裏板の切り出し

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今回の楽器の裏板は、1枚板です。
はぎ合わせる必要がありませんので、いきなり、カンナがけからスタートです。

カンナをかけると、トラ杢が綺麗に浮かび上がってきます。
全面、きれいなトラ杢というのは、これが見納めですね。

平面が出たら、横板をガイドにして、裏板の形をデザインします。
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実は、この横板、裏板の材料から製材したので、裏板と横板は同じ模様です。
でも、裏板の材料によっては、他の横板を探したほうがきれいな場合もあるので、見極めは微妙です。
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あ、今日は、オチはありませんデス。

by violino45 | 2006-10-28 16:00 | 製作記 | Comments(12)

Commented by ふぃる at 2006-10-28 19:27 x
きれい~~(* ̄。 ̄*)ウットリ

これを見た後下の記事を見て噴出しまくりました(汗)
記事は順番に見ないとダメですね~(笑)
Commented by HIRO@杢フェチ at 2006-10-28 19:38 x
おおお、、、
やっぱ、最高の木材で一回作ってみたい、、、^^
綺麗、、、
Commented by 菊田 at 2006-10-28 22:32 x
ふぃるさん、こんにちは。
「いろんな人同盟@い~ぐるさん」へようこそです。

いえいえ、「オチ」の無い、今回のような記事がこのブログ本来の、、、、、、、いや、もう遅いですね。
ふぃるさんも二○加煎餅で育った?のではないでしょうか?
あ、オミヤゲを運んでいただいた方からご指摘がありました。
博多弁での正しい発音は、NIWAKA SHENPEI だそうですね。
アッチョンブリケ。
Commented by 菊田 at 2006-10-28 22:47 x
HIROさん、こんにちは。
「いろんな人同盟@い~ぐるさん」へようこそです。

そうですね、カーリーメイプルは、やっぱり最高ですよね。
でも、作業のやり辛さも最高です(;_;)。

その昔、戦艦がまだ手漕ぎだった頃、オールはカエデ材だったそうで、敵国にカエデを輸出する時に、わざとトラ杢が強い材料ばかりを選んで送って、いざという時にオールが折れるように仕組んだ国があったとか、、、、。
ホントかどうか分かりませんが、きれいなトラ杢の材料は折れやすいし、欠けやすいので、大変です。
でも、見ているだけで癒されるので、つい、使ってしまうんですけどね。
音の良さには、それ以外の要素の方が大きいと思いますけれど。
Commented by い~ぐる at 2006-10-29 06:38 x
こんにちは~、

オオタカの飛ぶ七国峠で、ゲド戦記のテルーの唄なんぞを
弾いてみたいと思う、けふこのごろ・・・
(ゲド戦記って、イタリアでは公開されてませんか?)

きれいな板ですよね~

しか~し、杢のきつい材の加工の大変さって、
実際にやってみた人じゃないと、分からないですよね!
キレイナイタニハトゲガアル

それと、1枚板だと、はぎ合わせが必要ないというのは、
私にはとっても魅力的に思えます(^^;)
習作は、表板も1枚板で作りたくなりますデス。

横板、ご自分で薄く仕上げられたのでしょうか?
やっぱり、バンドソーで?

削りしろがもったいないと思ってしまう、貧乏性なのでした(笑)
Commented by きうち at 2006-10-29 09:03 x
菊田さんおはようございます。

>裏板の材料によっては、他の横板を探したほうがきれいな
>場合もあるので、見極めは微妙です。

知らなかったです。実は、手作りバヨリンは、横板と裏板は同じ板から(スラブカットの板を使う場合は例外)、表板とブロックは同じ板から(ブロックは柳の場合もあり)とVnの(演奏の)お師匠からおしえられてました
裏板紋様は楽器の魅力のひとつなので、厚さ5cmぐらいの1枚板がガンガン削られて、裏板になってゆく経過はその表板の表情(杢)の変化がすごく楽しいですよね。削っているうちに素敵な杢が出てきたら、そこが顔となるように作るんですよね。師匠のビオラは、申年に製作してもらっていたのですが、削っているうちになんと、サルの顔のような模様が出てきたので、それを生かした仕上げの裏板になってます。私のVnも「海」をテーマに作ってもらい、偶然出てきた波のような模様を生かしてます。

菊田さん。ぜひ裏板に猫の顔の紋様(杢)が出てる板を探してください。あっ!でも角度を変えると、菊田さんの(不敵な笑い)顔の紋様(杢)が出るのだけは勘弁してください。それだとチェリーニ菊田さんの復活になってしまうので(笑)
Commented by 菊田 at 2006-10-29 15:47 x
い~ぐるさん、こんにちは。
ぜひ、委員長みずから、さらに「いろんな人」の勲章を増やしていただきたいものだと思います。
ゲド戦記、、、、公開されていませんです。
いつか、DVDで見たいものです。(日本での評判は、いかに?)

そうですね~、杢の深い材料、、、峰不二子のようなものですね。(意味不明)
裏板だけではなくて、表板も、きれいな材料、質の高い材料ほど、年輪が硬くて、強くて削りづらいです。

いずれにしても、体験してみないと、その峰不二子的性格は実感できないと思うのですが、出来上がった時の美しさですべてを忘れてしまって、また手を出してしまうわけですね。

はぎ合わせがないというのは、私にも魅力的です。
30分くらいの仕事が一つ減るだけなのですが、やはりはぎ合わせは神経を使う仕事なので。

横板は、バンドソーで2mmくらいに削りだして、カンナで1mm強に仕上げます。

削りしろ、、、、最初のうちの作業では、それこそ山のように発生します。
暖炉があれば嬉しいのですが、、、、。



Commented by 菊田 at 2006-10-29 16:00 x
きうちさん、こんにちは。
いろんな人同盟、、、、、、、、もういい、って?
ちなみに、このブログをご覧になった方は、すでに同盟員ですので、、、。
ワンクリック勧誘。

そうですね、横板は2枚板のときも同じ材料から切り出せれば理想的なのですが、それだけの余裕を持った厚みで売られていることの方が少ないので、別に売られている横板から探すことのほうが多いです。
一枚板の場合は、厚みが十分な場合が多いので、横板を切り出す事が多いですが、逆に、全面びっしりとトラ杢が入った一枚板を確保するのが難しいので、横板にしたときにトラ杢が綺麗に出ないこともあるのです。
その場合は、やはり別の横板を探します。

裏板のカエデは、いまや貴重材なので、あまり余裕を持った厚さで売られていることは少ないです。
なので、杢の変化を見ながら削って、気に入ったところを使うということは、現実的には難しく、逆に、売られている材料のイメージがそのまま楽器のイメージになることが多いです。

猫顔の裏板、了解しました。
私の顔は、楽器の裏側に浮き出るようにしておきますので、ご安心ください。
Commented by taputapu at 2006-10-30 07:21 x
菊田さん、こんにちは。5月に池袋で楽器フェアが行われた際にお話をさせて頂いた者です。裏板とは関係ないですが、お邪魔させてください。11月3-5日開催の弦楽器フェアが近づいていますが、今回は帰国のご予定ですか?また、お師匠さんは来日のご予定はありますか?実は趣味でitalianoをはじめました。先月からなので、勿論まだNon palroですが‥。菊田さんにもお師匠さんにもお会いできたら‥、と思いまして。ブログをご覧になっている皆さんもそうだと思います。 
Commented by 菊田 at 2006-10-30 16:08 x
taputapuさん、こんにちは。BUONGIORNO!

弦楽器フェアーが間近ですね。
でも、残念ながら今回は帰国できません。
私の師匠も、今回は参加いたしません。

でも、私の友人の製作家、ダニーロ氏がイタリア製作家協会の担当で来日します。
シメオネ・モラッシー氏も行きますので、イタリア語で話しかけてみてください。
喜ぶと思いますよ。

私の帰国は、来年の5月、再び池袋での展示会の時の予定です。
ぜひまたお会いできれば嬉しいです。

イタリア語も、楽しんで習得してくださいね。
クレモナでお待ちしています。
Ci vediamo!
Ciao.


Commented by zentaro at 2010-10-13 14:15 x
こんにちは。
いつも楽しく拝見させていただいております、初めて書き込みさせていただきます。

裏板の平面出しに使用してらっしゃる鉋はどこのメーカーのなんという
モデルでしょうか?

ご回答いただければ幸いです!
Commented by 菊田 at 2010-10-13 15:53 x
zentaroさん、こんにちは。
2006年の記事に、書き込みをありがとうございます。

今読み返すと、当時は、ずいぶん妙なノリのコメントを書いていたものだと、、恥ずかしくなります。

さて、カンナですが、普段は2種類使っていまして、ひとつは、スタンレー社のNo.7というモデルです。

もうひとつは、クリフトン社の、No.6というモデルです。

No.6とかNo.7というのは、カンナの長さを示すもので、どのメーカーもほぼ共通の規格になっているようです。

このカンナのことは、以前、記事にもしていますので、ご覧くださいませ。
http://violino45.exblog.jp/4976327

ではでは、更新も滞っている拙ブログではありますが、、今後ともよろしくお願いいたします。
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