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遅くなりましたが、弦楽器フェアのご報告

弦楽器フェア2019、無事に終了いたしました。
今年も、たくさんのお客様にご来場いただき、まことにありがとうございました。

遅くなってしまいましたが、写真にて少しご報告させていただきます。

金曜日からの開催ですが、木曜日のお昼には製作者全員と、宮地楽器のスタッフさんが会場に集まり、皆でブースの設営作業です。

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毎年のことなので、慣れているはずなのですが、、一年で記憶が飛んでいることも多くて、皆で確認しながらの作業です。

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壁に穴を開けたり、

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釘で打ち付けたりも、製作者自らが作業して、ブースを作り上げていきます。

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ブースの完成です。


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今年は、新しい試みとして、楽器を手に取りやすく、試奏を気軽に行っていただけるように、楽器を棒に立てかける方式を試しました。
概ね、ご好評をいただきましたが、さらに良いブースを目指して、来年も改善していければと思っております。


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宮地楽器の山本店長、2007年に初めて弦楽器フェアにブースを出展してから12年間お世話になっていますが、最近は貫禄が出てきましたね。

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金曜日からの弦楽器フェアでは、初日から多くのお客様にご来場いただき、宮地楽器ブースは常に賑わっておりました。


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5月に私の楽器を使った演奏会でお世話になりました吉田直矢さん、今回もしっかり御試奏いただき、ありがとうございました。


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毎年恒例となっております、大久保さんとの2ショット、毎年この場所で元気に再会できるのは嬉しいことですが、最近は、会話の内容が、健康や体の状態に関することが増えてきた気がします。
お互い、健康維持には気を付けていきたいですね。


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一方で、まだまだ若い、子供たちにヴァイオリンの魅力を伝えることができるのも、弦楽器フェアの意義でもあります。
ヴァイオリン未経験の男の子たちでしたが、ヴァイオリニストの三ツ木摩理さんの演奏に、しばし釘づけになっていました。


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多くのお客様にご来場いただき、スタッフ一同、厚く感謝申し上げます。
来年も、元気な姿でお目にかかれますのを、楽しみにお待ちしております。


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by violino45 | 2019-11-13 18:34 | お知らせ | Comments(2)

今週末、池袋の展示会でお待ちしております。

今週末、帰国中の最後のイベントとして、池袋での展示会に参加させていただきます。
会場にて、ご来場をお待ちしております。

第17回 日本バイオリン製作研究会 春の展示会

日程:5月18日(土)19日(日) 両日共 10:00-17:00 (入場無料)

場所:東京池袋アカデミーホール
東京都豊島区東池袋1-30-6  ホテルグランドシティの隣
(池袋駅東口徒歩6分 03-3989-0715)

試奏コンサート (私のヴァイオリンは、両日とも、15時からの部で演奏していただく予定です)

18日(土)11:00~      ヴィオラ 石川暁(当会会員)
      13:30~、15:00~ バイオリン 三澤裕美子
19日(日)11:00~      チェロ 植草ひろみ
      13:30~、15:00~ バイオリン 星野美葉

私は、2017年のヴァイオリン、2005年、2011年のヴァイオリン、そして、2018年のビオラで参加の予定です。

今回は、最新作に近い、2017年のヴァイオリンと、2018年のビオラの写真をご紹介いたします。

A.Stradivari、1705年モデルです。
2017年と2018年の池袋の展示会、そして、弦楽器フェアでも展示したヴァイオリンです。
(先日の吉田直矢さんのイベントではご披露しておりません)

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裏板は、少し変化のあるトラ杢です。

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エフとコーナー部分の仕上げです、柔らかさとシャープさの融合は、永遠のテーマです。

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裏板の、コーナー部分です。

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ウズマキは、1715年のA.Stradivari、"Emperor"を意識したモデルとなっておりますが、もちろん完全コピーではなく、自分なりのスタイルを目指して製作しました。

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ぜひ展示会場にて、実物をご覧いただき、貴重なご意見を伺えれば嬉しいです。

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そして、2018年の秋に製作し、クレモナ・トリエンナーレ製作コンクールに出品したビオラです。
先日の、大阪での展示会にも出展いたしました。
サイズは41.3センチ、A.ストラディバリのモデルです。
このビオラは、現在、宮地楽器小金井店において常設展示されておりますので、展示会と併せて御試奏いただければ嬉しいです。

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裏板は、少し地味目の二枚板ですが、音響的に厳選して選びました。
音色として目指したのは、どちらかというと、ソロ演奏向きの、力強さ、張りの強さを持ったビオラです。

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エフは、ヴァイオリンと同じく、少しアマティの雰囲気を残したデザインのモデルを使いました。

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裏板のコーナー部分です。

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ウズマキは、ストラディバリの黄金期のイメージを目指していますが、ビオラはサイズによって微妙にバランスが違ってきますので、ヴァイオリンとはまた違う難しさがあります。

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ビオラ演奏家の皆様、ぜひこの機会に御試奏いただき、ご意見をいただければ嬉しいです。
会場にてお待ちしております。

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by violino45 | 2019-05-14 20:00 | お知らせ | Comments(2)

大阪の展示会(5/2~5/3)に参加します。

GWに入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はGW中に二つのイベントに参加予定ですが、第一弾、5/2~5/3の大阪での展示会を、あらためてご紹介します。

第11回 関西弦楽器製作者協会 展示会

5月2日(木) 12:00 -20:00
5月3日(金) 10:00 -18:00
大阪市中央公会堂 3階 中集会室(入場無料)

問い合わせ先 藤井勉 (絃楽器工房セレーノ) 
TEL : 06‐6862‐4050 info@kansai-violinmakers.jp

詳しくは、こちらのサイトをご覧下さい。

私はヴァイオリン2台とビオラを展示いたします。
ヴァイオリン1台とビオラは、昨年のクレモナ・トリエンナーレコンクールに参加した楽器を展示いたします。
この機会に、御試奏いただければ嬉しいです。
(私の楽器は、聴き比べ&ミニコンサートには出品いたしません)
会場にて、皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。

トリエンナーレコンクールに参加したヴァイオリンの写真はこちらでご覧いただけます。
https://sguscia50.exblog.jp/239145277/

写真は、3年前に参加したときのものです。(少し若い?)

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また、GWイベント第二弾の、私の楽器を吉田直矢さんに演奏いただくコンサートですが、まだお席に余裕があるようです^^ので、ぜひ宮地楽器さんにお問い合わせいただければ嬉しいです。(宮地楽器小金井店 042-385-5585

『吉田直矢 Plays KIKUTA』
新作マスターヴァイオリンの伝道者 吉田直矢が迫る菊田浩の世界


5月6日(月・振休)
【開場】13:30 【開演】14:00
宮地楽器小金井店 さくらホール
料金 MSC会員:1,000円/一般:2,000円 全席自由(要予約 042-385-5585

演奏 ヴァイオリン:吉田直矢、ピアノ:山本有紗
ゲスト:菊田浩(弦楽器製作家)

イベントの成り立ち、内容については、こちらの記事でご紹介しております。
https://violino45.exblog.jp/27562837/

GW期間中に、皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。

by violino45 | 2019-04-28 22:33 | お知らせ | Comments(2)

吉田直矢さんの演奏会(5/6宮地楽器)に向けて

5月6日に宮地楽器で開催されます吉田直矢さんの演奏会について、あらためてご紹介させていただきます。

5月6日(月・振休)【開場】13:30 【開演】14:00
宮地楽器小金井店 さくらホール
料金 MSC会員:1,000円/一般:2,000円 全席自由(要予約 042-385-5585)
https://strings.miyajimusic.jp/sale/event.php

この演奏会では、新旧、私が製作した様々な時代の楽器を取り揃えて、どのような音の違いがあるのか、私の製作ポリシーをご説明しつつ、吉田直矢さんにたっぷり演奏していただく予定です。

なぜこのような企画が実現したのか、今回は、吉田さんと私との御縁につきまして少し書かせていただきます。


時は遡って2005年、まだまだ駆け出しの製作者だった私は、先が見えない中、日本の楽器店さんを巡っては、製作した楽器へのご意見をいただいておりました。
そんな中、某楽器店にお邪魔していろいろお話ししている時に、吉田直矢さんがそのお店の常連で、ご自身も日本人製作家の新作楽器を使用されていると聞いて、ぜひご意見を伺いたく思い、ご紹介いただいたのが初めての出会いでした。

ちょうど2005年のチェコのコンクールに参加したヴァイオリンを持参していたので、試奏いただいたのですが、私が今まで経験したことがないくらい、また、自分の楽器とは思えないくらい、大きな音が鳴り響いて、ビックリしてしまったのでした。

青天の霹靂というのはこのことで、非常に衝撃的な出会いでしたし、私自身、その楽器はコンクールで音の評価が低く4位に留まったことで(高橋明さんが優勝^^)少し自信も無くしていた時でしたので、私の楽器も将来に向けて可能性があることを示していただけたような、喜ばしい出来事でした。

その時に、いろいろご意見をいただいたことも非常に勉強になり、今につながっておりますので、やはり、この2005年の出会いは、非常に大きい出来事だったと思います。

その直後に、都内で吉田さんのリサイタルがあると伺って、聴かせていただいたのですが、既存のクラシック演奏会に留まらず、斬新なアレンジや、演奏形態の新しさが非常に印象的でした。
特に、交響曲を小編成にアレンジして、ソロヴァイオリンで聴かせる試みが、迫力があって素晴らしかったです。

この出会いの前後で、宮地楽器の山本さんとも御縁ができ、私自身の製作家としての活動も勢いがついてきて、そして、2006年のヴィエニアフスキーコンクールでの優勝につながっていくわけですが、もし吉田さんとの出会いがなかったら、そういう人生もなかったかもしれないと思うと、やはり、出会いの大切さをあらためて思うわけです。

そして、2007年にはチャイコフスキーコンクールで1位をいただき、その年の11月には弦楽器フェアにて、宮地楽器さんのブースで展示させていただくことになったのですが、吉田さんはもちろん駆けつけてくださって、優勝した楽器を試奏していただきました。
以下、写真は2007年の弦楽器フェアの時のものです。

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出会いからちょうど2年で、このような形でご一緒できることは、お互いにとても嬉しいことだったのは言うまでもありません。

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その後、弦楽器フェアには毎年参加させていただいていますが、吉田さんは必ず宮地楽器ブースに立ち寄ってくださって、パワフルな大きな音で試奏いただけるので、そのたびに、2005年の出会いを思い出して、自分の楽器もここまで鳴るのだと、あらためて心強さをいただいております。
(製作家というのは、実は、このように単純なものであります^^。)

もちろん、いつも、貴重なご意見をいただけるので、製作家として、非常に勉強になる時間でもあります。

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今回、私と吉田さん、そして宮地楽器さんとの御縁が実り、演奏会を開催いただけるのは、とても嬉しいことであります。
もちろん、自身の製作楽器を使用した演奏会は、とても緊張しますし、不安に思うこともたくさんあります。
でも、2005年の出会いから14年目に、このような貴重な機会をいただけるのは、やはりとても感慨深いですし、製作家としてとても幸福なことだと思っております。

5月6日のイベントは、おそらく、かつてないほど私の楽器が鳴り響く演奏会になると思いますので^^、GW最終日、ぜひ御来場いただき、私と驚きを共有していただければ嬉しいです。
吉田さんとともに、皆様の御来場を心からお待ち申し上げます。



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by violino45 | 2019-04-21 07:43 | お知らせ | Comments(2)

5月、展示会とイベントのために帰国します。

早いもので4月も半ばになり、ゴールデンウィークも近づいてきましたが、皆様ご予定はお決まりでしょうか?

私事ですが、今年も5月に帰国しまして、2つの展示会と、宮地楽器さんのイベントに参加いたします。

5月2日~3日   関西弦楽器製作者協会 展示会(大阪市中央公会堂)
5月6日      吉田直矢さんによる、菊田ヴァイオリンを使用した演奏会(宮地楽器小金井店内ホール)
5月18日~19日   日本バイオリン製作研究会 春の展示会(池袋アカデミーホール)

以下、順に、詳しくご紹介いたします。


第11回 関西弦楽器製作者協会 展示会

5月2日(木) 12:00 -20:00
5月3日(金) 10:00 -18:00
大阪市中央公会堂 3階 中集会室(入場無料)

問い合わせ先 藤井勉 (絃楽器工房セレーノ) 
TEL : 06‐6862‐4050 info@kansai-violinmakers.jp

詳しくは、こちらのサイトをご覧下さい。

今回のメインテーマはチェロですが、私はヴァイオリン2台とビオラを展示いたします。
ヴァイオリン1台とビオラは、昨年のクレモナ・トリエンナーレコンクールに参加した楽器を展示いたします。
この機会に、御試奏いただければ嬉しいです。
(聴き比べ&ミニコンサートには出品いたしません)
会場にて、皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。

写真は、3年前に参加したときのものです。 

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『吉田直矢 Plays KIKUTA』
新作マスターヴァイオリンの伝道者 吉田直矢が迫る菊田浩の世界


5月6日(月・振休)
【開場】13:30 【開演】14:00
宮地楽器小金井店 さくらホール
料金 MSC会員:1,000円/一般:2,000円 全席自由(要予約 042-385-5585

演奏 ヴァイオリン:吉田直矢、ピアノ:山本有紗
ゲスト:菊田浩(弦楽器製作家)

以前から親交のありましたヴァイオリニストの吉田直矢さんに、宮地楽器さんのイベントにて、私のヴァイオリンを演奏いただくことになりました。
吉田さんの迫力のある演奏を、ぜひお楽しみくださいませ。
私も、楽器の説明などで参加させていただきます。

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吉田直矢さんのプロフィール他、イベントの詳しい情報は、こちらのサイトをご覧下さい。

GW中、宮地楽器さんでは弦楽器フェアとしてセールが開催されます。
5月6日以外のイベントもお薦めですので、ぜひ御来場ください。
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第17回 日本バイオリン製作研究会 春の展示会

場所:東京池袋アカデミーホール
東京都豊島区東池袋1-30-6  ホテルグランドシティの隣 B1
(池袋駅東口徒歩6分 03-3989-0715)
日程:5月18日(土)19日(日) 両日共 10:00-17:00 (入場無料)

試奏コンサート
18日(土)11:00~      ヴィオラ 石川暁(当会会員)
      13:30~、15:00~ バイオリン 三澤裕美子
19日(日)11:00~      チェロ 植草ひろみ
      13:30~、15:00~ バイオリン 星野美葉

私は、2017年のヴァイオリン、2011年のヴァイオリン、そして、2018年のビオラで参加の予定です。
試奏コンサートには、両日とも参加の予定です。
会場にて、お目にかかれますのを楽しみにしております。

写真は、2年前の展示会(同会場)の時です。
今回は高橋明さんは参加しませんが、根本和音さんは参加されます。

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ご覧いただき、ありがとうございました。
展示会、そしてイベントにて御来場をお待ちしております。
皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております。







by violino45 | 2019-04-08 06:54 | お知らせ | Comments(2)

2018弦楽器フェア 出展のご案内

今年も早いもので、弦楽器フェアまであと一週間を切ってしまいました。
遅くなってしまいましたが、出展のご案内をさせていただきます。


会 期:2018年 11月2日(金)・3日(土・祝)・4日(日)  各日 10:00~18:00
会 場:科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料:1,000円(3日間有効・高校生以下無料)
主催:日本弦楽器製作者協会
https://www.jsima.jp/fairinfo/fair2018/fairinfojp2018.html) 


今回も、宮地楽器さんのブースにて、楽器を展示させていただきます。
以下のアドレスにて、宮地楽器さんの弦楽器フェア紹介ページをご覧いただけます。
https://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/

ご多忙の中と存じますが、ぜひ会場までお越しいただければ嬉しいです。
宮地楽器さんブースにて、皆様にお会いできますのを楽しみにしております。
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今回、私が展示いたします楽器は、ヴァイオリン4台、ビオラが二台です。

2011年のヴァイオリンと、2006年のビオラはいつも展示しておりますので、お馴染となっておりますが、、

その他、9月に開催されたトリエンナーレ・コンクールに参加したヴァイオリンとビオラに加えて、完成したばかりの最新作のヴァイオリン、そして、2017年に製作しましたヴァイオリンも展示させていただきます。

トリエンナーレのヴァイオリンは、こちらのコンクールの記事で、2017年のヴァイオリンは、こちらの記事で、それぞれご覧いただけます。

今回は、最新作のヴァイオリンと、トリエンナーレに出品したビオラを写真にてご紹介させていただきます。
試奏動画は、都合により収録できませんでした、すみません。。

さて、まずは最新作のヴァイオリンからご紹介いたしますが、この楽器は、ホワイトの状態でご紹介することができないままでしたので、この機会に、記録の意味も兼ねまして、まずホワイトでアップさせていただきます。

いつもどおり、ストラディバリ、1705年のモデルです。
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端正な中にも、少し変化のあるトラ杢の、二枚板を使用しました。
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エフの造形は、いつものモデルですが、表板の年輪はもちろん、裏板のイメージや、全体のアーチによって微妙に変化します。
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裏板のコーナー部分の仕上げは、製作者の個性が現れる部分で、楽器の印象に大きく影響する部分なので、最後の最後に時間をかけて仕上げます。
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ウズマキは、昨年から継続して研究している、少しクラシカルなストラディバリのモデルですが、毎回悩むところです。
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ホワイトヴァイオリンは、以上です。
この楽器に、ニスを塗るとどうなるか、、ご覧くださいませ。

表板ですが、顎当ては写真撮影後に装着しました。

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裏板のトラ杢の雰囲気はそのままですが、全体に、さらに深みやキラキラした感じを出せるようにニス塗りを工夫します。
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エフの表情も、ニス塗りの手法によって印象が変わってきますので、気を使います。
女性が、化粧によって印象が変わって見えるのと同じで、特に、楽器の目となるエフの上の部分の仕上げは重要になります。
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裏板は目玉はありませんが、、その分、トラ杢の陰影が引き立つように、ニスを工夫します。
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ウズマキも、ニスによって印象が変わって見えるので、最後の磨きをどうするかも想定しながら塗り重ねていきます。
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正面から見て左右対称が理想ではありますが、、多少バランスが崩れても、それぞれのウズマキがより生き生きとしていることを優先して製作します。
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どこから見ても、破綻せずにラインが繋がっているかどうかを気にしながら、細部を仕上げていくのは、実はなかなか難しいです。
どうしても、気が付くと、森よりも木を見てしまう自分が居ます。

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さて、長くなってしまい、恐縮ですが、最後に、トリエンナーレに出品したビオラをご紹介いたします。

今までも、何度か製作しております、41.5センチのビオラとなります。
ストラディバリモデルです。
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裏板は、非常に端正な、地味とも言えるトラ杢なのですが、個人的には好きな木材です。
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ビオラのエフも、ヴァイオリンと同じ雰囲気の、アマティのスタイルを意識したモデルを使用しています。
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Cの部分の造形は、ヴァイオリンとは少し違う雰囲気です。
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ウズマキも、ストラディバリのモデルを使っていますが、少し、パーソナルな雰囲気も出しております。
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この、斜め45度が決まるかどうかが、イケてるウズマキの一つの判断となります。
弦楽器フェアでは、ぜひいろいろな楽器の45度アングルをご覧くださいませ。。
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長文にお付き合いいただき、感謝申し上げます。

弦楽器フェアの会場にて、皆様のご来場をお待ちしております。

by violino45 | 2018-10-28 02:04 | お知らせ | Comments(2)

5/19~20、池袋の展示会でお待ちしております!

今年も、日本ヴァイオリン製作研究会の展示会に参加いたします。
会場にて、皆さまにお会いできますのを楽しみにしております。

☆今年は、昨年までの会場とは違いまして、以前の、「自由学園明日館講堂」に戻っての開催となりますので、ご注意くださいませ。

日本バイオリン製作研究会  第16回作品展示会 2018
 会期: 5月19日(土)、20日(日) 両日共10:00~16:30 入場無料
 会場: 重要文化財 自由学園明日館 講堂 http://www.jiyu.jp/
 住所: 〒171-0021 東京都豊島区西池袋2丁目31-3
TEL: 03(3971)7535

私は、2005年、2011年、2017年のヴァイオリン、そして2006年のビオラを展示いたします。

今回も、プロ奏者による試奏コンサートが開催されます。
5月19日 
 11:30~ チェロとビオラ
 14:00~ ヴァイオリン
5月20日
 11:00~ ヴァイオリン
 13:00~ ヴァイオリン

私のヴァイオリンは、19日の14:00~(2017年製作)、そして20日の11:00~(楽器は未定)の、二回演奏される予定です。

以下、5年前の2013年に参加させていただいた時の写真です。
フランク・ロイド・ライト設計の重要文化財、とても雰囲気のある会場です。
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私自身、何度も参加させていただいております場所での開催、再び参加できますのはとても嬉しいです。
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5年前の私です。
今思うと、若かったですね~^^。
でも、今回も元気に参加いたしますので、ぜひご来場いただければ嬉しいです。
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by violino45 | 2018-05-09 20:29 | お知らせ | Comments(2)

弦楽器フェアでお待ちしています。

今週末、弦楽器フェアが開催されます。
会場にて、ご来場をお待ちしております。

日時:11月3日(金・祝)~11月5日(日)   各日 10:00~18:00
開催場所:科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料:1,000円(3日間有効・高校生以下無料)

フェア前日、会場の設営を行いました。
宮地楽器のスタッフさん、そして製作者5人が揃って、手作りでブースの設営です。

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製作者のプロフィールパネルの配置を検討中の後姿。
総監督は高橋明さんです。
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製作者自ら、パネルを設置します。
均等に、傾かないように配置するのが、百瀬さん、西村さんの腕の見せ所です。
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こちらは、ガラスのショーケースにヴァイオリンを吊り下げる準備作業です。
綺麗に吊り下げるためには、繊細な作業が必要です。
天野さんが職人技を発揮する場面です。
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半日かけて、ブースが完成しました。
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楽器もきれいに並びました。
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西村翔太朗さんの最新作チェロも展示されます。
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ガラスケース内に、無事にヴァイオリンがぶら下がりました。
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今年、新しい試みとして、プロジェクターを使って動画を再生いたします。
主に、クレモナの風景、私たちの作業風景のイメージなどをご覧いただけます。
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皆様のご来場を、会場にてお待ちしております。
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by violino45 | 2017-11-02 23:17 | お知らせ | Comments(2)

インタビュー動画、宮地楽器さんHPにてご紹介いただきました。

弦楽器フェアまで一週間程となりましたので、あらためて、ご紹介させていただきます。

日時:11月3日(金・祝)~11月5日(日)   各日 10:00~18:00
開催場所:科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料:1,000円(3日間有効・高校生以下無料)

今年も昨年同様、高橋明さん、天野年員さん、百瀬裕明さん、西村翔太郎さんとともに、宮地楽器さんのブースにて、楽器を展示させていただきます。
皆様の御来場をお待ちしております。

こちらの、宮地楽器さんの特設ページにて、詳しくご紹介いただいております。
http://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/2017.php

フェアに先立って、先日、クレモナで撮影していただいたインタビューの動画がアップされましたので、ご紹介いたします。
この写真のように、自宅の工房にて、宮地楽器の山本さんと対談させていただきました。
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拙いトークではありますが、、現在の状況などを語っておりますので、ご覧いただければ嬉しいです。
動画は、こちらになります。




同僚の高橋明さんのインタビュー動画もアップされましたので、ご紹介いたします。



天野年員さんのインタビュー動画は、こちらです。



百瀬裕明さんのインタビュー動画は、こちらです。



西村翔太郎さんのインタビュー動画は、こちらです。



弦楽器フェア会場にて、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。


by violino45 | 2017-10-27 13:46 | お知らせ | Comments(0)

5月20日(土)~21日(日)、池袋の展示会でお待ちしています。


日本ヴァイオリン製作研究会 春の展示会

日時:5月20日(土)~5月21日(日) 両日とも10時~16時30分 ☆入場は無料です☆
場所:アカデミーホール(セイコーサンシャインビル B1) 東京都豊島区東池袋1-30-6  
   ☆池袋駅東口から徒歩10分です☆

展示作品による試奏コンサート(無伴奏)が開催されます。
5月20日(土) 
〈ビオラ〉    11:30~ 演奏:石川 暁さん、
〈ヴァイオリン〉 13:00~、15:00~ 演奏:三澤 裕美子さん
5月21日(日)
〈ヴァイオリン〉 11:00~、13:00~ 演奏:三澤 裕美子さん

私のヴァイオリンは、21日の日曜日、13時からの部で三澤 裕美子さんに試奏いただく予定です。

この展示会では、先日のチェロは展示いたしませんが、カルテットで演奏いただいたヴァイオリン2台とビオラ、そして、もう1台、最新作ヴァイオリンを展示させていただく予定です。

今回は、久しぶりに高橋明さんも参加されます。
あと、クレモナからは、将来有望な若手製作家、根本和音さんも参加されますので、ぜひ、この機会に私たちの楽器を御試奏いただければ嬉しいです。
会場にて、お目にかかれますのを楽しみにしております。

昨年の、展示風景です。
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広い会場で、ゆっくりと楽器をご覧いただけます。
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展示予定の最新作ヴァイオリンと、2005年のヴァイオリンは、こちらのブログの記事で動画とともに詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
http://violino45.exblog.jp/24133796/

4台の楽器とともに、皆様のご来場をお待ちしております。
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by violino45 | 2017-05-15 22:32 | お知らせ | Comments(2)