新作ヴァイオリンの完成
大久保さんの展示会には多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。
さて、以前、ホワイトでご紹介いたしましたヴァイオリンが完成しましたので、写真にてご紹介いたします。
今回、とある理由で、プロの写真家さんに撮影をお願いしましたので、いつもの写真の感じとは違っているかと思います。
まずは、全体像から。
ボディのショットです。
裏板は、少し変化のある虎杢です。
エフです。
ウズマキです。 裏板のワイルドさに負けないような力強さを目指してみました。
斜め45度です。
写真家さんが撮影すると、少し、ワイルド系になりますね。
右と左で、少し表情が違いますね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
by violino45 | 2013-04-08 14:40 | 製作記 | Comments(12)
新しいバイオリンの写真のUP、有難うございます。
プロの写真家さんが撮影したとの事、照明が違う?のか、雰囲気が違って見えました。
以前の楽器さんより、色が濃く?強い感じで より男性的な感じです。っって、素人の私が生意気ですねーーー。お許しくださいませ。
でも、凛としていて本当に美しいです。
渦巻きのワイルドさ、、、シャープな感じ!???
いやいや、見比べてもよくわかりません、、、とほほー。
裏板の虎杢、躍動感があり爽やかな音楽の風が吹いている感じで素敵ですね。どんな音を奏でるのでしょうか、興味深いです。
五月には、日本にいらっしゃるとの事、お忙しい毎日と存じますが、呉々もお体ご自愛くださいませ。
お目にかかれる日を楽しみに、日々頑張ります!
ところで新作ヴァイオリンの行き先はどちらかコンクールに出品されるんですかそれとも、既にオーナーさんがお待ちとか…
そうですね~、照明はやはり本格的なものですし、カメラの性能も違うので、全体的に写真のクオリティは高いですよね。
ただ、一番違うのは、製作者本人が撮影すると、どうしても被写体に甘くなるというか、、、楽器がより美しく見えるアングルを無意識に探してしまうのですが、カメラマンさんは、その点冷静(冷徹?)で、容赦なくシャッターを切りますので、普段の写真とは違う面が出てくるかと思っています。
特に、ウズマキを45度の角度から撮影した写真は、私が撮影したらすごく違う雰囲気になると思います。
今回写真家さんにお願いした理由は、後日お話しますが、こうした新しい発見があるので、これからも時々お願いしようかと思っています。
5月は、また池袋の展示会にお邪魔します。
2年前に、初めてお目にかかった場所ですよね。
今回は、新作の楽器も展示できる予定ですので、ぜひお立ち寄りいただければ嬉しいです。
そうですね、ヴァイオリンは、製作も演奏も、すべてが奥の深い楽器だと思います。
だからこそ、多くの人に愛されるのでしょうね。
発表会、良い経験だと思いますよ。
私も、日本時代は何度もステージで演奏しました。
本番直前は緊張して、二度とやらないと思うのですが、、でも、良い想い出です。
このヴァイオリンは、すでに日本のお客様にお届けしてしまいました。
製作中の記事にも書きましたが、近々フルサイズに持ち替えるお嬢様に弾いていただきます。
コンクールに出品する楽器は、特にコンクール用に製作するのではなくて、その楽器が完成するタイミングでコンクールが開催される場合に、お客様の了解をいただいて出品するのです。
やはり素敵で、カッコイイです!
私には、ホワイトヴァイオリンでは柔らかな感じに見えましたが、完成すると雰囲気がまた違うのですね。
特に裏板の模様が、素敵です。
素人のありがちな感想で失礼しました…
ご感想をありがとうございます。
そうですね、ニスを塗ると、ホワイトヴァイオリンの時とは雰囲気が違って見えますので、そのあたりを予想しながら仕上げるのが難しいところです。
裏板の模様は、自然が作り出した美しさですので、製作者としては、いかにその美しさを損なわないよう、最大限に活かせるかが腕の見せ所ですし、また、責任でもあると感じています。
何百年も生きてきた木材を楽器に使わせていただくのですからね。
しなやかで元気な音が聞こえて
来そうですね(*^_^*)。
持ち主さんは
楽器に名前を付けられる
のでしょうか?
毎回作品を見させていただいていますが、今回も惚れ惚れするような完成度の高さの作品に仕上がっていますね。
Cカーブ、F字のラインいいですね^^感動ものです。
そうですね~、普通、1枚板の裏板はトラ猫のようには見えないのですが、、この1枚板はトラ猫に見えますね。
楽器の名前、どうでしょうね~、、。
モノに名前を付ける人と、そうでない人、分かれますよね。
そういえば、私はコンクールの時以外に、楽器に名前を付けたことが無いですね。
ネーミングのセンスが悪いことが、主な理由ですが、、、。
私の楽器のお客様は、皆様、良い名前を付けていただいた方が多く、嬉しいことだと思っております。
嬉しいコメントをありがとうございます。
Cカーブやエフのラインは、少しずつ微妙に変化する曲線の連続で、エフは特に、いつのまにか逆カーブになっていますので、バランス良くまとめるのは難しいところですね。
5月には作品を拝見させていただけるのですよね、楽しみにしています。
ご無沙汰しております。滋賀のミロチャです。今回の写真はポスターになりそうな雰囲気...。バイオリン購入と同時にポスターを作ったら素敵ですね。
私事ですが、昨年からいろいろあり、バイオリン製作が進んでおりませんでした。ようやく再開しましたが、表板の「癖」に撃沈寸前です。でも明日は負けずにパーフリングの溝を掘る予定。いただいたアドバイスのとおり、スムースな溝を彫れるように、あせらず気合を入れてがんばります!!
すみません自分のことばかりで。失礼しました。
そうですね~、クオリティ的に、プロの写真はポスターにも使えますね。
今回は、ポスターではなくて、ある目的のために写真家さんにお願いしたのですが、、、またご紹介しますね。
さて、バイオリン製作の再開、おめでとうございます。
癖のある表板でのパーフリング、大変ではありますが、その分、達成感が大きいと思いますので、じっくりと取り組んでいただければと思います。
また、作品を拝見できるのを楽しみにしています。