パーフリングその2
パーフリングの溝を掘り終えたら、アンニュイな気分に浸るひまもなく、パーフリングを入れていきます。
コーナー部分をピッタリ合わせて、しかも長さをピッタリ合わせるのはとても大変なので、途中でつなぎ合わせます。
お互いに斜めに切り取って、つなぎ目を目立たなくするわけですね。
なんだか、「ズル」しているみたいに見えますけれど、、、、、。
クレモナのバイオリン製作学校でも教えている、由緒正しい「忍法」なんです。
その名も「木の葉隠れ」、、、。
もちろん、世の中のバイオリン全てがこうなっているわけではなくて、一本のパーフリングをピッタリと長さを合わせている製作者さんもいますので、念のため。
by violino45 | 2006-06-17 15:27 | 製作記 | Comments(9)
このパーフリング、溝に埋めた後は平らにきれーいに やすりをかけるのでしょうか?
単純作業のそういうの、だーいすきです、ほんとに 綺麗に仕上げる気合充分です!! (私が気合いれてもしょうがないですね)
でも、菊田さん!! 私には、やる事が!
菊田さんみたいに心込めて作られた楽器たちを楽しく歌わせる使命があります!!
100年前にらぶを産んだ人に聴こえるように、ね。
ほおお・・・「忍法・枯れ葉隠れ」というのですか。教えられるとなるほどです!
よくぞ先代は、忍法を編み出してくれたものです・・・菊田流忍法でもいろいろ編み出されているんでしょうね
ところで質問なのですが…
上側(写真に写っている反対方向)のパフリングのつなぎは、やはり対角線上の位置でしょうか?
クレモナ忍術養成学校の入学試験を受けた人たちは全員、合格したそうです。
よかったよかった、、、。
ちなみに、くの一さんも3人、入学しましたよ。
naoさんは、いつ?
でも、みんな製作家(忍者)になってしまったら、楽器を育ててくれる人がいなくなってしまいますね。
ところで、、、パーフリングを入れた後ですが、残念ながら単純作業とはいかないのです。
ここからが長いのデス。(昨年の9月30日の忍術記事をご覧ください。)
クレモナ忍術養成学校では、たくさんの秘伝を学びました。
手裏剣の研ぎ方はおまかせください。
分身の術を使って、授業をサボったことは内緒です、、、。
この猫、、、忍法、「頭隠して尻隠さず」、、、を使ったようですね。
先日は、というか、今週は、忍者のタマゴたちのお世話で、大変お疲れ様でした。
皆、入学できたようで、よかったですね。
ご質問の件ですが、あまり対角線上ということは気にしていないです。
今回は、両方とも右側でした。
その時の気分、というか、溝の具合を見て、一番目立たないような場所を選んでつなぎ合わせますので。
何事も、とらわれずに、臨機応変に、、、、。
忍法の極意?デス。
やりたいことやった者勝ち青春なら〜♪>naoさん
菊田さん、momoの歯のことをご心配頂きありがとうございましたー
根っこからボキッと折れていると思ったら、先数ミリくらいが欠けていて、自分の歯はまだ大部分が残って神経も生きていました。
でも、衝撃で神経が切れていれば段々もろくなるので、いつかは差し歯になるかもしれないとのこと。
今は、欠けた部分を補修した状態で、顔にも傷は残っていなくて、、想像していたよりだいぶ軽くて、ほっとしました。
さて、ネコちゃんも、菊田さんも、調子出てきたみたいですネ!
がんばってください〜〜
忍たま、、、なつかしいです~。
あ、いまでもやっているんでしたっけ?
momoちゃん(さん?)、思っていたよりも軽かったのでしたら、良かったです。安心しました。
でも、お大事になさってくださいね。
さて、私はともかく、ねこ男爵は元気のようです。
気が付くと、居るんですよね~。