カテゴリ:日記( 189 )

松山での演奏会のご報告です

今年も松山でのイベントを開催いただきました。

今回は、私が製作した楽器が6台集まっての演奏会という、製作者として至福の時間となりました。
マツヤマ楽器さんの二階のイベントスペースをお借りしての演奏会には、今回も大勢のお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
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演奏会は、主催者である西村真也さんのピアノと、西村壮さんのヴァイオリンでの、ドヴォルザークのヴァイオリン・ソナティナ Op.100の演奏で始まりました。
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西村壮さんに弾いていただいたのは、先日開催されました、クレモナ・トリエンナーレ2018・コンクールに参加したヴァイオリンです。
柔らかく太い音色が、ドヴォルザークの音楽に合っていたと思います。
ピアノは、スタインウェイ&サンズのB型です。
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引き続き、オペラえひめアンサンブルの皆様による、シューベルトの弦楽四重奏曲 第10番 D.87 の演奏です。
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第一ヴァイオリンは大城辰雄さん、2009年のヴァイオリンを演奏いただきました。
9年の時を経て、明るい音色の中にも、深みを感じさせる楽器へと成長してきたと感じました。
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第二ヴァイオリンは武田南さん、2011年のヴァイオリンを弾いていただきました。
現在、宮地楽器さんでの展示見本となっている楽器ですが、完成当初は過激な音色でしたが、最近は、少し落ち着きも出てきて、良い方向への変化を感じているところです。
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チェロは大城久子さん、2004年に白木で完成し、2014年にニス塗りをした、今のところ、唯一のチェロを演奏いただきました。
2014年には、強い音色が印象的なチェロでしたが、今回聴かせていただいて、少し柔らかさも出てきたように思えました。
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ビオラは松本順子さん、2012年のビオラを演奏いただきました。
2012年に開催されたトリエンナーレコンクールにて、ファイナリスト、5位に入ったビオラです。
強く、深みのある音色で、良い楽器へと成長していることが分かり、安心しました。
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休憩時間を兼ねて、今回使用しました楽器についてご説明させていただきました。
皆様、熱心に聞いていただき、ありがとうございました。
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後半のスタートは、モーツァルトのファゴット協奏曲 K.191から第二楽章です。
オペラえひめアンサンブルの皆様に加え、第一ヴァイオリンに西村壮さん、ファゴット奏者として後藤一宏さん、ビオラには奥様の後藤明子さんにもご参加いただいての演奏となりました。
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松山でのイベントではお馴染となりましたファゴットの後藤さんは、スタインウェイ・ジャパン株式会社の社長を務められておりますが、ファゴットの演奏家としても、オーケストラやアンサンブルで幅広く演奏活動をされています。
主催の西村さんとの友情が縁で、6年前から松山でのイベントにご参加いただいております。
今回も素晴らしいソロ演奏をご披露いただき、ありがとうございました。
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奥様の後藤明子さんには、ビオラでご参加いただきました。
このビオラは、2017年に製作したもので、41センチという大きさを維持したまま、演奏性を向上するために、横板の高さ、ネックの太さなど、いろいろご相談しながら製作させていただいた楽器です。
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演奏会の最後は、西村壮さんのヴァイオリン、池田慈さんのピアノで、ヤナーチェクのヴァイオリンソナタです。
西村壮さんには、2009年のヴァイオリンで演奏いただきました。
適度に乾いた、しかも芯のある音色が、池田さんの繊細かつ力強いタッチのピアノとマッチして、迫力のある演奏に会場全体が惹きつけられました。
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一年前の松山イベントの記事でも書きましたが、池田さんとは、モスクワのうどん屋で奇跡的な出会いをして以来の友人で、こうして、楽器を通じてコラボできるのはとても嬉しいことです。
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長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
弦楽器製作者として、このような機会をいただけるのは、この上なく幸福なことと思っております。
ご参加いただきました演奏家の皆様、主催の西村様をはじめ運営でお世話になった皆様、そしてお忙しい中ご来場されて温かい拍手をいただきましたお客様に、あらためて厚く御礼申し上げます。

この感動を糧として、さらに良い楽器を目指して精進していきたいと思っております。

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by violino45 | 2018-11-18 11:29 | 日記 | Comments(2)

2018弦楽器フェア 終了しました

今年も無事に弦楽器フェアが終了いたしました。
ご来場いただきました皆様に、スタッフ一同、厚く感謝申し上げます。
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今回、私はヴァイオリン4台、ビオラ2台を展示させていただきました。
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先日の、トリエンナーレコンクールに参加したヴァイオリンです。
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そして、完成したばかりの最新作のヴァイオリンも展示いたしました。
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こちらは、昨年の作品ですが、お客様にお借りして展示しました。
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そして、いつもの、宮地楽器さんの展示見本(2011年)です。
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ビオラも、トリエンナーレ参加作品と
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フェアではお馴染となりました、2006年の作品を今回もお借りしました。
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ことしも、たくさんのお客様に、宮地楽器ブースにお立ち寄りいただきました。
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お客様との語らいの時間は、とても楽しく、また、いろいろ勉強にもなるひと時です。
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天野さんも、真剣な表情です。
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将来のヴァイオリニストとなる小さなお子様にとっても、良い思い出になっていただければ嬉しいです。
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弦楽器フェアは、大切な友人との再会の場にもなります。
大久保さんとの、いつもの記念写真。
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松原さんに試奏していただくのは、いつも緊張しますが、勉強になります。
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クレモナの友人であり、兄弟弟子の、メンタ君。
作業台を並べて修業していた頃は、こうして一緒に弦楽器フェアに参加できるなんて想像もしておりませんでしたので、嬉しい記念撮影です。
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そして、師匠である、二コラ・ラザーリさんと、奥様の渚さん。
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楽器を見ていただくのは、最大限に緊張する瞬間ではありますが、幸せなひと時です。
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高橋明さんも、師匠のサンドロ・アジナーリさんに見てもらいながら、神妙な表情です。
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そして、天野さんとともに、3人揃うと、楽器について、いろいろ話し込んでしまいます。
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宮地楽器小金井店の山本店長と、弦楽器部門チーフの御子柴さん、真剣に打ち合わせ中です。
毎年、弦楽器フェアで、私たちの楽器をPRしていただき、感謝しています。
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フェアも後半となると、足も痛くなってきて、皆、壊れてきます。
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あらためて、ご来場いただきましたお客様に感謝申し上げます。
バタバタとした三日間で、時には失礼な対応もあったのではないかと思います。
この場をお借りして、お詫び申し上げます。

来年も、弦楽器フェアにて皆様にお目にかかれますことを、心から楽しみにしております。
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by violino45 | 2018-11-06 21:29 | 日記 | Comments(2)

57、そして動かないミケにゃん動画、第二弾

おかげさまで、今年も無事に誕生日を迎えることができました。
お世話になっております皆様に、あらためて感謝申し上げます。

今年は2月にモラッシー氏が逝去され、健康の大切さをあらためて感じることとなりました。
私自身、おかげさまで、今のところ大きな問題もなく製作を続けられていることは、やはりとても幸福かつ幸運なことであると思っております。

とはいえ、年々、体力、視力などの低下は実感しておりまして、自分に残された時間というものも、少しずつ意識してきたのも正直なところです。

ですが、今のところ、気力と、先日のコラムにも書きましたが、製作に対する情熱はむしろ向上しておりますので、これからも、より良い楽器を目指して歩んでいきたいと思っております。

今年も、ミケにゃんとの写真でご挨拶させていただきます。
私よりもずっと登場回数の多いミケにゃんともども、今後ともよろしくお願いいたします。
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さて、そのミケにゃんの、動かない動画の第二弾をお届けいたします。
当然、動いている瞬間もあるのですが、、撮影のタイミングが難しいので、どうしてもこうなってしまうのです。。
後半、少し動いておりますので、じっくりとご覧下さいませ。。



日本では各地で自然災害の被害が出ていると伺っております。
謹んでお見舞い申し上げます。
引き続き、お気をつけてお過ごしください。


by violino45 | 2018-07-12 07:09 | 日記 | Comments(4)

宮地楽器の山本さん、急遽クレモナ来訪。

10月には、3年ぶりとなりますクレモナ演奏ツアー(宮地楽器主催)が予定されておりますが、昨年決定していた演奏会場がクレモナ市の都合で使えないことになり、別の演奏会場を検討するため、急遽、宮地楽器の山本さんがクレモナに来訪されました。
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今回、候補地の視察に同行して思ったのは、海外で大人数の演奏会をすることの大変さでした。
まず、演奏者数が前回の倍以上となり、それだけの人数が同時に演奏できるかどうかが問題となりました。
3年前の会場はとても雰囲気が良いのですが、40人以上のオーケストラは入らないということで、断念となりました。
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さて、会場の選定ですが、経験豊富な現地のプロモーターに任せるという判断もできたと思うのですが、山本さんとしては、半年間、厳しい練習を続けてきた40名の参加者さんに、できるだけ良い環境で演奏して欲しい、思い出に残る演奏会となって欲しい、という強い思いから、二泊三日の強行軍でクレモナに来られたのだと思います。

宮地楽器の店長という立場もあり、忙しい中、クレモナに来られることは大変だったと想像しますが、それでも、自分の目で確認しなければ納得できないという気持ちで実行に移してしまうところが、山本さんが山本さんである所以であり、さすがだなと思いました。
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そして、会場を見るだけではなく、実際に演奏してみて、良い音で響くかどうかも確認しなければ納得できないのも、山本さんらしいなと思います。
私が製作した2005年のヴァイオリンを、試奏用にご提供しました。
私としても、いろいろな会場でどのような音で響くのか確認できて、製作者として貴重な機会となりました。
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屋内だけではなく、クレモナ大聖堂に面した旧市庁舎内の広場も候補に挙がりました。
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開放的で、クレモナの象徴的な場所ですので、記念演奏会の候補としては魅力的ですが、10月の天候、気温が予想がつかないことと、周りの騒音で演奏が聞こえなくなってしまう可能性も考えると、リスクが大きく、なかなか難しいという判断となりました。
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そのほか、数カ所を視察しましたが、残念ながら条件が合わず、最終候補地として有力となったのは、大聖堂から歩いて数分の場所にある、マッダレーナ教会でした。
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レンガ造りの素朴な教会ですが、内部は荘厳な雰囲気です。
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許可を得れば、祭壇の上で演奏できるのが魅力です。
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実際に椅子を並べてみて、演奏可能かどうかのチェックです。
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広々とはいきませんが、十分に演奏できるという判断となりました。
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もちろん、実際に弾いてみてのチェックも欠かせません。
教会らしく、とても豊かな響きでした。
私のヴァイオリンを教会で弾いていただく機会もめったにないので、嬉しい機会となりました。
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無事に会場も決まり、山本さんの肩の荷も少しは軽くなったことと思います。
10月6日には、この会場で演奏会が開かれると思うと、私も今から楽しみです。
山本さん、大変お疲れ様でした。
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by violino45 | 2018-06-21 08:42 | 日記 | Comments(2)

池袋の展示会のご報告です。

5月19日~20日に開催されました、日本バイオリン製作研究会の展示会が終了いたしましたので、写真にてご報告させていただきます。

会場は、池袋にある自由学園明日館講堂、世界三大建築家の一人とされるアメリカのフランク・ロイド・ライトの設計による建物で、国の重要文化財です。
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耐震補強のための工事で閉鎖されていたため、この会場での展示会は3年ぶりとなります。
私自身、製作者としての初めての展示会はこの明日館講堂がスタートでしたので、とても思い出深い場所です。
再び参加することができて、とても嬉しい二日間となりました。
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今回、4台の楽器を展示いたしました。
ヴァイオリン3台と、ビオラ1台です。
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左端は、2017年の5月に製作して、昨年の展示会でも展示したバイオリンですが、一年ぶりにお客様からお借りして、展示させていただきました。
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2台目は、現在、宮地楽器さんにて展示見本として常設されております、2011年のヴァイオリンです。
この数年、弦楽器フェアなどで展示させていただいております、おなじみの楽器です。
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3台目は、さらに遡って、2005年のヴァイオリンです。
2006年から10年間ほど、宮地楽器さんの展示見本楽器でしたので、このヴァイオリンも、展示会などで御試奏いただいた方も多い、おなじみの楽器となっております。
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最後は、2006年のビオラです。
こちらも、弦楽器フェアでは毎年展示させていただいております、41センチのビオラです。
宮地楽器の山本さんの愛器をお借りしました。
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今回も、展示楽器を使用した試奏コンサートが行われました。
ヴァイオリニストは三澤裕美子さん、ピアノ伴奏は大背戸亜紀子さん、無料で聴けるのが信じられないほどの、素晴らしいリサイタルでした。
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初日は2017年のヴァイオリン、二日目は2011年のヴァイオリンを試奏いただきました。
楽器の特色を十分に引き出していただきながらの、素晴らしい演奏をありがとうございました。
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2017年のヴァイオリンは、完成した時から元気に鳴る楽器ではありましたが、1年間、お客様に弾いていただけたことで、さらに軽やかに、伸びのある音色に成長しているように感じ、嬉しかったです。

一方、2011年のヴァイオリンは、製作意図として、骨太な楽器を目指したこともあり、当時は少し鳴りが渋かったのですが、7年を経過して、骨太で落ち着いた音色に加え、華やかさも加わってきたように思えました。

ですが、このあたりの印象は、演奏される方によって大きく違う部分と思いますし、事実、お客様にいただいたご感想は様々で、中には正反対のご意見をいただくこともありました。

こうして、製作者としての判断と、演奏者さんの印象を照らし合わせながら、優れた楽器とはどういうものか、あらためて検証するヒントをいただけることが、展示会に参加する大きな意義と考えています。

雰囲気のある建物で、製作した楽器を演奏していただける、至福の時間となりました。
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展示会は、馴染の友人と再会できる貴重な機会でもあります。
大久保さん(中央)と出会ってから、20年以上の時間が過ぎているのが信じられませんが、お互いに、製作家として生きていられるのは幸せなことだと思います。
左は、大久保さんの製作教室で楽器製作を学ばれた寺島さんで、この展示会にも毎回参加されています。
楽器製作を通じて、人のつながりが広がっていくのも、人生の醍醐味であります。
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私の恩人の一人、松原幸広さんにも楽器を御試奏いただきました。
第1号のヴァイオリンから試奏していただいておりますし、初めてお店で楽器を販売いただいたのも松原さんですので、新作を御試奏いただくのは毎回すごく緊張します。
松原さんのプロフィールはこちらでご覧いただけます。http://beginnings-music.com/profiel/
作曲、アレンジなど、すごいキャリアなのですが、、私の中では、「埠頭を渡る風」の伴奏でヴァイオリンを弾いている方というだけで、恐れ多いです。。
一風堂の「すみれ September Love」の間奏のヴァイオリンも松原さんです^^。
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高校時代の同級生も遊びにきてくれました。
10代の時に一緒だった友人と会うと、気持ちは10代の時に戻るというか、あのころから変わっていないなと思う、不思議な感覚になりました。
二人とも、日本を代表する企業のエンジニアなので、ヴァイオリンを初めて触ったのに、その構造や発音原理について理解して、鋭い質問が飛び出したのはさすがと思いました。
若い時代の自分を知っている友人の存在は貴重ですね。
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そして、今年も、宮地楽器さんから平山彩子さんが応援に来てくれました。
この展示会でお世話になるのも3回目となりました。
いつもながら、すばらしい演奏技術と、穏やかな人柄で、会場の人気者になってました^^。
ありがとうございました。
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最後に、共にクレモナから参加した根本君とともに記念撮影です。
ご来場いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます
またの機会にお目にかかれますことを楽しみにしております。
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by violino45 | 2018-05-22 23:39 | 日記 | Comments(2)

マエストロ・モラッシー氏との思い出。

前回の投稿から、ずいぶん時間が空いてしまいました。

2月の終わりに、現代イタリアを代表するマエストロ、ジオ・バッタ・モラッシー氏が永眠され、3月3日に葬儀が行われました。
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クレモナ全体が悲しみに沈んだことは言うまでもありませんが、私自身も、心に大きな穴が空いたように感じ、なかなか元の日常には戻れない日々でしたが、逝去されてから3週間近く過ぎて、少し落ちついてきました。

モラッシー氏の偉大な功績につきましては、私が語るには畏れ多すぎますので、ブログで触れることはご遠慮いたしますが、私自身、ヴァイオリン製作を始めた20年前から、言葉では言い尽くせないぐらいの影響を受けていたことを、今回、あらためて思うこととなりました。

現役時代に工房で仕事をされていた頃は、楽器が完成すると見ていただき、いろいろご指導くださいました。
学生時代に、仕上げを終えたつもりのホワイトヴァイオリンを持参したら、いきなり、ここがダメだと、大きなヤスリでガリガリと削られたことも、今となっては懐かしい思い出です。

思い出は尽きませんが、いくつか、モラッシーさんと写っている貴重な写真がありますので、ご紹介させていただきます。

1枚目は、まだ日本でサラリーマンとして働きながら楽器を製作していた頃、クレモナへの憧れが抑えきれず、初めてクレモナに来た時の写真です。
1999年の夏ですが、モラッシーさんは現役バリバリで、それこそ雲の上の、そのまた上の存在ではありましたが、思い切って訪ねてみたら、とても親切に応対していただき、感激している私です。
私はまだ38歳、、、息子のシメオネさん、弟子のステファーニャさんも、若いですね。
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この年にクレモナを初めて訪れて、もしかしたら、自分もこの場所で楽器作りをしても大丈夫ではないか?と思った(思ってしまった)きっかけが、この、にこやかに迎えていただいたマエストロとの出会いだったのかもしれません。
でも、この2年後の夏に、クレモナの製作学校の入学試験を受けにくることになるとは、まだまだ、想像もしておりませんでしたが。

2枚目の写真は、2006年、クレモナに来て5年目の春、製作学校を卒業して、ラザーリ師匠の工房で修行に励んでいる頃です。
完成したホワイトヴァイオリンを見ていただいた時のスナップですが、さすがに、この頃は、いきなりヤスリで削られるようなことはありませんでした。
でも、ラザーリ氏の弟子であることを前提に、いろいろ厳しいご意見を伺うことができて、とても勉強になる時間でした。
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この数ヶ月後に、初めて参加したヴィエニアフスキー・コンクールで第1位をいただくことになるのですが、優勝という結果はもちろん嬉しいものでしたが、審査委員長を務められたモラッシー氏に、初めて少しだけ認めていただけたような気がして、そのことが何よりも嬉しいことでした。
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クレモナに憧れて、初めて訪れた日から7年後に、マエストロから表彰状をいただくことになるとは、それこそ夢にも思わない出来事でしたので、この時は完全に意識を失っておりましたが、後から写真を見て、マエストロと握手をしたことはやはり夢ではなかったと、、、もし時間を止めて宝物にできるのなら、この瞬間を永久に保存したいと思う写真です。

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マエストロに少し認められたと思っても、実際には、その後も、工房にお邪魔するたびに厳しい意見をいただく日々でしたが、いつしか、現役を引退されて、工房には来られなくなり、なかなかお会いすることも難しくなりました。

でも、時々、会合などでお目にかかる時は、いつもとても元気なご様子で、少なくとも100歳を超えるまでは心配ない!と誰もが思っていたのですが、昨年末から体調を崩されて、83歳で天に召されることになってしまいました。

クレモナ郊外で執り行われた葬儀には、大雪の中、教会に入りきらないくらいの参列者が集い、しめやかにマエストロを送り出しました。

マエストロは天に召されましたが、その存在は、偉大な功績、そして温かい人柄とともに、永久に人々の心の中で生き続けることと思います。

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さて、ガルネリモデルの製作記が滞ってしまい、失礼しております。
ウズマキ製作中の写真ですが、今回は、モノクロームでご紹介させていただきます。
季節の変わり目、皆様もお体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

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by violino45 | 2018-03-18 07:23 | 日記 | Comments(4)

松山での音楽イベントに参加しました。

毎年、11月の後半には松山市にお邪魔して、音楽イベントに参加させていただいておりますが、今年はレクチャー形式の演奏会、大人のための音楽教室【モーツァルトはなぜ良いのか?、なんて良いのか!】と題されたイベントに参加いたしました。

場所は、松山市の中心街にあります、マツヤマ楽器さんの2Fホールです。

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最初は、松山市を中心に活躍されているピアニスト、池田慈さんによる、モーツァルトのピアノ曲の解説、そして演奏も聴かせていただきました。

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池田さんとは、実は、10年前からの御縁です。
2007年に、チャイコフスキー・コンクールのヴァイオリン製作部門で一位を獲得した時に、諸事情で表彰式と展示会には行けなかったのですが、その時に、モスクワに住む知人に紹介していただいたのがロシア留学中だった池田さんで、池田さんの友人が写真に詳しいとのことで、展示会の様子を撮影していただいたのですが、その時にはまだ面識もありませんでした。

その後、諸事情で楽器がクレモナに戻ってきてしまい、2009年に、ようやくコンクール事務局に楽器を返還することになり、高橋明さんとモスクワに渡ったのですが、楽器が無事返還できて、ホッとして、モスクワ市内の「うどん屋」に入った時に、偶然、その場にいらっしゃったのが池田さんだったのです。

それがご縁で、翌年にはクレモナに来訪されたりして、親交が続いていたのですが、ロシア留学が終わって松山を中心に活動を開始されていたのは存じていましたが、池田さんが、この会の主催をされている西村真也さんと出会われて、このようなイベントでご一緒することになったのはまったく偶然の流れでしたので、御縁の不思議さを感じております。

ですが、御縁があったのにもかかわらず、今まで、ピアノの生演奏を聴かせていただいたことがなかったので、今回、初めて間近で聴くことができて、嬉しかったです。
モーツァルトのピアノソナタ、素晴らしい演奏でした。
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続いて、松山で英語教師をされている長岡アーティさんによる講演でした。
非常に幅広く深い知識をお持ちの長岡さんが、モーツァルトの魅力を、CDによる音楽再生を交えながらじっくりと説明されて、私自身もとても勉強になる時間でした。

腕に抱えておられるのは本物の猫ちゃんではなく、今は他界された愛猫ピクシーを模したぬいぐるみなのですが、長岡さんによると、ピクシーはとても頭の良い猫だったため、教授となって蘇ったとのことです。
今回の講演は、ピクシー教授と長岡さんの掛け合いで、楽しく進行されました。

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最後は、主催者であり、松山モーツァルト会会長である西村真也さんと、御子息の壮さんによるヴァイオリン・ソナタ演奏、そして、モーツァルトの音楽の魅力を解説いただきました。
表題の、【モーツァルトはなぜ良いのか?、なんて良いのか!】というテーマに向けて、実演を挟みながらの解説は、とても興味深い内容でした。

演奏していただいたのは、2009年に私が製作したヴァイオリンです。
今回、ガット弦(オリーブ)が張られていましたが、メリハリがあって深みのある音色で、モーツァルトの演奏に合っていると感じました。
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今回、私もイベントに参加させていただきましたが、モーツァルトについて語れる知識も話術もありませんので、モーツァルトの時代にどのような楽器が使われていたのかを、バロック時代のヴァイオリンを使って実演できないかと思い、宮地楽器の山本さんに相談したところ、バロック・バイオリンの新作を貸していただけることになりました。

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私の拙い説明では、バロックバイオリンを上手くご紹介できたかどうか怪しいところですが、実物をご覧いただけたことで、また、壮さんに少し弾いていただけて、当時の音色をお客様にも感じていただけたのではないかと思います。
山本さん、ご協力いただき、ありがとうございました。
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ちなみに、このバロックバイオリンを製作したのは、クレモナ在住の金子祐丈さんなのですが、なんと、出身は松山市とのことです。
今回のイベントは、いろいろな御縁を感じる場となりました。
あらためて、お世話になりました皆様に御礼申し上げます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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by violino45 | 2017-11-19 19:15 | 日記 | Comments(4)

弦楽器フェアのご報告

弦楽器フェアには大勢のお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

大変遅くなりましたが、写真にてご報告させていただきます。
3日間、宮地楽器のブースにはたくさんのお客様にご来場いただきました。
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お客様と、楽しく歓談させていただいたり、、、
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貴重なご意見もたくさんいただきました。

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ヴァイオリンの音を聴いていただく時は、とても緊張しますが、貴重な勉強の時間です。
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今回も、試奏担当として、宮地楽器の講師先生にご参加いただきました。
佐々木梨花先生には、何年もお世話になっております。
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長直子先生は、今年初めてご参加いただきました。

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弦楽器フェアでの、大久保さんとの記念撮影、大切な恒例行事となっております。
知り合ってから、もう20年となりました。お互い、まだまだ元気で頑張っていきたいものです。
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そして、ラザーリ師匠との記念撮影です。
15年前に師事して以来、ずっと大きな目標であり、大切な同い年の友人でもあります。

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さて、今年の弦楽器フェアは、60周年ということで、「日本のヴァイオリン製作の歴史」が紹介されていました。

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やはり、代表的な製作家としては、鈴木バイオリンの創設者、鈴木政吉さんが筆頭となりますね。
90年前の作品、風格と凄みを感じさせる楽器でした。
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そして、個人製作家としては、やはり宮本金八さんが有名です。
今回は、氏のカルテットが展示されていました。

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さすがの、安定した技術を感じさせる、すばらしい作品でした。
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恥ずかしながら、私の勉強不足で、存じ上げない製作家の作品もありましたが、雰囲気のある、力強い作風に惹きつけられました。

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大先輩方の作品を拝見していて、どのようなお気持ちで製作をされていたのか、想像しました。
今よりも情報が少ない時代、きっと、無我夢中で、熱い思いで挑戦されていたのではないかと思います。
私たち後世の製作家は、先輩たちが築いてこられた歴史を汚すことの無いように、真摯に取り組んでいかなければならないと思いました。
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今回来日されていたジェノバのマエストロ、ジョルダーノ氏に楽器を見てもらっている高橋明さん。
さすがに、緊張してますね。

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クレモナの製作家仲間、そしてライバルでもある、メンタさんとダニーロさんに私の楽器を見ていただきました。
良い評価だったので、嬉しかったです。。

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小さいお子さんにはフルサイズのバイオリンは大き過ぎですが、、でも、手作りの楽器の雰囲気を感じて、良い経験になっていただければ、弦楽器フェアの意義は大きいのではないかと思います。
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天野さん、講師の長先生に試奏していただいて、真剣に音のチェック中です。
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フェア最終日、皆、壊れてきました。
突然、チェロを弾き始める高橋明さん。

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私と山本さん、足をストレッチして気合を入れ直します。
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無事にフェアも終わり、記念写真です。
お客様との触れ合いがとても楽しい3日間でしたし、今後の製作活動に向けて、とても勉強になる時間となりました。
あらためて、感謝申し上げます。
来年も、この場所で皆さまとお目にかかれます日を楽しみにしております。
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打ち上げは、イタリアの仲間との、居酒屋での宴会でした。
イタリア人、特にメンタさんが居酒屋での作法(取り分け等)を完璧に心得ていてビックリでした^^。。
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by violino45 | 2017-11-10 22:30 | 日記 | Comments(2)

クレモナに戻りました。

日本でのイベントと展示会が無事に終わり、クレモナに戻ってきました。

宮地楽器さんでのイベント、池袋での展示会に御来場いただきましたお客様、そしてお世話になりました皆様に、あらためて感謝申し上げます。
また次回、お目にかかれます日を楽しみにしております。

帰国早々、荷物を整理しようとしたら、さっそく占領されました。
まったく作業が進みません。。。
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強い意志を感じる瞳です。。
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by violino45 | 2017-06-02 12:22 | 日記 | Comments(2)

池袋の展示会、無事終了しました。

5月20日~21日と開催されました、「日本バイオリン製作研究会 春の展示会」が無事に終わりました。
真夏のように暑い二日間、たくさんのお客様にご来場いただき、まことにありがとうございました。

今回は、クレモナから3人で参加させていただきました。
左から、根本和音さん、菊田、高橋明さんです。
根本さんは、10代半ばからクレモナで修業されて、まだ20代半ばですが、将来有望と期待されている製作者仲間です。
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二日間とも、大勢のお客様にご来場いただき、賑わいました。
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私はヴァイオリン3台とビオラ1台を展示させていただきました。
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最新作のヴァイオリンです、4月に完成ばかりの楽器で、今回の展示会が初のお披露目となりました。
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2011年のヴァイオリンです、宮地楽器さんのイベントでは、ファーストヴァイオリンとして演奏いただいた楽器です。
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そして2005年のヴァイオリン、イベントではセカンドヴァイオリンとして演奏いただきました。
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2006年のビオラです、このビオラもカルテットで演奏いただいた楽器です。
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展示楽器を使用したリサイタルは、製作者にとって、とても貴重な経験となる時間です。
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今年は、三澤裕美子さんに演奏いただきました。
製作研究会のリサイタルでは、何度も出演いただいておりますが、今回も、とても素晴らしい演奏をご披露いただきました。
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製作者にとって、自身の楽器が、プロ奏者による演奏で会場に響く瞬間は、やはり何度経験しても嬉しいものです。
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私は、4月に完成したばかりの最新作を演奏いただきました。
ニスの乾燥もままならない、赤ちゃんのような楽器ですが、どのように響くのか聴いてみたかったのです。
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三澤さんの演奏によって、元気な声を響かせていただきました。
製作者として、とても感動的な時間でした。
素敵な演奏をありがとうございました。
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高橋明さんが15年前に製作された、カノン砲のコピー楽器も久しぶりにお披露目されました。
試奏リサイタルでは、まさにカノンという感じで鳴り響いておりました。
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2日間、ご来場いただいたお客様には、たくさん楽器を試奏いただき、ありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごさせていただくとともに、まだまだ勉強すべき点が多々あることを、あらためて実感できた展示会となりました。
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まだヴァイオリンを始めたばかりという方との出会いも嬉しいものですし、製作者を志している若い人たちとの語らいの時間も、私にとって、とても貴重で楽しい時間です。
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今回、宮地楽器さんには試奏弓をご提供いただき、また、スタッフの平山彩子さんには展示のサポートをいただきました。あらためて感謝申し上げます。

クレモナから参加した3人にとって、貴重な経験となった二日間でした。
また次回、お目にかかれます日を楽しみにしております。
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by violino45 | 2017-05-21 22:57 | 日記 | Comments(2)

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