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弦楽器フェア出品ヴァイオリン、動画と写真でご紹介

弦楽器フェア、いよいよ今週末の開催となりました。
会場にてお目にかかれますのを楽しみにしております。

先日、新作ヴァイオリンをご紹介しましたが、もう1台、展示させていただくヴァイオリンが完成しております。
いつものように、輪野光星さんに試奏いただきましたので、動画にてご覧下さいませ。

今回、録音の方式を変更しました。
記事の最後に説明しておりますので、マニアックな内容ではありますが、ご興味がございましたら、ご覧くださいませ。

輪野さんの試奏動画はこちらです。
バッハの、無伴奏パルティータ2番から、冒頭部分です。



今回も、完成して弦を張ってすぐの状態の楽器での録音となりました。
楽器本来の実力を発揮できているかどうか分からないのですが、生まれたての音色は、その時にしか聴くことができませんので、ホワイトヴァイオリンの写真と同様、記録に残しておくことで、将来的に意義があるのではと思っております。

輪野さんには、いつも、私の録音にコラボしていただき、感謝しております。
いつも、二人で、録音手法についていろいろ相談しながら進めております。


では、新作ヴァイオリンを、写真にてご紹介いたします。
今回も、ストラディバリ、1705年モデルで製作しました。
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裏板をホワイトでご紹介した時、少し変化のあるトラ杢と申し上げたのですが、ニスを塗りましたら、かなり変化のあるトラ杢となりました。
こういう、途中で裏返ったようなトラ杢のカエデは、私が好んで使うことが多いです。
光に当てて動かすと、キラキラと複雑に模様が変化して、美しいです。
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エフと、表板のコーナー部分です。
アマティ的な柔らかさを持ったエフと、コーナー部分の対比、バランスはいつも悩みながら仕上げるところです。
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裏板の、コーナー部分です。
クッキリしていながら、柔らかくて優美なストラドの特徴を再現したいと思っているのですが、、。
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ウズマキは、最近使っている、ストラドの黄金期のコピーモデルです。
やっと、少し慣れてきて、このモデルの特徴が掴めてきた気がします。
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正面から。
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そして、斜めからの造形です。
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この楽器は、弦楽器フェアにて展示させていただきます。
ガラスケースの中での展示となりますが、菊田にお声をかけていただければ、試奏もできますので、この機会にお試しくださいませ。

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さて、冒頭でお知らせしましたとおり、今回は、録音方法を変更しました。
まず、マイクロフォンを、変えてみました。

少し珍しい機種なのですが、ロシアのOktava(オクターヴァ)というメーカーで、歴史のある会社なのですが、あまり放送、録音業界では一般的ではないメーカーです。
でも、弦楽器には相性が良いという評判でしたので、以前から試してみたいと思っていたマイクです。
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Tulaという町で作られているようですね。
知らなかった町ですが、地図で見たら、モスクワの南、160キロくらいにある町のようです。
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今回の大きな変更点としては、このマイクを2本使って、ステレオで収録したことでした。

この2年間くらい、楽器の音をできるだけクリアに収音して、楽器の音そのものを忠実に記録することを目的にしてきましたが、そのためには、マイク1本でのモノラル収録が最適と判断して、実行してきました。
いろいろなマイクを試しながら、この方向性で収録してきたのですが、その目的は維持しつつ、もう少し聴きやすい音で視聴していただける方法もあるのではないかと思い、輪野さんともいろいろ相談して、今回、ステレオでの収音を試してみました。
ヘッドホンで聴いていただければ分かりますが、前回の動画に比べて、左右方向の広がりがある録音になっております。

今回、試してみた結果、楽器の音を忠実に記録するという目的を妨げることなく、音楽的にも聴きやすい収録ができるという判断ができましたので、今後は、この方向性での録音をいろいろ試してみたいと思っております。
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マニアックな話で失礼しました。
クレモナもだいぶ寒くなりました。
ミケにゃん、猫用のホットカーペット?がお気に入りのようです。
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by violino45 | 2017-10-29 03:12 | 動画 | Comments(2)

輪野光星さんの新作楽器、動画でご紹介。

昨年から、輪野光星さんには楽器の録音でコラボいただいておりますが、今回は、輪野さんご自身製作のヴァイオリン2台を収録しましたので、ご紹介します。

場所は、いつもの私の工房です。
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1台目は、5月にポーランドのポツナンで開催された、第13回ヴィエニアフスキー・ヴァイオリン製作コンクールに参加した楽器です。

まず、クライスラー作曲、前奏曲とアレグロの冒頭部分です。


そして、バッハ作曲、無伴奏パルティータ2番の冒頭部分です。



2台目の楽器は、数日前に完成したばかりの、最新作ヴァイオリンです。

同じく、クライスラー作曲、前奏曲とアレグロの冒頭部分です。


そして、バッハ作曲、無伴奏パルティータ2番の冒頭部分です。


輪野さん製作の2台のヴァイオリン、いかがでしたでしょうか?

この2台の楽器ですが、6月24~26日に東京の寺町美術館(台東区)にて開催されます、
「ヴァイオリン製作家による六人展」に出品されます。
こちらのサイトにて紹介されています。
https://liuteria.amebaownd.com/pages/342184/exhibition
この機会に、輪野さんのヴァイオリンを試奏されてはいかがでしょうか?
輪野さんご自身も、三日間、展示会場に居るそうですので、ぜひお声をかけてみてください。


さて、この機会に、私のヴァイオリンも弾いていただきました。
とは言っても、新作ではなくて、2011年に製作したヴァイオリンです。
この2年間、宮地楽器さんに見本品として展示していた楽器で、5月には、大阪と池袋での展示会にも出品した楽器ですので、試奏いただいた方も多いのではないでしょうか?

では、まず、クライスラー作曲、前奏曲とアレグロの冒頭部分です。


そして、バッハ作曲、無伴奏パルティータ2番の冒頭部分です。


この楽器は、今、クレモナにてニスの補修をしておりますが、11月からは、また宮地楽器さんにて展示させていただく予定です。


輪野さんをはじめ、若い世代の製作家の中に、着実に実力をつけている人が増えていることを実感する今日この頃です。
上記の「六人展」は、そうした世代の製作家6人が自主的に集まっての展示会とのことで、なかなか興味深いイベントになるのではと思っております。

私自身は、世代としては少し上^^になるのですが、製作の経験年数ではあまり変わりませんので、若いライバルの出現に喜びつつも、まだまだ負けられない気持ちで、さらに良い楽器を目指していきたいと思っております。

輪野さんとのコラボは、今後も良い形で続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

by violino45 | 2016-06-21 06:52 | 動画 | Comments(2)

メリークリスマス! 松山での演奏会、動画でご紹介

皆様、メリークリスマス。
佳き日に、穏やかな時間が流れますことを、心よりお祈り申し上げます。
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クレモナの街角の風景です。
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さて、先日ご報告いたしました、菊田浩製作楽器による演奏会「クレモナからの響きⅢ」ですが、動画でもご紹介させていただきます。

演奏者の皆様のご紹介は、こちら↓の前回の記事をご参照いただければ幸いです。
http://violino45.exblog.jp/22573631/


1曲目は、「モーツァルト/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 K.526 」です。
ヴァイオリンは西村壮さん、ピアノは西村真也さんです。
2009年に製作した、ストラディバリモデルのヴァイオリンを演奏いただきました。




2曲目は、「モーツァルト/ディヴェルティメント ニ長調 K.136」です。
第1ヴァイオリン:折笠美和子さん   第2ヴァイオリン:野澤健太郎さん   
ヴィオラ:西村壮さん           チェロ:折笠満さんです。
2005年と2011年のヴァイオリン、2012年のヴィオラ、そして、2004年に製作して昨年ニス塗りをしたチェロを演奏いただきました。
第2楽章からご覧下さいませ。




休憩時間には、私が製作した4台のヴァイオリンをご紹介しながら、 野澤健太郎さんに弾き比べをしていただくコーナーがありました。
司会進行は山本岳志さんにお願いいたしました。
2005年、2007年、2011年、各ストラディヴァリモデル、そして、2014年のアマティモデルもご紹介しました。




後半の1曲目は、「サン・サーンス/ヴァイオリンとハープのための幻想曲 op.124」です。
ヴァイオリンは西村壮さん、ハープは田中淳子さんです。
ヴァイオリンは、1曲目と同じく2009年に製作したものです。




続いて、「モーツァルト/ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292」です。
ファゴットは後藤一宏さん、チェロは折笠満さんです。




最後の曲は、「モーツァルト/クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581」です。
第1ヴァイオリン:折笠美和子さん   第2ヴァイオリン:野澤健太郎さん   
ヴィオラ:西村壮さん           チェロ:折笠満さん、
そして、クラリネットは竹内良宜さんです。




最後までご覧いただき、ありがとうございました。
私自身、動画を見ながら、あらためて、製作者として至福の時間を過ごさせていただいたことを実感いたしました。
素晴らしい演奏をご披露いただきました演奏者の皆様、主催、企画いただきました関係各位の皆様、そして、会場にお越しいただきました皆様に、あらためて厚く御礼申し上げます。



おまけ画像です。
ミケにゃん、ネコ用のホットカーペット?がお気に入りのようです。
足がはみ出しておりますが。。。
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皆様も、温かくして、良いクリスマスをお過ごしください。

by violino45 | 2015-12-24 04:26 | 動画 | Comments(3)

弦楽器フェア展示楽器 動画でご紹介

今週末、いよいよ「2015弦楽器フェア」が開催されます。(10月30日~11月1日)
・フェアの詳しいご紹介は、こちらの記事でご覧下さい。
・宮地楽器さんの特設サイトは、こちらです

宮地楽器さんのブースにて、皆様のご来場をお待ちしております。
私は、いつもの2005年と2011年のヴァイオリン、そして、完成したばかりの最新作のヴァイオリンと、先日のトリエンナーレコンクールに参加したヴァイオリンも展示させていただきます。

今回、その2台の新しい楽器を、クレモナの製作者仲間の輪野光星さんに演奏いただきましたので、動画にてご紹介いたします。
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実は、最新作は収録日になっても仕上がらなかったのですが、当日の朝、弦を張り、音出しをしました。
十分に調整をする時間もありませんでしたが、生まれたての楽器の音を記録に残すのも意義のあることと思い、録画いたしましたので、まずはその楽器からご覧くださいませ。

曲は、バッハの「ソナタ・第一番」の冒頭部分、そしてクライスラーの「前奏曲とアレグロ」の冒頭部分を演奏いただき、編集で一つの動画につなげてあります。



いかがでしょうか?
普段は製作者本人でないと聞くことのない、産声のようなヴァイオリンの音ではありますが、どうやら元気に生まれてくれたようです。
弦楽器フェアまでには、十分に調整をして、展示させていただこうと思っております。


次に、先日のトリエンナーレ・コンクールに参加したヴァイオリンです。
コンクール紹介の記事でもご紹介しましたが、この楽器も、コンクールの提出日にギリギリ間に合って完成して、十分に調整できずに参加した楽器でしたが、今回、あらためて調整し直して、録画いたしました。

でも、正直なところ、音色はあまり大きく変化はしませんでした(@_@)。
やはり、極限状態の中、急いで調整していても、自然に私の目指している音になっていたということだと思います。


いつもどおりの私の楽器、元気で張りのある、明るい音色のヴァイオリンに仕上がりました。


さて、演奏をお願いした輪野さんのヴァイオリンも2台、弾いていただきました。
この楽器は、弦楽器フェアでは展示されませんが、11月から宮地楽器にて展示販売されますので、ぜひ店頭にてご覧下さいませ。
輪野さんの詳しいプロフィールなどは、こちらのサイトでご覧下さい。
今回演奏された2台のヴァイオリンも、写真で詳しくご覧いただけます。
https://artviolins.theblog.me/

まずは、2014年に製作されたヴァイオリンです。


いかがでしょうか?
低音に温かみのある、音楽的な響きのする楽器だと思います。

次に、今年完成したヴァイオリンです。


この楽器も、柔らかい、奥行きを感じる音だと思いました。

音も外観も、私の目指す方向性とは異なるヴァイオリンですが、クレモナの若手製作者の実力を十分に感じさせる、良い楽器でした。
私も、まだまだ負けてはいられませんが、、将来性のある製作者の成長を実感できて、嬉しい時間でした。


さて、今回ご紹介しました、弦楽器フェアで展示予定の楽器を、写真にてご紹介いたします。
まずは、完成したばかりの最新作のヴァイオリンからです。
以前、ホワイトでもご紹介しました、少し変化のある1枚板の楽器です。

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トリエンナーレに参加した楽器も、あらためて写真でご紹介させていただきます。

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ご覧いただき、ありがとうございました。
弦楽器フェアの会場にて、お目にかかれますのを楽しみにしております。
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オマケ写真です。。
帰国準備中のスーツケースに入り込んで居座り、紐で遊ばれているミケにゃんです。
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by violino45 | 2015-10-27 13:04 | 動画 | Comments(2)

新作ヴァイオリンとビオラ、動画でご紹介。

先日、宮地楽器の山本さんがクレモナに来られた時、丁度完成した新作ヴァイオリンと、トリエンナーレ・コンクールに参加したばかりのビオラを試奏いただき、動画として収録しましたので、ご紹介いたします。

残念ながら、このヴァイオリンとビオラは、弦楽器フェアで展示することができません、、
申し訳ありません。

10月30日(金)からの「2015弦楽器フェア」には、トリエンナーレに参加したヴァイオリンと、先日完成したばかりの最新作ヴァイオリンを展示いたしますが、この2台の楽器は別の機会に録画しましたので、後日、ご紹介させていただきます。

では、ヴァイオリンからご紹介いたします。
今年の録音のテーマとして継続してきましたが、楽器の音そのものを記録できるように、響きの無い部屋でマイクを近づけて収録しております。
マイクは前回と同じく、リボンマイクを使用しております。
音階に続いて、マスネ/タイスの瞑想曲の冒頭を演奏いただきました。




いかがでしょうか?
楽器の音を、装飾の無い録音で、ダイレクトに感じていただければ幸いです。

続いて、41センチのビオラです。
トリエンナーレ・コンクールの展示会から引き上げて、その翌日に録音したものです。
音階に続いて、バッハ/アリオーソの冒頭を演奏いただきました。


山本さん、素敵な演奏をありがとうございました。

では、今回演奏いただきましたヴァイオリンを、写真にてご紹介いたします。
以前、ホワイトでもご紹介しました、2枚板の楽器です。
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続いて、ビオラも、前回のコンクールの記事でご紹介しましたが、再びアップさせていただきます。
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長文、ご覧いただき、ありがとうございました。
クレモナも、秋が深まって、窓辺の日差しも長くなり、ミケにゃんも、そろそろ冬毛になる季節です。
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by violino45 | 2015-10-20 19:40 | 動画 | Comments(2)

最新作ヴァイオリン、写真と動画でのご紹介。

以前、ホワイトでご紹介しましたヴァイオリンが完成しましたので、写真と動画でご紹介させていただきます。
いつもの、ストラディバリ 1705年モデルです。
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裏板は、上部に特徴のあるトラ杢のカエデ材を使いました。
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エフは、昨年までのストラドモデルと、ほんの少しだけ変化があるのですが、、、
製作した本人だけが分かる程度かもしれません。
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裏板の、コーナー部分です。
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ウズマキは、ホワイトの時は、少しワイルドでしたが、ニスを塗ったらこんな感じになりました。
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オーナー様の元で、どんな音楽を奏でるのでしょうか、、?
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さて、今回も動画を撮影しましたので、併せてご紹介させていただきます。
今回は、遠山真純さんに演奏をお願いいたしました。
前回の小寺さんと同じく、クレモナの製作学校で勉強中の学生さんです。
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マイクは、前回と同じように、近い位置にセットしました。(約90センチ)
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では、早速、動画を御覧ください。
曲は、エルガーの「愛のあいさつ」、CD伴奏付きです。



緊張感の漂う中、初めての楽器での演奏は大変だったと思いますが、素敵な演奏をありがとうございました。
一音一音を丁寧に弾いていただけたことで、楽器が持つ特徴、微妙な音色が分かりやすい録音になったのではないかと思います。

遠山さん、大変おつかれさまでした。
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撮影した動画のチェックです。
祖父&孫、的な、、、。
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最近は、若くして製作家を目指し、10代でクレモナに留学される方も増えてきまして、40歳で会社を辞めて留学した私とのギャップを感じることもありますが、でも、目指すものは同じですので、できるだけ応援したいと思っておりますし、私自身も初心を忘れずに、若きライバル達に負けないように、さらに精進していきたいと、あらためて思っています。

by violino45 | 2015-05-11 16:34 | 動画 | Comments(4)

ガルネリモデルの動画と、録音方法の変更のご紹介 

おかげさまで、拙ブログも11年目に入りました。
今後ともよろしくお願いいたします。

庭の一本桜も、ようやく、ほぼ満開となりました。
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昨年は、三月の終わりには満開でしたので、今年は10日ほど春の訪れが遅い感じです。
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さて、タイトルに書きましたように、前回写真をアップしましたガルネリモデル 「1740 Heifetz」 の演奏動画をご紹介いたします。

今回、演奏者としてお願いしましたのは、クレモナの製作学校に在学中の、小寺秀明(こてらひであき)さんです。
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見慣れないマイクがありますね、、少し、ご説明いたします。

2009年から、工房で動画を撮影をして、楽器の音色をご紹介してきましたが、これまでは、工房の響きを活かして、臨場感やステレオ感のある聴きやすい音を目指して録音しておりましたが、今年から、少しコンセプトを変えて、記録的な意味を重視した録音方法を試すことにしました。

具体的には、マイクをモノラルにし、今までよりマイクを楽器に近づけて録音することで、空間の響きを少なくして、楽器の音をできるだけ忠実に記録に残せるようにしました。

ただ、響いた音で録音したほうが楽器が好印象に感じられる場合もあり、今までは、そういう効果も狙って録音していた面もありましたので^^、今回の変更は製作者としては厳しい条件になるのですが@_@、あえて、ダイレクトな音で記録に残し、それを聴いていただくことで、私が目指している音色を、より明確にお伝えできるのではないかと思い、このようなトライとなりました。

録音にあたって、できるだけ原音を忠実に再現できるマイクの選択で悩みましたが、導入可能な比較的安価なモデルの中で検討し、「色付けの少ない素直な音色」と世界で評価を得ている、Audio-Technica社の、AT4050というマイクを選びました。
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前置きが長くなりましたが、動画を御紹介させていただきます。
曲目は、バッハの無伴奏パルティータ2番の、冒頭部分です。

youtubeの設定をHDモード(720p以上)にしていただけると、より高音質でお聴きいただけます。


いかがでしたか?
ストラドモデルよりも3ミリほど小さい楽器ですが、それをあまり感じさせないのは、ガルネリモデルの持つ力のような気がします。

また、今までの録音よりも、楽器そのものの音色にフォーカスが合っている印象かと思います。
ある意味、生々しく、空間的な響きは少ないので、好みの分かれるところではあると思いますが、しばらくは、この方式での収録を続けたいと思います。

比較として、2005年製作のストラディバリモデルも演奏いただきました。
この楽器は、10年間、宮地楽器さんの展示楽器として活躍しましたが、昨年その役目を終えて、私の手元に戻ってきたヴァイオリンです。
毎年、弦楽器フェアなどのイベントではたくさんのお客様に試奏いただきましたし、3年前の番組では、千住さんにストラディバリとの弾き比べをしていただくなど、多くの修羅場をくぐり抜けてきたヴァイオリンです。

ガルネリモデルとは10年の時間差があり、楽器の大きさも違い、また、使用弦も違います。
その違いが、どの程度、音に現れていますでしょうか。


ご試聴いただき、ありがとうございました。

2台の音色は微妙に違いますが、私が目指しているヴァイオリンの音色としては共通したものがありますので、録音から感じていただければ嬉しいです。

今回、録音方法の変更を試しました私個人の感想としては、楽器がどのように振動しているのかがダイレクトに伝わって来て、微妙な違いを判別しやすい音色で録音できているように感じました。

マイクの選択も含めて、今回が最良の録音方法かどうかは現時点では判断できませんが、継続することで見えてくることもあると思いますので、いろいろ条件を変えながら、今年はこの方式を試していく予定です。

また、これからは録音の頻度を増やす予定なので、超多忙な高橋明さんの負担を減らす意味もあり、今回は小寺さんにお願いしました。
製作学校の勉強で忙しい中、ご協力をありがとうございました。
今後は、また明さんにお願いすることもあると思いますし、他の方に演奏していただくこともあるかもしれないと思っております。

また、過去に収録した13回の録音動画を、私のHPの中で試聴できるようにまとめました。
2013年以前の高橋明さんの演奏は、すべて響き重視の手法で録音しておりますので、比較いただけると面白いかと思います。
昨年2014年の録音は、今回の変更へのテストを始めた時期で、少しタイトな録音になっております。
http://www.violino45.net/index.html

マニアックな内容で失礼しました。

以下、収録当日の、スナップ写真です。
このような状況でした。
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楽器とマイクの距離は、貴重なデータとなります。
今回は、80センチでセットしました。
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録音機は、Zoom社のH6という機種で、いわゆるハンディ・フィールド・レコーダーですが、十分にクオリティの高い音質で録音できました。
デジタル技術の進歩、恐るべしです。
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長文御覧頂き、ありがとうございました。
今年から、可能な限り、録音の機会を増やしていきたいと思っております。
ご感想など、お気軽にいただければ幸いです。

by violino45 | 2015-04-10 16:11 | 動画 | Comments(8)

砥部町での演奏会  動画のご紹介

11月29日(土)に愛媛県 砥部町文化会館で開催されました、
~菊田浩製作楽器による、演奏会・楽器説明会「クレモナからの響きⅡ」~
から、動画を一部分、ご紹介させていただきます。

とても素晴らしい演奏会でしたので、その一部分を抜粋することは大変心苦しいことですが、演目の全てをブログ内でご紹介することは難しく、部分的なご紹介になってしまうことをご了承いただければ幸いです。

1曲目は、「モーツァルト作曲、ディヴェルティメント K.563」 より、第5楽章と第6楽章です。

ヴァイオリン: 原瀬万梨子さん (2014年製、アマティモデル)
ヴィオラ: 西村壮さん (2012年製、ストラディバリモデル)
チェロ: 須賀千浪さん (2003~2014年製、ストラディバリモデル)

6楽章からなる大曲を、素晴らしい演奏で聴かせていただきましたが、今回は、後半のみご紹介いたします。
動画の途中で、3台の楽器を写真で少しご紹介していますので、併せてお楽しみください。



いかがでしたでしょうか?
今までも、私のヴァイオリンとヴィオラを使用した演奏会を開催いただき、その度に感激の時間を過ごさせていただきましたが、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが揃っての演奏を聴かせていただいたのは初めての経験でしたので、言葉にすることは難しい、感動的な瞬間でした。

おそらく、このような経験ができる製作家は数少ないと思いますし、私自身、自分が生きている間に経験させていただけるとは、夢にも思っていなかったというのが正直な気持ちでした。

今回、貴重な機会を与えていただいた皆様への感謝の気持ちとともに、1音1音、楽器の響きを胸に刻みながら聴かせていただきました。


続いて、「イベール作曲、二つの間奏曲」 です。

フルート: 田所博さん
ハープ: 田中淳子さん
ヴァイオリン: 西村壮さん (2009年製、ストラディバリモデル)



今回、私自身、久しぶりにフルートとハープの生演奏を聴かせていただき、日本を代表する演奏家である田所さんと田中さんの、美しい響きに陶酔した時間でした。
西村さんには、2009年のヴァイオリンの魅力を存分に引き出す演奏をしていただきました。
3つの楽器の個性が主張しつつも溶け合う、素晴らしい演奏でした。

今回、久しぶりに見た2009年のヴァイオリンですが、低い方の2弦(G,D)に、天然素材の弦であるオリーブが張られていました。(↓写真の、一番手前が、2009年のヴァイオリンです。)
今まで、私自身もこの弦を何度か試したことがあるのですが、実は、私の新作楽器とは相性が良くないと感じていました。
今回、西村さんの表現力に富んだ演奏を聴かせていただき、とても自然な音色と響きでしたので驚きましたが、私のヴァイオリン製作への今後の可能性を感じることができたのは、貴重な経験でした。
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3曲目は、「モーツァルト/フルートとハープの為の協奏曲 K.299」 より 第1楽章
プログラム上での最後の楽曲です。


フルート: 田所博さん
ハープ: 田中淳子さん
第1ヴァイオリン: 原瀬万梨子さん (2014年製、アマティモデル)
第2ヴァイオリン: 西村壮さん  (2005年製、ストラディバリモデルに持ち替え)
ヴィオラ: 江口志保さん   (2006年製、ストラディバリモデル)
チェロ: 須賀千浪さん   (2003~2014年製、ストラディバリモデル)
ファゴット: 後藤一宏さん



もともとは、オーケストラ編曲の曲ですが、弦楽アンサンブル版での演奏となりました。
コントラバスのパートを、後藤さんにファゴットで演奏していただきました。

フルートの田所さん、ハープの田中さんの演奏が素晴らしいのは言うまでもないですが、私の4台の弦楽器たちも、奏者の皆様の素晴らしい演奏に応えることができていたと思います。

アンサンブルの中ではありますが、カルテットが実現したのも初めての光景でしたし、2003年、2005年、2006年、そして2014年と、クレモナでの時間が凝縮したような合奏となり、私自身にとっても、感慨深い時間を過ごさせていただきました。


3台のヴァイオリンの弾き比べ試奏コーナー

さて、今回の演奏会の途中では、私のヴァイオリンを3台弾き比べて、その音色の違いを聴いていただくというコーナーもありました。
モデルも違いますし、先述したように弦も異なりますので、純粋に年代の違いを聴き取ることは難しい状況ではありますが、楽器のヴァリエーションによる音の違いを楽しんでいただければ幸いです。

ヴァイオリン:西村壮さん 
①2009年製作 ストラディバリモデル (弦:GDオリーブ+Aドミナント+Eゴールドブラカット27)
②2005年製作 ストラディバリモデル (弦:エヴァピラッチ)
③2014年製作 アマティモデル    (弦:ドミナント+Eゴールドブラカット27)

曲目:チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲から、冒頭部分


いかがでしょうか?
私自身、2005年の楽器を完成した時の音色は良く覚えておりまして、「若い」と言えば聞こえが良いけれど、まだまだ固い音色で、音量も不十分なヴァイオリンでした。
その後、訳あって、宮地楽器さんの見本楽器として展示させていただくことになりましたが、当初は、その鳴りの渋い性格のせいで、見本品としては十分な役目を果たせない状況が続きました。

私としては、いつも申し上げているポリシーのとおり、将来的には成長していくことと信じていましたが、山本さんを初め、いろいろな方からのご指摘を受けて、やはり最初からもう少し実力を発揮する楽器作りを目指す必要があるのではないかと考え、いろいろな改良を加え始めたきっかけになった楽器ではありました。
(古い楽器のような音色を目指すという意味ではありません)

今回、この3台のヴァイオリンの音を聴き比べる機会をいただきましたが、2005年の楽器は、宮地楽器さんや弦楽器フェアで多くの皆様に御試奏いただいたり、イベントなどで弾き込んでいただいた結果、(「笑ってコラえて」では、千住さんにも弾いていただきました(汗))、私の予想を上回るほど、良く響く楽器に成長したと感じました。

2009年の楽器も、当初はもう少し若い声でしたが、5年間、西村壮さんに弾き込んでいただいた結果、短い期間で大きく成長したヴァイオリンとなったと思いますし、先述しましたように、ナチュラル素材の弦がマッチしたのは、驚きとともに大きな収穫となりました。

2014年のアマティモデルは、誕生したばかりの、まだまだ若い声ではありますが、それでも、他の2台に負けずに芯のある音色で響いてくれて、非常に手前味噌ではありますが、私自身も製作家として少しずつ成長できていることを実感できた気がしています。

西村さん、山本さん、ありがとうございました。



最後に、アンコールにお応えしての2曲をご紹介いたします。

「フォーレ作曲、シチリアーノ」
フルート:田所博さん
ハープ:田中淳子さん

そして、「マスネ作曲、タイスの瞑想曲」です。
ヴァイオリン:西村壮さん (2009年製、ストラディバリモデル)
ヴァイオリン:原瀬万梨子さん (2014年製、アマティモデル)
ハープ:田中淳子さん




素晴らしい演奏をご披露いただきました演奏者の皆様に、あらためて厚く感謝を申し上げます。

このかけがえのない経験を胸に、これからも、さらに良い楽器を目指して精進していきたいと、あらたな気持ちに燃えております。
今後とも、よろしくお願いいたします。

by violino45 | 2014-12-16 16:33 | 動画 | Comments(2)

コンクール参加楽器の試奏会(動画)

ミッテンバルト・コンクールが終わり、無事に?楽器を引き取ることができましたので、出張で来られていた宮地楽器の山本岳志さん、岩下誠治さん(後列右)とともに、仲間が集まっての試奏会を行いました。
 
メンバーは、私と高橋明さん、百瀬裕明さん(後列左)、西村翔太郎さん(前列中央)、輪野光星さん(前列右)です。
私の奥さんは、アシストと、ケータリングでの参加でした。
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ドイツでの戦いを終えたばかりの楽器たち、故郷イタリアに戻って来られて、安堵の表情です。
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演奏は、お二人にお願いしました。
お一人目は、宮地楽器の山本岳志さん、ト長調の音階と、タイスの瞑想曲の冒頭を演奏いただきました。
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お二人目は、輪野光星さん、バッハのソナタ・第一番の冒頭部分、そしてクライスラーの前奏曲とアレグロの冒頭部分を演奏いただきました。
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では、さっそく、動画をご紹介いたします。
まずは、6台のヴァイオリンの1台目、コンクールで22位となった、私のヴァイオリンです。
動画は、音階に続いて3曲が連続して収録されていまして、約4分半程度の内容になっております。


次に、高橋明さんのヴァイオリンです、コンクールでの成績は、17位でした。


百瀬裕明さんのヴァイオリンです、コンクールでは20位でした。
この楽器は、7月19日現在、宮地楽器小金井店にて販売中です。


輪野光星さんのヴァイオリンです、コンクールでは26位でした。
この楽器は、7月19日現在、宮地楽器小金井店にて販売中です。


西村翔太郎さんのヴァイオリンです、コンクールでは27位でした。


この日、製作者本人は不在でしたが、金子 祐丈さんのヴァイオリンです、コンクールでは8位でした。
この楽器は、7月19日現在、宮地楽器小金井店にて販売中です。


次に、ビオラです。
ビオラは、3台を一つの動画にまとめさせていただきました。
コンクールで好成績の4位となった高橋明さん、12位となった百瀬裕明さん、そして22位となった西村翔太郎さんの順番で収録されています。
山本さんに、音階に続いて、バッハのアリオーソを演奏していただきました。
百瀬さんのビオラ(現品、41センチ)は、宮地楽器で開催中のビオラフェア(7/19~8/3)にて展示販売中です。

また今回録音はできませんでしたが、宮地楽器のビオラフェアではコンクールで9位となりました松上一平さんのビオラ(現品、40.8センチ)も、展示販売中です。

試奏会を終えて、参加者は皆、それぞれの感想を持ったことと思います。
コンクールでは、結果が出てしまえば終わりという印象もあります。
ですが、こうして、お互いの楽器を真剣に試聴することで、何か「杭」のようなものが胸に刺さり、次の楽器に活かしていくことが、やはり大切なことだと思います。

今回のコンクール、そして試奏会では、あらためて、若手の製作家たちが実力を付けてきているなと感じました。
普段、こうした試奏会では、一台くらいは、音量に不満があったり、バランスが悪かったりする楽器が存在するものですが、今回は皆無でした。
それが、全員30位以内というアベレージの高さにつながっていると思います。
国際コンクールで優勝するためには、さらにそこから一段階突き抜ける物が必要になりますが、近い将来、誰かがそれを実現してくれることと思っています。
ぜひ、宮地楽器さんにて、彼らの楽器を試していただければ幸いです。

さて、長くなりますが、今回の私のヴァイオリンを、写真にてご紹介いたします。
完成した楽器と、ホワイトの状態、ご覧いただければ幸いです。

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裏板は、少し細かいトラ杢の材料です。
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エフです。
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裏板のコーナー部分です。
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ウズマキです。
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斜め45度です。
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次に、ホワイトヴァイオリンです。
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長文ご覧いただき、ありがとうございました。
コンクール関連の記事は、これで終わりです。
これからも、少しずつ更新していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

by violino45 | 2014-07-19 15:49 | 動画 | Comments(9)

動画でのご紹介/「松山での演奏会」

前回ご紹介いたしました松山での演奏会の様子を、一部ではありますが、動画でご覧下さいませ。

演奏家さんにとって、弾き慣れた楽器から持ち替えての新作楽器での演奏は、とても大変なことだと思いますが、そのような状況の中、すばらしい演奏を聴かせていただきました。

また、製作家にとっては、こうした形で演奏会を開催いただけるのは、至上の幸福であるわけですが、それと同時に、自分の楽器のせいで素晴らしい演奏に水を差してしまわないか、とても心配な状況でもあるのです。

なので、今回の演奏会の主旨とは矛盾してしまうかもしれませんが、会場のお客様が、楽器の作者などを意識せずに純粋に音楽を楽しんでいただけたのなら、それが私としても一番嬉しいことだと思いながら、会場で聴かせていただきました。

そんな製作者の心情を、動画をご覧いただきながら、少しでも共有していただければ嬉しいです。

まずは、モーツァルト作曲、「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364」 より第2楽章 です。
演奏は、ヴァイオリン:原瀬万梨子さん、ヴィオラ:西村壮さん、ピアノ:西村真也さんです。



ヴィオラは、昨年9月に行われたトリエンナーレ・コンクール(クレモナ)にて5位に入賞した楽器です。
ヴァイオリンは、今年9月に行われたスロヴァキアでの製作コンクールにて3位を受賞した楽器ですが、このヴァイオリンは、昨年のトリエンナーレにも参加していますので、同じコンクールに参加した兄弟楽器での共演となりました。

続いて、モーツァルト作曲、「ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ K.424」 より第1楽章 です。
使用楽器は、前曲と同じです。
無伴奏なので、より楽器の音が分かりやすいかと思います。



最後に、マスネ作曲、「タイスの瞑想曲 」(2台のヴァイオリンのための編曲) です。
原瀬さんの使用楽器は前曲と同じですが、西村壮さんのヴァイオリンは、2009年に製作した楽器で、現在、西村さんご本人にご愛用いただいているものです。



ご覧いただき、ありがとうございました。
これからも、美しい音楽を奏でていただけるように、良い楽器を製作していきたいと、あらためて思った演奏会でした。

主催いただいた皆様、演奏家の皆様に、あらためて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

by violino45 | 2013-12-12 06:46 | 動画 | Comments(2)