところです。
ホワイトバイオリンがイエローバイオリンに変身しました。(まだつや消し)
奥のは、コンクールに出品したバイオリンです。
d0047461_22175485.jpg

そうこうしている間に、月曜日には東京に行かねば。
けっこう忙しいかも。

by violino45 | 2005-07-30 22:31 | 製作記 | Comments(7)

帰国

夏休み、里帰り、営業活動、情報収集、栄養補給を兼ねて、クレモナから昨晩帰国しました。今は名古屋の実家に居ます。

東京には、8月の1日から7日まで滞在する予定です。
8月の6日(土)には、コンクールの楽器を持って渋谷のマリオルッチさんにお邪魔します。

さて、昨晩は成田に夕方到着して、名古屋行きの飛行機に乗り換えたのですが、すごく夕焼けがきれいでした。
特に、逆光で黒く沈む富士山を見たときは感動しました。(日本人ですよねえ)
なかなか、一生のうちに何度でも見られる風景ではないですよね。
幸先の良い帰国となりました。
d0047461_540133.jpg
d0047461_5404330.jpg

by violino45 | 2005-07-29 05:47 | 日記 | Comments(2)

ヴァイオリン製作記 白木で完成

製作してまいりましたバイオリンも、白木で完成しました。

この白木という言葉、英語ではホワイトバイオリン、イタリア語ではヴィオリーノ・ビアンコといいます。
ビアンコ、そうです、ボンゴレ・ビアンコと一緒です。
白い、という意味です。
どこの国でも、この楽器の状態から受ける印象は同じということですね。
d0047461_19274735.jpg

d0047461_19294427.jpg

この状態から、ニスを塗り始めますが、完成までは、あと一ヶ月以上かかります。
日本でニスを塗りますので、ブログでまたご紹介しますね。

では、これから日本に向けて出発します。

BUON VIAGGIO! (良い旅行を!、自分で言うなーー)

by violino45 | 2005-07-27 19:35 | 製作記 | Comments(2)

ネコポ(nekopo) 復活!

ここのところ、バイオリンネタばかりだったので、(工房に閉じこもっていたので)久しぶりに猫ネタということで。
今は幻となってしまった私の以前のホームページのアイドルだった、大久保さんちのネコポが再度登場。
ちなみに、大久保さん、私がご紹介したコンサート(9月3日、オフコースの夕べ、7/12日の日記参照)のリードヴォーカルです。
この写真は2000年当時のネコポです。スマートでかっこいい猫ですよね。
d0047461_1623943.jpg

性格もとても可愛くて、ごろごろしてくれます。
下の写真は、最近のネコポ。
ごめんねー。
でも、普段はあいかわらずかっこいいんだよね。念のため。
d0047461_16263269.jpg

でも、いい感じでのびてますよね。

大久保さんちには、まだ3匹、猫ちゃんがいますので、これから少しずつ紹介していきますね。

by violino45 | 2005-07-26 16:29 | 猫ネタ | Comments(0)

ヴァイオリン製作記 渦巻き完成

のっぺらぼうだった、でんでんむしの後と前を掘り込みます。
これも、はみ出したら終わりなのですごく気を遣う作業です。
d0047461_6304776.jpg

渦巻きの完成です。
きれいに仕上がって、満足満足。
d0047461_6263827.jpg

by violino45 | 2005-07-26 06:31 | 製作記 | Comments(0)

帰国

夏休みと、里帰りと、営業活動を兼ねて、帰国します。
出発は、7月27日です。
その間、ホームページの更新はお休みしますが、このブログは随時更新していきますのでよろしくお願いします。

製作中のバイオリンは、日本に持ち帰ってニスを塗るつもりです。(働かねば)
東京には、8月の第一週に出没します。
楽器ケースを抱えてよたよた歩いている謎の東洋人を発見したら、それが私です。
コンクールのバイオリンは7日以降、渋谷のマリオルッチさんで展示しますので、ぜひご覧下さいませ。

by violino45 | 2005-07-25 15:04 | 日記 | Comments(0)

ビオラ製作記 完成!

長々とお騒がせしていました、ビオラが完成しました。
音は、小型(39cm)の割には低音も出て、滑らかな音が出たので、ホッと一安心です。
d0047461_6121896.jpg

↑この写真、撮り方が悪かったのか、色が悪いです。
綺麗な写真は、私のホームページ(http://www.webalice.it/violino45/)の作品紹介でご覧いただけますが、2枚だけ、こちらでもご紹介します。
d0047461_6152010.jpg

d0047461_619213.jpg

写真ではオレンジ色っぽいですが、実物はもう少し赤が強いです。
でも、天然の色素を使っている都合上、年々、色が薄くなっていくので、最初は濃いぐらいでちょうど良いかなと思っています。

by violino45 | 2005-07-25 06:27 | 製作記 | Comments(4)

ヴァイオリン製作記 箱の完成

いよいよ、箱を閉じます。
いつも、この時、なにか忘れ物をしているようで、怖いです。
バスバーを付け忘れていないか?とか。
小さい万力をたくさん使って、ニカワで貼り付けます。
d0047461_643176.jpg

箱が出来上がりました。
まだまだ細かい仕上げはまだですが。

d0047461_6491375.jpg

以前も書きましたが、箱になったときに、コンコンと叩く瞬間が好きです。
貼り付ける前の板の時は、叩いても、ボヨーンとか、ペンペン、ぐらいの音しか出なかったのに、箱になった瞬間、生まれ変わったように、カコーンと良く響くのですから、本当にバイオリンの胴体というのは不思議です。

今回も、気持ちよく響きました。
きっと、良い楽器になることでしょう。

by violino45 | 2005-07-24 06:50 | 製作記 | Comments(0)

ヴァイオリン製作記 ラベル

いよいよ、箱を閉じる時がやってまいりました。
その前に、忘れてはいけないのが、ラベルです。
このラベル、友人の日本画家、石踊紘一さんに書いていただきました。
日本画の世界では、すごく有名な方です。
彼がイタリアに遊びに来たときに、一緒にローマに旅行したのですが、大理石のモニュメントに、エフ字孔のように見えるデザインを発見し、これはラベルのデザインにちょうど良いということになって、早速書いてくれたのがこのラベルです。

東京時代のラベルは、妻がデザインしてくれたもので、こちらも気に入っていたのですが、クレモナからの再出発ということで、心機一転、2002年からの楽器に採用しています。
d0047461_15344857.jpg
d0047461_1535272.jpg


ところで、黒く汚れのように見えるのは、実は焼印です。
2005年から、菊田の楽器には焼印を押すことになりました。
楽器に焼印を押すこと自体は、実はあまり気が進まなかったのですが、現代の製作家は皆していることですし、マエストロの強い勧めもあって、押すことにしました。
理由は、将来、私の楽器の「ニセモノ」が作られた時に、判別の助けになるから、とのことですが、そんなことがあるのかどうか?

焼印を押していない、いままでの楽器、貴重です。
23台、限定ですから。
将来、プレミアがついたり?
ちなみにコンクールの楽器は、規定に反する恐れがあったので、焼印は押していませんので、正確には、ご紹介中のビオラから、ということになりますね。
d0047461_15462330.jpg

by violino45 | 2005-07-23 15:49 | 製作記 | Comments(0)

カタツムリ

写真を撮る余裕も無く、カタツムリ、ではなくてスクロールが完成しました。
でも、、まだ正面と背面を掘り込んでいないので、なんだかのっぺらぼうですが。
d0047461_14402765.jpg

綺麗なスクロール、音にはまったく関係のないところですが、バイオリンを作る人たちがすごくこだわっている部分だと思います。
最初にバイオリンを作った人が、こんなデザインにしてしまったんでしょうけど、そのおかげで、後の世の何千、何万という製作家が苦労しているというわけです。
でも、だからこそ、製作は面白いのかもしれませんね。

by violino45 | 2005-07-22 14:47 | 製作記 | Comments(0)