弦楽器フェア & ホワイトヴァイオリン
2007年から参加させていただいております弦楽器フェア、今年は10回目となりました。
この10年間で、参加メンバーが変わったり、いろいろ変化がありましたが、順調に継続して来られたのは、私達の楽器をたくさん御試奏いただいたお客様のおかげと感謝しております。
今年は、3年ぶりに天野年員さんも参加されることとなりました。
その他のメンバーは、昨年同様、菊田浩、高橋明さん、百瀬裕明さん、西村翔太郎さんです。
11月4日(金)~6日(日)、東京九段下、科学技術館での開催です。
宮地楽器さんのブースにて皆様にお目にかかれますことを、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
宮地楽器さんのサイトで、弦楽器フェアについて詳しく紹介いただいております。
http://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/2016.php
さて、タイトルにも書きましたが、先日動画でご紹介したホワイトヴァイオリンの他に、もう一台、ホワイトで完成しておりましたので、遅くなりましたが、動画と写真でご紹介させていただきます。
今回、新しい試みというほどではないのですが、BGMは、私自身がギターで演奏しております。
演奏と言っても、、、適当に分散和音を弾いているだけのアドリブなので、お耳汚しなのですが、曲はともかく、、楽器の収録技法などいろいろ試していく中での一つの形としてトライしてみました。
引き続き、写真にてご紹介させていただきます。
A.Stradivari 1705年モデルで製作しました。
裏板は、素直な、優しい感じのトラ杢のカエデを使いました。
表板は、少し年輪が幅広い材料を使いました。
コーナー部分の仕上げです。
ウズマキは、ストラディバリのスタイル、そして師匠からの教えを追求しながら、自分自身の個性も少しずつ盛り込んでいければと思っておりますが、なかなか難しく、いつも課題ばかりが増えていきます。
先日ご紹介しました、隣の窓の猫ちゃんたち、元気です。
窓越しに、遊んでおります。
ミケにゃん、少しすねてるかな?
by violino45 | 2016-10-20 17:09 | 製作記 | Comments(2)
動画は陰影もはっきりわかってしまうので、楽器の美しさも引き立っているように感じました。実物を見ることが出来ない私にとって実際にみている様な気分にさせられました。柔らかい演奏がまた画像にぴったりです。
コメントありがとうございます^^。
普段は、なかなか実物をご覧いただけないホワイト・ヴァイオリンですが、動画でご紹介することで、その雰囲気を感じていただけたのでしたら、製作者としてとても嬉しいです。
製作者にとっても、ホワイトの状態で手元にあるのは数日のことですので、写真だけでなく、陰影が分かりやすい動画で残しておくことは、貴重な記録にもなりますので、可能な限り、続けていければと思っております。
ギター演奏、お恥かしいですが、聴いていただけて嬉しいです。
子供の頃から親しんできた楽器なのですが、、最近はほとんど演奏することもなくなって、人にお聴かせするようなものでもないのですが、先日のモンドムジカのギターブースで触発されたのと、長年弾いてきた足跡を少しでも記録に残しておきたいと思い立ち、トライしてみました。
こちらの動画のほうは、続けて行くかどうかは未定ですが、、、ギターそのものの練習は続けていきたいと、あらためて思いました。