アマティモデルバイオリン、、(やっと)完成。

冬の間に製作しておりました、ニコロ・アマティモデルのバイオリンが、やっと完成しましたので、、ご紹介しておきます。

こちらが、今回モデルとしてコピーした、1666年製のニコロアマティです。
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そして、こちらが、今回、製作したアマティモデルの楽器です。
撮影の都合で、少し赤くなってしまいましたが、実際は、もう少し薄い茶色です。
少しは、雰囲気が出ていますでしょうか?
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裏板は、細い虎杢で、繊細なアマティモデルに似合っていると思います。
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コーナー部分やエフも、ストラドモデルに比べると全体に丸みを帯びています。
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渦巻は、もっともアマティらしさを表現できる場所なのですが、、
今回は、製作中、繊細さが少し足りなかったかなと、心残りな部分ではありましたが、ニスを塗ってみたら、それなりにかわいい渦巻に仕上がりました。
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少し、ギャラリー風にご覧くださいませ。。
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肝心の音色ですが、、、
やはり、ボディが絶対的に小さい分、朗々とした低音というわけにはいかないですが、中低音からA線にかけての美味しいところや、E線などは張りがありながらも丸く、かわいい音色に仕上がったと思います。
録音が上手くいきましたら、何らかの形でお聴かせできるようにしたいと思っておりますが、、、できるかな、、、。

モスクワ滞在記、私がもたもたしている間に、高橋明さんが素晴らしい編集でご紹介くださいました。
ぜひ、ご覧くださいませ。
高橋明ヴァイオリン工房ブログ
あ、私も、アップするつもりですので、、、

by violino45 | 2009-06-10 02:19 | 製作記 | Comments(10)

Commented by たか at 2009-06-10 12:43 x
アマティ・モデル素晴らしいです・・・。
今までの菊田さんの楽器とは異ったテイストに感じます。
繊細で存在感がある風貌・・・美しい音色が聞こえてきそうです!
Commented by かとう at 2009-06-10 15:32 x
菊田さん、こんにちは。
遂にアマティモデル完成ですね、おめでとうございます。
どの角度から見ても、柔らかい雰囲気で、いいですねぇ。
裏板のトラ杢も、ニス塗り後は更に素敵です。
ところで、サイズと音色のお話がありましたが、菊田さんのストラドモデルやガルネリモデルと比べると、どれくらい小さいんですか?
Commented by 菊田 at 2009-06-11 07:05 x
たかさん、こんにちは。
はい、、ストラドモデルですと、重厚な雰囲気の仕上げがマッチするのですが、アマティの場合、少し軽い感じの仕上げの方が雰囲気が出ると思い、ニスの質感などは今までの作品とは異なったテイストになっていると思います。
音色は、最初は少し硬い感じでしたが、、徐々にふくらみのある音に変化してきました。
もう少しして、音が落ち着いたら、録音してみようと思っています。
Commented by 菊田 at 2009-06-11 07:15 x
かとうさん、こんにちは。
アマティモデルの、やわらかい雰囲気を感じていただけて嬉しいです。
サイズですが、、、、ボディの大きさとしては、ストラドモデルに比べて、全長、幅ともに3~4ミリ程度小さいです。
ボディの厚さ(横板の高さ)は、同じです。
全体に3ミリ程度小さいと、ボディ内部の空気容量も小さくなりますので、やはり低音は出づらくなるというわけです。

でも、ネックの長さや、弦の長さはストラドのフルサイズのバイオリンと同じですので、中音から高音にかけては張りのある音が維持できているわけですね。

これだけ小さいと、構えるのも楽な感じです。
Commented by Machako at 2009-06-11 12:47 x
おひさしぶりです。

さすが、とてもきれいな仕上がりですね!!!
肩(って言うのか?)の柔らかい丸みがかわいいっていうか・・・
あまてぃーもでる好きなタイプです(^ ^

3~4ミリでも持った感覚はかなり違ってくるのかな・・・?
小さいのは女性にとっては持ちやすいですよね。

音、楽しみにしています。
Commented by 菊田 at 2009-06-12 06:38 x
Machakoさん、こんにちは。
こちらこそご無沙汰しております。

アマティ-モデル、、なで肩で、全体に丸みを帯びていて、かわいいですよね。
3~4ミリ小さいと、かなり持ちやすいですし、軽いので、疲れにくいと思います。
音は、この数日で変化していますが、ストラドやガルネリの音とはやはり違っていますね。。。

録音に成功したら、、、なんとかネット上でお聴かせできるように研究しますね。。
Commented by じゃまざく at 2009-06-16 23:39 x
ご無沙汰してます。
生まれたばかりの楽器なのに、貫禄ありますね。
モダン楽器かと思ってしまいました。
虎杢、僕は太い木目がビシビシ入っているのが好きでしたが、
こういう細くて繊細なのもいいもんですね。
アマティにはこういう木目が多いのですか?

菊田さんのウズマキはいつも拝見していて
なぜか美味しそう(?)と思ってしまいます(笑)
滑らかな曲線のせいか、一瞬木であることを忘れてしまうような・・・。
かじらないように気をつけねば。





Commented by 菊田 at 2009-06-17 15:04 x
じゃまざくさん、こんにちは。
こちらこそ、ご無沙汰しております。。

生まれたばかりの楽器なのに、モダンのように見える、、、このことは、この数年私が取り組んできたテーマの一つなので、コメントいただけて嬉しいです。

アマティのバイオリンは、特に細い虎杢が多いわけではないのですが、有名な楽器でポスターになっているようなものには、なぜか細い虎杢が使われていて、そのイメージが強いです。
実際、アマティモデルの繊細なイメージには、細い虎杢がマッチしますが、でも、太い虎杢の材料でも、また違った美しさが表現できると思います。

ウズマキ、、美味しそうに感じていただけて、嬉しいです、。
かじっても大丈夫なように、今度からニスにキャラメル成分を混ぜておきますね、、、、、。
Commented by gon at 2009-06-24 08:41 x
菊田さん、こんにちは。アマティモデルの完成おめでとうございます。
繊細な感じが多分に出ていてすばらしいですね。菊田さんの楽器はどれもみなきっちりと作りこまれているのですが、やはり材木の木目や杢が細かいとヨリ繊細度が上がる感じですね。
音色は甘いですか?ストラドモデルと聞き比べしてみたいですね。

私事ですが、只今2号機のパフリングの溝彫りやっています。菊田さんのように繊細な感じをイメージしながら作業してますが、とてもとてもおよびがつきません。目もショボショボです。
Commented by 菊田 at 2009-06-26 13:54 x
gonさん、こんにちは。
お返事が遅くなり、すみませんです。。

アマティ、、、オリジナルの繊細な感じを再現するのはとても難しいですが、、今回は、ある程度は成功したのですが、、、渦巻などが、ストラド的な雰囲気から抜け出せずに悩みましたです。

音は、甘ティ、、、、イメージ的に甘い音色が欲しいところですが、ボディが小さい分、軽やかに響くという感じです。
でも、弾き込んでいくと、意外と低音も出てきました。
録音はしてみたのですが、、、アップする余裕が無いので、、も少しお待ちください。。。

パフリングの溝掘り、、目が疲れますよね。。
2号機がどんな仕上がりになるのか、、楽しみですね。。
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