クレモネーゼ 1715モデル 動画と写真でご紹介

以前、ホワイトヴァイオリンとしてご紹介しました、ストラディバリ、クレモネーゼ 1715モデルが完成しました。

今回も、クレモナ在住の演奏家、横山令奈さんに試奏していただきましたので、動画と写真でご紹介させていただきます。


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今回、たっぷり4曲演奏いただきましたので、10分を超える動画となりましたが、ミニ・リサイタルのように楽しんでいただけるように編集しましたので、ごゆっくりご覧いただければ嬉しいです。
特に、後半のタイスの瞑想曲は、全曲通していただいておりまして、高音から低音までの、楽器の特徴が良く分かる動画となったのではないかと思っております。

この、クレモネーゼ 1715モデルは、5月6日の、宮地楽器さんでのイベントでもお披露目させていただく予定です。
御試聴いただき、ありがとうございました。

横山令奈さんのプロフィールは、こちらです。
https://profile.ameba.jp/ameba/lena-violin

実は横山さんは現在来日中で、4月26日と27日には、大阪で演奏会があるそうです。
妹の横山亜美さんが、ブログに演奏会について書かれています。

4月26日について
4月27日について

前回同様、完成したばかりのヴァイオリンをプロの演奏家さんに試奏いただくのは緊張しますし、また、慣れない楽器での演奏を動画として残すことへの申し訳ない気持ちもあるのですが、そういう不安を一切感じさせない横山さんの演奏は、さすがですね。
そして、生まれたての楽器の最初の状態を記録に残すという意義にご賛同、ご協力いただけて、横山さんにはとても感謝しております。


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では、最後に、写真にて楽器をご紹介いたします。
いつもの1705年モデルとは、やはり少しだけ趣が違うシルエットです。

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エフも、師匠のニコロ・アマティの影響が少なくなり、黄金期のストラドらしい、力強いエフの造形です。

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ホワイトの状態でも説明しましたが、この、Cの部分のラインの流れ方が、1705モデルとは微妙に違うところです。
超マニアックな違いではありますが、、

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ウズマキも、黄金期のストラドを意識して仕上げましたが、毎回、いろいろ悩む部分ではあります。

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今後も、機会があれば、クレモネーゼ・モデルも製作していきたいと思っております。

ご覧いただき、ありがとうございました。


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by violino45 | 2019-04-24 15:16 | 製作記 | Comments(4)

Commented by Junjun at 2019-04-24 22:53 x
菊田さん、

日本にいらっしゃる前のお忙しい中、
クレモネーゼモデルのアップ有難うございます。

この楽器が、GWの宮地楽器小金井でのイベントで、使用されるとの告示、
直接音を聴けると知り、今から大変楽しみにしています。

横山令奈さん、
前回、その素晴らしい演奏に 驚き圧倒されました。

今回は、さらに
興味深く、拝聴させて頂きました。

前回の演奏は、はりがある 若々しい
元気な透明感ある音、今回のモデルは、
さらに深い丸みがある 厚みを感じました。

モデルが違うと、こんなに差がでるのかと
、しかし、素直で 響く品がある音は
共通して感じられました。

また時間がたち、その音を聞かせていただくと色々な イメージがわくのでしょうか、

バイオリン という存在が
近くに感じられる環境に、改めて
感謝し、今いてくれる私の楽器を
愛おしく感じられました。いつも、菊田さん
に感謝しています。
有難うございました。

では、GW楽しみにしています。




Commented by parnassus at 2019-04-25 00:19
スピーカーとヘッドフォンで2度聴き比べましたw
高温のシャリ音が丸められた音という意味、理解できた気がします。
また、音圧までがよく感じられます、これは低音側の響きでしょうね。
録音作業風景の師匠の姿がやはりはまってます。さりげなく写っている機材もツッコミどころが満載のようです。マイクはなんでしょう、こっそり教えてくださいね。

帰国のご準備でお忙しいところと拝察いたします。
どうぞご自愛くださいませ。
当方のお会いできるチャンスは、池袋の2日目・・
*たにつち*
Commented by 菊田 at 2019-04-25 02:50 x
junjunさん、こんにちは。

御試聴いただき、ありがとうございます。
そして、ご感想もありがとうございました。
嬉しく拝読いたしました。

そうですね、モデルによる音の違いもありますが、使用した材料の音響特性や、微妙な削り方、その他もろもろの要素によって、ヴァイオリンの音は変わってきますので、前回と今回の楽器の音色の違いが、何によるものが大きいのかは、製作した自分でも、正確に考察するのは難しいです。

あと、前回は、楽器の完成から録音まで、十分な時間を取れたのですが、今回は、もろもろの事情で早めの録音となりましたので、ニスの乾燥具合の違いもあります。

このあたりが、音に丸みを帯びた印象につながっているかもしれません。
もし、あと10日ぐらい後に録音したら、また違う音色になっているかもです。

なかなか、条件を揃えた状態で御試聴いただけず、申しわけありません。

いずれにしても、製作者としては、なかなか冷静に聴くことが難しいですので、率直なご感想をいただけるのはとてもありがたいことです。

5月6日には、このヴァイオリンもお披露目させていただきますので、生の音を聴いていただければ嬉しいです。

会場にてお目にかかれますのを楽しみにしております。
Commented by 菊田 at 2019-04-25 03:05 x
たにつちさん、こんにちは。

スピーカーとヘッドホンで試聴いただき、ありがとうございます。
車の騒音など、ライブな雰囲気も楽しんでいただけたのではないでしょうか^^?

そうですね、輪野さんとコラボしていた頃は、楽器の音をできるだけ忠実に、味付けを排除する方向で録音していたのですが、昨年の後半くらいから、忠実さは大切にしつつ、音楽的にも耳当たりよく楽しんでいただけるように、機材や録音方式を変更してきておりますので、そのあたりの効果も出ているかもしれませんです。

でも、まだまだ、いわゆる音楽会的な録音に比べると、かなりタイトで、楽器の音色優先な録音ではあるのですが、、。

マイクは、無指向性コンデンサーマイクをステレオペアで使用しています。
詳細は、またあらためて、、、^^。

写真へのツッコミもありがとうございます。
前職では20年間、こういう感じで仕事をしていたので、いまだに「シックリ」きております^^。

池袋でお会いできるかも、ですね、楽しみにしております。

ではでは
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