ペグ穴
ペグの太さが仕上がったら、今度はネックのペグ穴を仕上げます。
少し細めに開けてあったペグ穴を、リーマーという道具を使ってペグの太さにピッタリと合わせます。
少しでも削りすぎると、ペグが入りすぎてしまって、大失敗!ということになるので、この作業だけは本当に気が抜けません。
「他の事を考えながらしてはいけない仕事」のNo.1ですね。
また、いつも不安になるのは、ペグの向きが逆ではないか?という疑念です。
しっかり確認してからするのですが、疑心暗鬼になります。
実は、過去に一度だけ、間違えたことがあるのです。(ここだけの話、、、ああ恥ずかしい)
はみ出した部分は、後で切り取りますので、、念のため。
by violino45 | 2005-09-24 07:39 | 製作記 | Comments(5)
下のペグ削りも面白いですが、この道具も面白いですね~。
しかも「この作業は本当に気が抜けません!」の恒例のセリフに。。。
(^ー^)ちょっと笑ってしまいました☆
本当に気が抜けない作業の連続なのですね~。しかも、ここが「No、1」っていうのがまた可笑しいです。
ペグの向きが左右逆になっちゃったバイオリンは・・・どうなっちゃったのでしょうか。
するどいご指摘、ありがとうございます。
そうなんです、私も実は気になっていたのですが、毎回、「気が抜けない作業」と書いているような、、、。
バイオリン作りというのは、常に削り取る作業なので、やり直しができないという点では気を抜ける作業はないかも、です。
でも、今回のペグ穴は、正真正銘の、、No.1です。
左右逆、、、、思い出しただけでも赤くなりますが、でも、最初の一箇所で気が付いたので(あたりまえか)、分からないように修理をしました。
まだまだ初心者の頃の、苦い思い出です。
ペグの穴にワインの栓抜きが刺さってるみたいですね!!
こんな風に一つ一つ手作業で・・すごいでス♪
ぜんぜん関係ない(?)ですが、うずまきもすごく綺麗ですね~うっとりデス。
取っ手の部分、たしかに、ワインの栓抜きに似てるかも。
同じように、ぐるぐる回します。
渦巻きをほめて頂いて嬉しいです。
最も個性が出るところなので。
音には関係ないんですけれど、、、、。
でも、製作家はすごくこだわって作っていますよ。
もしかしたら、300年以上、人前にさらされるわけですからね。