ストラドモデルの製作 アーチ削り
1月も半ばとなりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
by violino45 | 2019-01-14 08:15 | 製作記 | Comments(2)
裏板の製作過程のアップ有難うございます。
より詳しい解説をしてくださって、とても
わかりやすかったです。
特に、最終的に 音質と見た目の美しさ、強度を考えると相反する部分が出てくる、、、
製作者さんサイドの見方に興味深く拝読いたしました。
アーチを深く?というのですか、膨らみを強く出すと、裏板の厚みが、中央と端で
かなり変わってくるという事ですね?
ここは、〇〇ミリにする、、という
マニュアルがあるわけではないと。
改めて、楽器作りは、本当に奥深いと感じました。また、見た目の美しさだけでなく
楽器として、使用する事を考えて、、、
この部分では、全く畑違いの職業ですが、
私の仕事にも共通しているな、と感じました。( 見た目の美しさだけでなく、お口の中でちゃんと機能しなくてはいけないので、補綴物が作られてきて、それを調整するという
仕事が必要だからです。)
ミケニャンヒヤシンス、可愛らしいお花が咲くのは楽しみですね。寒い中、また少しずつ
春が近づいてくるのを、周りの自然が教えてくれる、、、そんな変化をちゃんと見れる
気持ちを持って、毎日を過ごしたいと感じました。
有難うございます^_^
コメントありがとうございます。
今までも何度もこの工程をご紹介してきまして、同じような説明になってしまっておりましたので、今回は、さらに少し詳しくお話ししてみましたが、少しマニアックというか、製作者の内面的なものになってしまった気がしていましたので、読み取っていただけて嬉しいです。
木工に限らず、どんな仕事でも、最終のイメージを明確に持って、段取りを組み立てていけるかどうかで、作業のスピードも仕上がりクオリティも違ってくると思うのですが、なかなか理想の域には到達できず、毎回、試行錯誤の連続ではあります。
でも、そうして悩みながら答えを出していくことで、製作者の個性や、魂のようなものが、自然に楽器に込められていくような気もしますので、今回の記事の内容と反する気もしますが、段取り優先にならないように気を付けてもいます。。
Junjunさんのお仕事は、まさしく、見た目も機能も、完璧を求められる世界だと思います。
私には想像もできない厳しさもあるお仕事だと思いますが、ヴァイオリン製作に共通点を感じていただけて嬉しいです。
気がつけば、2019年も24分の1が過ぎてしまいましたね^^。
思ったより早く、春が来るかもしれませんね。