大阪の展示会、動画と写真でご報告
大変遅くなりましたが、5月2日と3日に開催されました、「第13回 関西弦楽器製作者協会 展示会」について、動画と写真でご紹介いたします。
会場の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
岩井さんは、関西弦楽器製作者協会の発起人であり、初代会長でもあります。
手前から2021年製、2017年製、2011年製です。
写真は、岩井さんの作品。
右端の楽器(2021年製作)です。
試奏担当は、堀江恵太さんです。
さすがの安定した実力は、見事です。
インタビューを受ける、岩井さん。
しかも、同じくクレモナから参加した、やち陽子さんの楽器も同点で2位でした。
弦楽四重奏での演奏会では、岩井さんの楽器が第一ヴァイオリンとして演奏され、私とやち陽子さんの楽器は、第二ヴァイオリンとして順番に演奏いただきました。
初日、二日目ともに、素晴らしい演奏を聴かせていただきました。
満員の客席からは、大きな拍手が鳴り響いていました。
今回は残念ながらビオラの展示がなかったのですが、いつか、菊田萌子さんに菊田ビオラを試奏していただきたいと思っております。
ご来場いただきましたお客様に、あらためて厚く感謝申し上げます。
また来年、会場にてお目にかかれます日を楽しみにしております。
by violino45 | 2023-05-29 10:44 | 動画 | Comments(2)
大阪での展示会、動画と写真でのご紹介のアップ有難うございます
私は大阪は行けなかったので、大変興味深く動画を拝見致しました。
なにか、とても活気があり東京とは少し違う雰囲気がしました。臨場感がありとても楽しかったです。
色々興味あるイベントもご紹介有難うございます♪
5月は沢山のイベントお疲れ様でした。私も池袋と、宮地楽器小金井で とても素敵な時間を過ごせました。改めまして有難うございます!
菊田さん楽器は、少し特徴がちがえども
やはり菊田さんらしい音がしました。個人的には、2017年の池袋で試させて頂いた楽器が、特に印象深く感じました。華やかで、芯があり まとまった
音でした。弾きこまれている感が伝わってきました。
展示楽器は、オーナーさんからお借りしていると、聞きました。
私の楽器、私がオーナーになるのがはじめの子達もいます。いかに、大切にしているか、
この子達が、音を出すと それが
みんなに伝わっていく、。そう思うと
育ての親になった責任を感じました。もちろん、重く辛い責任ではなく、いかに自由に華やかに、楽器が楽しく音をだすようになるか、です。
六月になり、東京も梅雨入り間近です。
クレモナにお帰りになられたと、お聞きしておりますが、お身体ご自愛の程、心よりお祈りしております。
また、暮れに?来年に?お目にかかれるのを楽しみにしております。
今まで、大阪の展示会を写真ではご紹介してきましたが、会場の活気は写真ではなかなか伝わらない部分も多いので、今回は動画で撮影してみました。
会場の雰囲気を楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。
大阪の会場は、とにかくスペースが広いので、人の動きに制限がなく、試奏もしやすいのが特徴だと思います。
5月は宮地楽器のイベントや池袋の展示会にご来場いただき、ありがとうございました。
今回も最新作は展示できませんでしたが、年代の異なる楽器たちの音色の違いを楽しんでいただけたのでしたら嬉しいですし、製作者としても、とても勉強になる展示会となりました。
大阪でも池袋でも、演奏者さんによって、それぞれの楽器に対するご感想は様々で、2021年の楽器を絶賛されたかと思うと、2017年の方が良いと言われる方も多く、また、2011年が一番良いとおっしゃる方もいらっしゃいました。
正直、戸惑うことも多いですが、それぞれのご意見に耳を傾けて、トータルで良い楽器とは何なのかを真摯に追及していくことで製作者としてさらに成長していきたいと、あらためて思った展示会でした。
最初のオーナー様になっていただいたお客様には、もちろん、楽器の良さを広めていただければ嬉しいですが、演奏される音楽を十分に表現できる楽器を製作できているかどうかの方が問題ではありますので、より良い楽器をお届けできるように、さらに精進していきたいと思っております。
正直、年に二回帰国するのは、いろいろな意味で大変ではあるのですが、今回、久しぶりに二つの展示会に参加してみて、製作者としての生命力を維持していくためには、展示会は必要不可欠なものとあらためて感じましたので、もし年末に再びそういう機会がありましたら、積極的に参加していきたいと思っておりますし、また会場にてお目にかかれます日を楽しみにしております。