最新作ヴァイオリン、動画でご紹介 (別の楽器もあります)

5月7日の宮地楽器さんでのイベント、たくさんの御予約をいただき、まことにありがとうございます。
10時30分からの部はまだお席に余裕がございますので、ぜひこの機会にお目にかかれれば嬉しいです。
こちらの宮地楽器さんの電話番号(042-385-5585)で、ご予約を受け付けております。

さて、その5月7日のイベントにてお披露目させていただく予定の最新作ヴァイオリンですが、先日、輪野光星さんに録音していただきましたので、動画と写真にてご紹介させていただきます。

もう1台、輪野さんが関わった楽器もご紹介していますので、最後までぜひご覧下さい。


輪野さん、いつも素敵な演奏をありがとうございます。
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完成したばかりの楽器の録音は、緊張感も漂いますが、、、楽しく収録しております。
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今回、楽器の音をリアルに録音するための試みとして、新しいマイクを導入して、より楽器に近い位置で収録しました。
マイクはオーストリアのAKG社、C414B XLS というモデルで、私が放送局勤務時代に、楽器録音用に頻繁に使用していたマイクです。
これからも、ヴァイオリンの音を記録するための、より良い方法を模索していきたいと思っております。
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では、輪野さんの演奏です、2曲続けてお聴きください。
1曲目は、パラディスのシチリアーノ、2曲目はバッハのパルティータ2番の、いずれも冒頭部分です。



生まれたばかりのヴァイオリンの音色、お楽しみいただけましたでしょうか?
この楽器は、5月7日のイベントでも演奏される予定です。
ぜひ、生の音も聴いていただければ嬉しいです。

では、楽器の写真をご紹介します。

ストラディヴァリ、1705年モデルです。
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エフです、アマティ的な丸みを帯びたスタイルで製作しております。
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裏板の、コーナー部分です。
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ウズマキは、今回の楽器から、別のモデルを使用しております。
黄金期のストラドモデルであることには変わりないのですが、少しだけ小ぶりで、繊細なタイプになっています。
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5月7日の宮地楽器さんのイベントでは、この最新作の他に、いつも展示会でおなじみになっているヴァイオリン2台、ビオラ、そして1台だけ製作したチェロを使用しての演奏会を予定しております。
楽器とともに、皆様の御来場をお待ちしております。


さて、この楽器を収録した日、もう1台のヴァイオリンの動画も撮影しました。

輪野さんが、製作家仲間の2人と共同で製作した楽器です。
数年前、お互いの技術交換と音響研究を兼ねて共同製作されたそうで、しばらくホワイトで乾燥した後、今年、輪野さんがニス塗りをして完成したばかりのヴァイオリンです。
こちらの、輪野さんのHPにて、楽器の写真と、それぞれの製作者のプロフィールをご覧いただけます。
http://artviolins.net/violin-2017-collaboration-wano-momose-nose/

左から、輪野光星さん、野瀬典子さん、百瀬裕明さんです。
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では、演奏をお聴きくださいませ。
曲目は同じく、パラディスのシチリアーノ、バッハのパルティータ2番の、2曲です。



ご覧いただき、ありがとうございました。
若い製作者同士で切磋琢磨して、技術を磨いていくことは、すばらしいことですね。
優秀な製作者が育っていくことは、私達にとって脅威でもあるのですが、、とても嬉しいことです。
でも、まだまだ負けられませんので、、、^^、私も頑張って精進を続けて行きたいです。

録音の後、根本君、吉田さんも合流して、製作者同士の集まりとなりました。
楽器を手に、意見交換する姿はいつも真剣です。
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そして、お互いの楽器の音を聴き比べる、試奏会となります。
それぞれに、いろいろな思いを心に持ちながら、、悲喜こもごもの時間ですが、でも、確実に将来に向けての糧になる機会だと思いますので、これからも時々、こういう時間を持ちたいと思っています。
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左から、吉田朗子さん、根本和音さん、輪野光星さん、私、百瀬裕明さん、野瀬典子さんです。
あれ、なぜか明さんが居ない~?
この日は都合が合わなくて、、残念でした。。
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ミケにゃん、、私が帰国準備を始めると、必ずこうなります。。
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by violino45 | 2017-04-28 05:08 | 製作記 | Comments(2)

Commented by Junjun at 2017-04-28 08:28 x
菊田さん、こんにちは。

新しいバイオリンのアップ有難うございます。
前回の記事で、次回は輪野光星さんの演奏動画の告示があったので、楽しみにしていました。

この楽器さん、先日のホワイトとは別ですよね?
確か、20日に展示するとの話でしたので。
しかし、裏板の感じなど同じように見えてしまうシロウトですが、音が聴けて大変興味深く思いました。

見た目の美しさは勿論のこと、その音は元気でハリがあり、これから柔らかさや厚みがでてくるのが想像できる感じに思えました。という大変失礼な意見をお許しください。

さすが輪野さん。素晴らしい演奏ですね。
丁度私も、同じバッハの曲を弾いているので、
大変勉強になりました。有難うございます。

また、輪野さん、野瀬さん、百瀬さんの
共同のバイオリンさん。
若くて、よりハリがあり元気な楽器さんだと
感じました。またまた、失礼いたします。

菊田さん工房に皆様がお集まりになり
ご研究される姿は、職種が違えども 私も刺激になります。まだまだ上を目指し頑張りたいと思います。

ミケニャン、暫しのお別れわかるんですねー。
可愛いらしい。。後ろ髪ひかれ状態ですね。

では、ついに明日から連休です。
お目にかかれるのを楽しみにしています。呉々も
お気をつけてくださいね。
日本で皆んなが菊田さんを待ってますね。
よろしくお願い申し上げます。
Commented by 菊田 at 2017-04-28 19:08 x
Junjunさん、こんにちは。
早速ご覧いただきありがとうございました。

そうなんです、先日のホワイトヴァイオリンとは別の楽器で、以前、ホワイトでご紹介した楽器です。
トラ杢が、この楽器は右下がりですが、先日ご紹介したばかりのホワイトは右上がりという点が、判別のポイントです^^。

動画のご感想をありがとうございます。
楽器によっての音の微妙な違いを感じていただけるような録音ができていれば、私としてはとても嬉しいです。
7日には、このヴァイオリンの音を生で聴いていただけると思いますので、ぜひお楽しみにです。。

Junjunさんもバッハのパルティータを演奏されているのですね。
この曲は、プロの演奏家の録音を聴いていると、穏やかな演奏だったり、逆に、とてもアグレッシブな演奏だったり、いろいろな解釈があって面白いです。
輪野さんの演奏は、どちらかというとアグレッシブな印象ですね。
Junjunさんのバッハも聴かせていただけるのを楽しみにしております。。

Junjunさんも、さらに上を目指されているとのこと、素晴らしいですね、私も、若い製作者さんたちから刺激をもらいながら、より良い楽器を製作できるように頑張りたいと思っています。

ミケにゃん、、ただ、箱空間を喜んでいるようにも見えますが、、^^、でも、微妙にいつもと違う空気を感じているのかもですね。。

ではでは、日本でお目にかかれますのを楽しみにしております。
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