弦楽器フェア展示楽器 動画でご紹介

今週末、いよいよ「2015弦楽器フェア」が開催されます。(10月30日~11月1日)
・フェアの詳しいご紹介は、こちらの記事でご覧下さい。
・宮地楽器さんの特設サイトは、こちらです

宮地楽器さんのブースにて、皆様のご来場をお待ちしております。
私は、いつもの2005年と2011年のヴァイオリン、そして、完成したばかりの最新作のヴァイオリンと、先日のトリエンナーレコンクールに参加したヴァイオリンも展示させていただきます。

今回、その2台の新しい楽器を、クレモナの製作者仲間の輪野光星さんに演奏いただきましたので、動画にてご紹介いたします。
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実は、最新作は収録日になっても仕上がらなかったのですが、当日の朝、弦を張り、音出しをしました。
十分に調整をする時間もありませんでしたが、生まれたての楽器の音を記録に残すのも意義のあることと思い、録画いたしましたので、まずはその楽器からご覧くださいませ。

曲は、バッハの「ソナタ・第一番」の冒頭部分、そしてクライスラーの「前奏曲とアレグロ」の冒頭部分を演奏いただき、編集で一つの動画につなげてあります。



いかがでしょうか?
普段は製作者本人でないと聞くことのない、産声のようなヴァイオリンの音ではありますが、どうやら元気に生まれてくれたようです。
弦楽器フェアまでには、十分に調整をして、展示させていただこうと思っております。


次に、先日のトリエンナーレ・コンクールに参加したヴァイオリンです。
コンクール紹介の記事でもご紹介しましたが、この楽器も、コンクールの提出日にギリギリ間に合って完成して、十分に調整できずに参加した楽器でしたが、今回、あらためて調整し直して、録画いたしました。

でも、正直なところ、音色はあまり大きく変化はしませんでした(@_@)。
やはり、極限状態の中、急いで調整していても、自然に私の目指している音になっていたということだと思います。


いつもどおりの私の楽器、元気で張りのある、明るい音色のヴァイオリンに仕上がりました。


さて、演奏をお願いした輪野さんのヴァイオリンも2台、弾いていただきました。
この楽器は、弦楽器フェアでは展示されませんが、11月から宮地楽器にて展示販売されますので、ぜひ店頭にてご覧下さいませ。
輪野さんの詳しいプロフィールなどは、こちらのサイトでご覧下さい。
今回演奏された2台のヴァイオリンも、写真で詳しくご覧いただけます。
https://artviolins.theblog.me/

まずは、2014年に製作されたヴァイオリンです。


いかがでしょうか?
低音に温かみのある、音楽的な響きのする楽器だと思います。

次に、今年完成したヴァイオリンです。


この楽器も、柔らかい、奥行きを感じる音だと思いました。

音も外観も、私の目指す方向性とは異なるヴァイオリンですが、クレモナの若手製作者の実力を十分に感じさせる、良い楽器でした。
私も、まだまだ負けてはいられませんが、、将来性のある製作者の成長を実感できて、嬉しい時間でした。


さて、今回ご紹介しました、弦楽器フェアで展示予定の楽器を、写真にてご紹介いたします。
まずは、完成したばかりの最新作のヴァイオリンからです。
以前、ホワイトでもご紹介しました、少し変化のある1枚板の楽器です。

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トリエンナーレに参加した楽器も、あらためて写真でご紹介させていただきます。

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ご覧いただき、ありがとうございました。
弦楽器フェアの会場にて、お目にかかれますのを楽しみにしております。
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オマケ写真です。。
帰国準備中のスーツケースに入り込んで居座り、紐で遊ばれているミケにゃんです。
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by violino45 | 2015-10-27 13:04 | 動画 | Comments(2)

Commented by junjun at 2015-10-28 08:24 x
菊田さん、こんにちは!

楽器フェア直前の お忙しい中
ブログup 有り難うございます。(o^^o)

輪野 光星さん、とても素晴らしい演奏ですね。これだけ弾けたら 楽しいだろうな〜と思いました。
楽器製作者さん同士が、演奏されるのは
特別なものなんでしょうね。なんか、
凄いです。

演奏された、出来上がったばかりの
菊田さんバイオリンは、若々しい中にも
柔らかく優雅な音が印象的でした。
また、トリエンナーレ菊田さんバイオリンは、それよりハリがある元気いっぱいな音のように聞こえました。
裏板の模様が とても独特で美しいです

輪野さんのバイオリンは
若々しく、新鮮な音に聞こえてきました。また、生まれた年により
変化していく音が、同じ製作者さんのもので聞き比べが出来て興味深かったです。自分で作った楽器を弾く姿は
楽器に、音楽に、仕事にかける
真剣な想いが 凄い伝わってきました。
生意気な発言、お許しください。。

ブログから、感じ取る 菊田さんの
物事に向かい合う真っ直ぐな姿勢、
すごく刺激されます。
私は今の仕事をして早くも20年が
たちますが、(本当はもっと、、、)
これで良い でなく常に自分でしっかり
ジャッジして、改善して 上を向いて頑張って行きたいと感じました。

有り難うございます。

フェアでは、1日日曜日のお昼に
伺いたいと思います。

お疲れとは思いますが、呉々も
お身体ご自愛ください。
お目にかかれるのを、楽しみに
しています。

追伸。ミケニャン!!可愛い〜〜(o^^o)
Commented by 菊田 at 2015-10-28 22:30 x
Junjunさん、こんばんは。
いつも温かいコメントをありがとうございます^^。

輪野さんの演奏、いいですよね。
製作者らしく、楽器の音をそのまま引き出していただけた演奏だと感じました。
ご本人のサイトのプロフィールにも書かれていますが、高校生の時に、ヴァイオリン演奏のコンクールに出て、奨励賞を獲得しているくらいなので、その実力は確かなものです。

その輪野さん、ほぼ10年前に高校を卒業と同時にクレモナに留学して、ヴァイオリン製作の道を目指すという、私とは正反対の人生を選択されたわけですが、年齢の違いはありますが、製作者として目指す高みは同じですし、とても研究熱心な姿勢なども、尊敬しています。

もちろん、製作者同士ですので、弾く方も弾かれる方も、ある種の緊張感もありますし、特に、最近トライしている近いマイクでの録音では、楽器の音も演奏も、冷徹に記録されますので、お互い、なかなか勇気の要ることではあるのですが、輪野さんには私のチャレンジを理解していただけて感謝しています。

楽器ごとの詳しい印象をお聞かせいただけて、嬉しいです。
私の楽器は、フェアにてまたあらためて御試奏いただければ幸いです。

輪野さんの楽器は、この一年間で、またいろいろな研究の成果が反映されているようで、それが音にも表れていると感じました。

機会がありましたら、宮地楽器さんにてご覧くださいませ。
また、輪野さん自身は、弦楽器フェアの会場のどこかに居ると思うので、、高校を卒業後になぜ製作家になろうと思ったのかなど、ぜひ直接お尋ねください^^。。

ミケにゃんの写真、私自身も癒されようと思って、無理やりアップしたのですが、、喜んでいただけて嬉しいです。

ではでは、弦楽器フェアにてお目にかかれますのを楽しみにしております。
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