ネックの切り抜き

出来上がった型の通りに、ネック材を切り抜きます。
この作業で、スクロールの外側のシルエットが決まってしまいますので、大切な作業です。

あれだけこだわって作った型ですが、ここでお役御免です。
しかも、実際に木に写し取ってみると、少し修正が必要だったりします。
目で見て、バランスよく仕上げていきます。
あごの部分の形が少し違いますが、スクロールがある程度できてから、最後に仕上げます。
ネックの切り抜き_d0047461_17581825.jpg

ところで、クレモナはこの数日、霧が濃くて大変です。
霧は、冬のクレモナの風物詩、ではあるのですが、、、。
我が家のベランダからの景色も、真っ白で、高原のペンションに来たみたいです。
カコ、じゃなくてカキの木も良く見えません。

実は、毎日車でマエストロの工房に通っているのですが(片道16km)、霧が出ると危ないので、来るなと言われてしまいます。
昨年、その言いつけを破って行ってしまったのですが、帰りの夜道、本当に視界が数メートルで、ものすごく怖い思いをしましたので、霧の日はおとなしく自宅の工房で作業しています。

来週は霧が晴れる事を祈っています。
ネックの切り抜き_d0047461_17584715.jpg

by violino45 | 2006-01-20 17:58 | 製作記 | Comments(5)

Commented by 葉月 at 2006-01-21 00:18 x
うーん、こうして渦巻きが出来ていくんですか・・・。ここからあの立体的な、なんですね。、写真が幻想的ですね。霧ではありませんが、こちらは、このところずーっと音もなく細かい雪が降り続けています。吹雪になると視界は真っ白でやはり前が見えません。やはり怖いです。
Commented by 葉月 at 2006-01-21 00:22 x
>立体的な、なんですね
立体的なおいしそうなパンのようになるんですね。と書いたのですが、うっかり消えました.(笑)。
Commented by 菊田 at 2006-01-21 01:48 x
葉月さん、こんばんわ。
私もパソコンで文字を打つと、肝心なところが抜けたり、入れ替わったりするので、いつも冷や冷やデス。
クレモナも年末から雪が何度か降ったのですが、ずーっと溶けずに残っています。(写真にも少し写ってますが)
今年は特に寒いようです。
音もなく降り続ける細かい雪、、、幻想的ですが、生活には大変ですよね。
白木の渦巻き、人によってはアイスクリームに見えたり、パンのように見えたり、面白いですね。
でも、いずれにしても美味しそうに見えるのは嬉しいです。
タイスの調子はいかがですか?
Commented by 葉月 at 2006-01-22 10:44 x
ハイ。行き詰っています。(笑)タイスは只者ではない~。(笑)
いえ、リズムの感じ方が違ってるといわれて。私、リズム感が悪くて。
譜面どおりに弾けないので今はおもいっきり分解しています。

Commented by 菊田 at 2006-01-22 15:33 x
タイスって、音程も難しいし、さりげなく連譜が入っているから難しいですよね。
長~く延ばした音符のあとに細かい音符が続くパターンが多いので、下手をすると、妙に崩して歌う演歌歌手みたいになってしまいますね。^^

でも、この曲、前もどこかで書きましたけど、楽器のチェックには良いし、ちょっと人前で弾くにはすごく映える曲なので、ぜひ身に付けていただきたいものだと思います。
といいつつ、私は挫折しましたが、この曲、でももう一度トライしてみます。
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