輪野光星さんの新作楽器、動画でご紹介。

昨年から、輪野光星さんには楽器の録音でコラボいただいておりますが、今回は、輪野さんご自身製作のヴァイオリン2台を収録しましたので、ご紹介します。

場所は、いつもの私の工房です。
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1台目は、5月にポーランドのポツナンで開催された、第13回ヴィエニアフスキー・ヴァイオリン製作コンクールに参加した楽器です。

まず、クライスラー作曲、前奏曲とアレグロの冒頭部分です。


そして、バッハ作曲、無伴奏パルティータ2番の冒頭部分です。



2台目の楽器は、数日前に完成したばかりの、最新作ヴァイオリンです。

同じく、クライスラー作曲、前奏曲とアレグロの冒頭部分です。


そして、バッハ作曲、無伴奏パルティータ2番の冒頭部分です。


輪野さん製作の2台のヴァイオリン、いかがでしたでしょうか?

この2台の楽器ですが、6月24~26日に東京の寺町美術館(台東区)にて開催されます、
「ヴァイオリン製作家による六人展」に出品されます。
こちらのサイトにて紹介されています。
https://liuteria.amebaownd.com/pages/342184/exhibition
この機会に、輪野さんのヴァイオリンを試奏されてはいかがでしょうか?
輪野さんご自身も、三日間、展示会場に居るそうですので、ぜひお声をかけてみてください。


さて、この機会に、私のヴァイオリンも弾いていただきました。
とは言っても、新作ではなくて、2011年に製作したヴァイオリンです。
この2年間、宮地楽器さんに見本品として展示していた楽器で、5月には、大阪と池袋での展示会にも出品した楽器ですので、試奏いただいた方も多いのではないでしょうか?

では、まず、クライスラー作曲、前奏曲とアレグロの冒頭部分です。


そして、バッハ作曲、無伴奏パルティータ2番の冒頭部分です。


この楽器は、今、クレモナにてニスの補修をしておりますが、11月からは、また宮地楽器さんにて展示させていただく予定です。


輪野さんをはじめ、若い世代の製作家の中に、着実に実力をつけている人が増えていることを実感する今日この頃です。
上記の「六人展」は、そうした世代の製作家6人が自主的に集まっての展示会とのことで、なかなか興味深いイベントになるのではと思っております。

私自身は、世代としては少し上^^になるのですが、製作の経験年数ではあまり変わりませんので、若いライバルの出現に喜びつつも、まだまだ負けられない気持ちで、さらに良い楽器を目指していきたいと思っております。

輪野さんとのコラボは、今後も良い形で続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

by violino45 | 2016-06-21 06:52 | 動画 | Comments(2)

Commented by Junjun at 2016-06-22 07:15 x
菊田さん、こんにちは。

バイオリン演奏のアップ、有難うございます。

楽器のコラボ、とても興味深いです。(^^)

さすが輪野さんですね。
素敵な音を出していらっしゃいます。特に自分自身の楽器を弾くときは弾き慣れてる感が伝わってきました。

輪野さんの1番目
バランス良く、楽器が綺麗に響いていますね!
華やかさがある中にもふくよかで、若いながらも落ち着いたイメージです。素敵な音でした。
二番目は、それより元気で、はっきりとした音だと感じました。

菊田さん2011年は、自分自身が弾かせて頂いたのと聴くのとは違ったイメージです。
硬質なハリがあり、外へ外へと音を出している感じでした。クレモナに帰り、嬉しいのかな?

毎回本当に恥ずかしいですが。素人が感じた事で
生意気言ってすみません。。

ただ、工房で、一緒に近くで聴かせて頂いてるようで楽しかったです。(^^)
有難うございました。
Commented by 菊田 at 2016-06-22 16:13 x
Junjunさん、こんにちは。

工房で一緒に聴いているように感じていただけたのでしたら、嬉しいです。
ご感想もありがとうございます。
とても参考になります。

輪野さんの楽器2台と、私の楽器、特に2011年のヴァイオリンは、かなり性格が違いますね。
生の音をその場で聴いた違いが、ほぼ録音でも再現されていますので、昨年から続けてきた録音方法の改善が、良い成果として現れてきた感じです。

輪野さんには、いつも不慣れな楽器をいきなり弾いていただく無茶振りで、申し訳なく思っていますが、良い演奏で記録に残すことができて、感謝しています。

ご自身の楽器の時は、愛馬に乗っているような安心感がありますね。
もしお時間がありましたら、ぜひ展示会にもお立ち寄りくださいませ。

これからも、さらに良い形で記録動画を残せるよう、試行錯誤しながらのコラボを続けていきたいと思っておりますので、またご感想などをいただければ嬉しいです。
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