ライニング

横板には、ライニングという細い板を貼り付けます。
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ライニングの役目は、、、、
・横板が割れたり、ゆがまないように補強する。
・表板や、裏板との接着面を大きくして、はがれにくくする。
の二つがありますが、2番目の方の意味合いが強い気がします。

センター部分は、将来的に剥がれやすいので、ブロック材に埋め込みます。
溝は、こんな感じです。
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熱で曲げたライニングを、溝にはめ込みます。
横板とすき間が無いように曲げるのは、結構難しいです。
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このライニングの材質が、どの程度音に影響しているかは、よく分かりません。
でも、土台がしっかりしていない住居が、ゆらゆら揺れてしまうように、横板と響板をつなぐこの部分の精度が低いと、しっかりした楽器にはならない気がします。

ちなみに、私は、表板と同じスプルース(もみ)を使っています。
柳をつかう人も多いですね。

by violino45 | 2006-08-08 17:03 | 製作記 | Comments(6)

Commented by yama at 2006-08-10 13:11 x
どんどん出来上がって行くので、このブログへのアクセスが楽しみです

ライニングは、ブロックと同じ材質が推奨なのでしょうか?
ブロックが柳でライニングがスプルースという設定は、そんざいしますか?

また、ライニングを楔形に仕上げるのは、接着してからされていらっしっやるのですか?

細かい事ばかり聞いてすみません。

Commented by 菊田 at 2006-08-10 15:01 x
yamaさん、こんにちは。
いえいえ、実際のところ、かなり停滞していますです。
yamaさんも順調に製作されていますね。

ライニングとブロックの材質ですが、同じ材質で製作する人が多いのは事実だと思います。
でも、同じ材質で揃えた方がよいというわけではなくて、柳が好きか、スプルースが好きかという理由だと思います。
私は、材質として、スプルースの方が好きなので、両方ともスプルースで製作しているわけです。
どちらが優れているということは無いのですが、それぞれにキャラクターや、素材としての特性に一長一短があると思いますので、製作家の好みで自由に組み合わせていいと思います。

クサビ形に仕上げるのは、接着してから、ナイフで作業します。
Commented by たにつち@茹で頭 at 2006-08-10 20:11 x
最後のブロックの画像をみてると、どうしてもブロックがバウムクーヘンに見えてしかたありません・・(^^ゞ
「お菓子の家」みたいに「お菓子のバイオリン」が出てくる童話ってどうでしょう?(また、そっちかい!!)
すいません・・・暑さのせいです。こちらは今日、38度超だったでしょう。
Commented by xi@肩こり at 2006-08-10 21:09 x
菊田さんが池袋にいらっしゃるとわかった時には、初めて触るバイオリンは菊田さんの作品だと勝手に決めていました。
菊田さんのバイオリンには、その稜線(?)と色の美しさに圧倒されたのをよく覚えています。
それと、普段触っているチェロと比較して驚くほど小さかったことも、弓までの距離が近すぎて眼鏡越しに良く見えなかったことも新鮮でした(老眼ではないですよ、多分)。

ところで私もブロックがバウムクーヘンに見えてきました。(たにつちさんはじめまして。)以前にも話題になっていましたが、木材がおいしそうに見えることってありますよね。
私は、クルミやナラを削ったときは、チップを燻製用に固めて保存しています。
あとは燻製する時間と場所の確保ですが、それがなかなか・・・。
Commented by 菊田@食えへん at 2006-08-11 05:10 x
たにつちさん、こんにちは。
そうですね~、バウムクーヘンを発明したドイツのおっちゃん(決め付けている)も、木の切り株を見ていて、美味しそうだと思ったんでしょうね~。
で、ついつい、生地をぐるぐる巻いてケーキを作ってしまったのでしょうか。
美味しいですよね~、バウムクーヘン、、、、。
イタリアにはなかなか売ってないんですよ~(;_;)。
ドイツへの対抗意識は、思った以上に強いようです、、、。

物語、、、、今はひたすらほとぼりを冷ましてますです。
他所様のブログのコメント欄、しかも、聖なる蝶の記事に、アホなことを書いてしまって、蝶愛好家の方のお怒りを買っているのではと思い、自宅謹慎中です。

え?そんなに暑いのですか??
熱中症にはお気をつけください。
クレモナは、朝晩は寒いくらいです。
もう、秋の気配が忍び寄って来てるようです。

思えば、例の物語を書いているときは、クレモナも35度越えてました!
やはり、アフォ度も、暑さに比例するようです、、、。
たにつちさん、期待してますです。
Commented by 菊田 at 2006-08-11 05:23 x
xiさん、こんにちは。
そうですね~、チェロに比べると、バイオリンはホントに小さいですよね。
弓も、顔の間近を通過しますよね、確かに、、、。
チェロの方が、演奏の姿勢としては、自然なのかもしれませんね。
胡弓や、馬頭琴など、大きくない楽器でも、バイオリン族以外はひざの上で弾いてますしね、、、、。
バイオリンをひざの上で弾く演奏家の人は見たことないですね。
オーケストラで、一人だけひざの上で弾いていたら、目立つからでしょうか。

燻製、、、、いいですね~、、。
ソーセージ?でしょうか?
魚とかも美味しそう、、、。
カエデやもみの木はチップにはならないのでしょうか?

でも、確かに場所の確保は大変ですよね。
今の都会で、煙を出したら大騒ぎですからね、、、。


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