12月の宮地楽器イベントに向けて。(思い出話も少し)

12月2日(金)から三日間、宮地楽器さんで開催される展示会、イベントが今週末となりました。

詳しい日程などは、こちらの、前回の投稿をご覧くださいませ。

今回は、私が参加するイベントにつきまして、説明させていただきます。

<日本人製作家9人による展示会>予約不要です、お気軽にお立ち寄りください)
12月2日(金)~12月4日(日)までの3日間、宮地楽器小金井店にて、10時~18時開催。
出展製作者:菊田 浩、天野 年員、高橋 明、坂本 忍、陳(三苫)由木子、伊東Lazzari 渚、高橋 尚也、根本 和音、小寺 秀明
私は、2005年、2011年、2021年製作のヴァイオリンと、2006年製作のビオラを展示いたします。
ラッザリ師匠も、会場に出没するかも?



<製作家紹介・トークイベント~製作家への道~>(要予約 042-385-5585
私は土曜日の14時からの部に参加いたします。
12月3日(土)
【時間】14:00~15:00
【出演】菊田 浩、坂本 忍、高橋 尚也
私がどのような経緯でヴァイオリン製作と出会い、会社を辞め(笑)、クレモナに渡ってプロの製作家になったのか、写真とともにご説明いたします。



<展示楽器を使用したスペシャルコンサート>(要予約 042-385-5585
12月2日(金)【時間】16:00~18:00
12月4日(日)【時間】15:00~17:00
演奏 三ツ木摩理(Vn)/ 山本由紀子(Pf)
曲目 ヴィターリ:シャコンヌ、チャイコフスキー:アンダンテカンタービレ ほか

このコンサートの主旨は、ずばり、「9台のヴァイオリンの音色比較」です。
前半は、スケールや、短いフレーズを順番に弾き比べ、純粋に音の比較をします。
後半は、それぞれの楽器に合った小品を順番に演奏いただき、お客様にはヴァイオリンの持ち味を実感しながら音楽を楽しんでいただく趣向です。

このようなダイレクトな試奏会は、いままでになかった企画と思います。
製作家にとっては、まな板の上の鯉のような心境となりますが、言うまでも無く、楽器の優劣をつけるための試奏ではなく、お客様には、製作家による音作りの違い、ポリシーを感じ取っていただき、御自身の演奏スタイルに合った楽器を選んでいただくための指標となるような、オープンなイベントを目指しておりますので、ぜひ、会場にて楽しんでいただければ幸いです。

ちなみに、金曜日と日曜日は、基本的に同じ内容のイベントです。
メンタルの違いで、微妙に雰囲気は異なるかもしれませんが、、、。
どちらが面白いかは、神のみぞ知る、でしょうか。。




<パネルディスカッション~演奏家と製作家が激論!~>(要予約 042-385-5585
製作家、演奏家それぞれが考える『良い楽器』の理想像。
12月4日(日)【時間】13:00~14:30
【スペシャルゲスト】中西俊博(ヴァイオリニスト)

ゲストの中西俊博さんとは、以前から親交がありますので、この機会にご紹介いたします。
以前、「笑ってコラえて」に出演した時、NHKの「バイオリンは友だち」というレッスン番組でご一緒した御縁で、千住真理子さんに御出演いただいたのですが、その「バイオリンは友だち」でご一緒したもう一人のヴァイオリニストが中西さんだったのです。

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この番組は、長野県の「八ヶ岳高原音楽堂」にて、延べ2週間に渡って、半ば合宿状態で収録されました。
とても環境の良い場所、しかも、音響的にも響きの良いホールでの収録でした。
クラシック音楽とポピュラー音楽、両面でのヴァイオリンレッスンという初めての試みでしたが、中西さんと千住さんの軽妙な司会で盛り上がり、とても良い番組になりました。



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模範演奏では、日本トップクラスの音楽家が集まってのアンサンブルが披露されたり、

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中西さんのバンドの模範演奏では、ゲストに寺井尚子さんが出演もされました。

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このような贅沢な番組で中西さん、千住さんとご一緒させていただいた経験は、非常に貴重で光栄なものでした。

番組のエンドロールには、技術担当として私の名前も出ています。

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実は、この時にはすでに数台のヴァイオリンを製作していましたが、千住さんには、どうしても、「製作したヴァイオリンを試奏してください」とは言えませんでした。

ですが、中西さんとは、その後もお会いできる機会があり、その時に、勇気を出してヴァイオリンを試奏いただいたことがあります。
まだまだ未熟な楽器でしたが、「将来につながる良さがある」というような、ポジティブなご意見をいただけたことが、その後、イタリアに留学する際の心の支えとなりましたので、中西さんには本当に感謝しています。

その後も、展示会などではお会いしていますが、こうしてステージ上でご一緒するのは初めてですので、とても楽しみにしています。

ぜひご予約の上、ご来場くださいませ。



これ以外にも、私の参加はありませんが、以下のようなイベントが企画されておりますので、ぜひ、ご予約いただければ嬉しいです。


<ヴァイオリン製作の世界>(要予約 042-385-5585
実力派製作家による、ヴァイオリン製作の全工程紹介。
質問も大歓迎!小さなお子様から大人まで、ご家族でもお楽しみ頂けるイベントです。
12月2日(金)【時間】13:00~14:30
12月3日(土)【時間】11:00~12:30
【出演】小寺 秀明 、伊東 Lazzari 渚


<製作実演コーナー>
期間中、店内さくらホール入り口では、随時参加製作家による製作実演を実施しております。
プロの技を間近で見られるチャンスです。
(私も少し参加するかも)


<製作体験コーナー>
製作過程の一部を体験してみましょう!表板、裏板の削りを体験していただけます。
これでヴァイオリンの価格にも納得がいく?かも知れません。
ご予約不要。スタッフまでお声掛けください。
(混雑時には、お待ちいただく場合がございます)


長文となり、失礼いたしました。

会場にて、皆様のご来場をお待ちしております。
お目にかかれますのを楽しみにしております。





# by violino45 | 2022-11-20 16:03 | お知らせ | Comments(2)

12月、東京と大阪 2つの展示会に参加します。

朝晩、冷える季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、タイトルに書きましたとおり、12月、東京と大阪で開催される展示会に参加いたします。

ひとつ目は、12月2日~4日、東京小金井の宮地楽器さんで開催される、「日本人製作家の饗宴」です。
こちらの宮地楽器さんHPにて、詳細をご覧いただけます。

12月、東京と大阪  2つの展示会に参加します。_d0047461_16494371.jpg



大げさなタイトルがついておりますが(笑)、ご自由に試奏いただける、気軽な展示会です。

以下、催しの内容をご説明いたします。

<日本人製作家9人による展示会>(展示会は予約不要です)
12月2日(金)~12月4日(日)までの3日間、10時~18時開催。
出展製作者:菊田 浩、天野 年員、高橋 明、坂本 忍、陳(三苫)由木子、伊東Lazzari 渚、高橋 尚也、根本 和音、小寺 秀明

私は、2005年、2011年、2021年製作のヴァイオリンと、2006年製作のビオラを展示いたします。

私は3日間、会場に常駐しておりますので、お気軽にお立ち寄りいただければ嬉しいです。
久しぶりに皆様にお会いできるのを、心から楽しみにしております。


以下、店内ホールでの無料イベントの紹介です(表記は宮地楽器HP原文のまま)
(イベントは、お電話にてご予約の上、ご来場ください 042-385-5585)

<製作家紹介・トークイベント~製作家への道~>
楽器に歴史あり、人に歴史あり。
バラエティ豊かなメンバーが明かす半生、そして製作秘話。

12月2日(金)
【時間】11:00~12:00
【出演】小寺 秀明 / 高橋 明 / 陳(三苫)由木子
12月3日(土)
【時間】14:00~15:00
【出演】菊田 浩、坂本 忍、高橋 尚也
12月4日(日)
【時間】11:00~12:00
【出演】天野 年員、伊東 Lazzari 渚、根本 和音


<ヴァイオリン製作の世界>
実力派製作家による、ヴァイオリン製作の全工程紹介。
質問も大歓迎!小さなお子様から大人まで、ご家族でもお楽しみ頂けるイベントです。
12月2日(金)【時間】13:00~14:30
12月3日(土)【時間】11:00~12:30
【出演】小寺 秀明 、伊東 Lazzari 渚


<展示楽器を使用したスペシャルコンサート>
すべての参加製作家の作品を徹底比較!
実力派講師による演奏で、ご自身の好みの音を探してみては?

12月2日(金)【時間】16:00~18:00
12月4日(日)【時間】15:00~17:00
演奏 三ツ木摩理(Vn)/ 山本由紀子(Pf)
曲目
・ヴィターリ:シャコンヌ
・チャイコフスキー:アンダンテカンタービレ ほか
※演奏内容は両日とも同じです。


<パネルディスカッション~演奏家と製作家が激論!~>
製作家、演奏家それぞれが考える『良い楽器』の理想像。
12月4日(日)【時間】13:00~14:30
【スペシャルゲスト】中西俊博(ヴァイオリニスト)


<製作実演コーナー>
期間中、店内さくらホール入り口では、随時参加製作家による製作実演を実施しております。
プロの技を間近で見られるチャンスです。

<製作体験コーナー>
製作過程の一部を体験してみましょう!表板、裏板の削りを体験していただけます。
これでヴァイオリンの価格にも納得がいく?かも知れません。
ご予約不要。スタッフまでお声掛けください。
(混雑時には、お待ちいただく場合がございます)


以上のように、盛りだくさんな内容のイベントとなっております。
東京での展示会、イベントへの参加は、2019年以来、3年ぶりとなります。
私は3日間、展示会、もしくはイベント会場に常駐しております。
会場にて、お目にかかれますのを楽しみにしております。




そして、ふたつ目の展示会は、大阪です。
12月16日~18日の三日間、大阪市高麗橋にある岩井孝夫さんのお店「バイオリン工房クレモナ」で開催される展示会に、私も参加いたします。


「クレモナ派 4人のバイオリン展示会」

参加製作者
岩井 孝夫、ニコラ・ラッザリ、伊東ラッザリ 渚、菊田 浩

岩井さんのHP内、展示会の紹介ページ

開催日時
12月16日(金)13時~19時
12月17日(土)10時~18時
12月18日(日)10時~18時(最終日、ラッザリ夫妻は午前中のみ参加)
予約は不要です。

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           展示会場 「バイオリン工房クレモナ 高麗橋店」


場所
〒541-0043大阪市中央区高麗橋4-7-5 淀屋橋三共ビル102 (1階)
地下鉄四つ橋線肥後駅7番から徒歩2分
tel:06-6203-3334

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この展示会に向けて、岩井孝夫さんが紹介動画を作成しましたので、ご覧ください。
この4人が、なぜ一堂に会して展示会を開くのか、詳しく説明されております。





ご視聴ありがとうございました。

動画で岩井さんも説明されていましたが、岩井さんとラッザリさんは、モラッシー工房での兄弟弟子として共に修行され、以来、40年間の親交があります。

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 1982年頃、モラッシー工房にて修業中 左からラッザリさん、岩井さん、マエストロ・モラッシー


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            大坂の工房にて再会を祝して



一方、私は1995年にヴァイオリン製作を始めた頃に岩井さんと出会い、岩井さんが作成された「ヴァイオリン製作ビデオ大全集(VHS全6巻)」を見ながら独学で修行しましたが、岩井さんとは自転車やオーディオなどの趣味が合い、以来、30年近く友人として交流させていただいています。

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            1996年頃、京都の岩井さん宅にて、自作巨大スピーカーの前で



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            2009年、ドロミテにて山岳サイクリング



そして私は2001年にイタリアに留学し、ラッザリ工房に弟子入りして修行に励み、2009年に独立して現在に至ります。

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            2002年頃、ラッザリ工房にて



という経緯でした。
岩井さんとラッザリさんはモラッシー工房で修行した兄弟弟子で、私はその二人から製作を学んだ、いわばマエストロ・モラッシーの孫弟子となるわけですが、ラッザリさんと私は同年齢ですし、岩井さんとも年齢が近いので、友人としても親しい存在です。

そして、ラッザリさんの奥様の伊東渚さんは、2007年以来、私の兄弟弟子でもあります。
今回、岩井さんの工房にて4人が一堂に会して展示会を開けるのは、とても光栄で嬉しいことです。

会場になる岩井さんの工房は、とても落ち着ける空間です。
楽器をゆっくりご試奏いただけますし、また、ラッザリさんとも歓談できる貴重な機会ですので、ぜひお気軽にご来訪くださいませ。
(通訳は3人で万全サポートします)

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11月に入り、クレモナも秋が深まってきて、自転車で走るのも少し寒くなってきましたが、天気の良い日には出かけて、帰国に向けて体力維持に努めたいと思っております。

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# by violino45 | 2022-11-01 15:47 | お知らせ | Comments(4)

最新作ヴァイオリン 動画と写真でご紹介します。

先日、ホワイトヴァイオリンをご紹介したばかりですが、ひとつ前に製作していた別の楽器が完成しました。

今回も、スライドショー形式で動画を作成しました。
記録映像のような4分ほどの動画ですが、ご覧いただけたら嬉しいです。




ご視聴ありがとうございました。

写真でもご紹介させていただきます。

今回も、ストラディバリ 1705年モデルで製作しました。
お客様の御要望により、少しだけ、ニスの色合いを薄目に仕上げました。

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裏板は、お客様の御要望にお応えして、端正な美しさのトラ杢を持つ一枚板を使用しました。
もちろん、音響的に優れた木材を厳選して使っています。

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裏板の、コーナー部分の仕上げです。
全体的な曲線と、突起部分の調和、そしてパーフリングがバランス良く収まっていることが大切です。

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表板は、エフ孔が加わるので、造形のバランスはさらに複雑になります。

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ストラディバリのウズマキは、真円のようでもあり、楕円のようでもあり、その両方の要素が上手く混在することで、優美さと躍動感が出るように思います。

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ウズマキを正面から見た印象は、製作者によっていろいろな解釈が存在して、個性が出やすいところです。
私は、流れるような逆カーブ(末広がりな)を目指して製作しています。

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では、別のアングルからの写真もご覧ください。

エフ孔は、正面から見ての美しさとともに、アーチに沿っての立体造形を破綻なく仕上げるのが難しいです。
ニスを塗ると、さらに曲面が強調されるので、弱点が浮かび上がってくるようで怖いです。

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光の当て方ひとつで、平和的なエフ孔になります(笑)

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裏板も、ニスを塗ると、ホワイトでは見えてこなかったアーチの揺らぎが現れてきて、喜びでもありますし、反省するポイントでもあります。

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とは言え、ニスを塗ることで美しいトラ杢が現れてくるのは、製作者として嬉しい瞬間ではあります。

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横板も同じ木材から切り出したので、統一感があります。

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ウズマキも、ホワイトのスッキリした雰囲気も良いですが、ニスを塗ると、飴細工のような柔らかさが出てより味わい深くなる気がします。

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どの角度から見てもバランスよく、美しい造形が理想ですが、仕上がってみると、いくつか気になる点が出てくるので、理想のヴァイオリンを作るための道のりは、まだまだ長そうです。

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長文ご覧いただき、ありがとうございました。
音色については、また別の機会にご紹介できればと思っております。

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青紫蘇の鉢植え、すべて枯れてしまいましたが、ビッキーには良い遊び場のようです。

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でも、外は寒いので、小さいホットカーペットで暖を取ってます。

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クロ丸は、普通の毛布やマットのほうが快適のようです。

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ビビ丸、自力ではソファーに登れませんが、時々、乗せてあげると気に入ってくつろいでます。

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ちび丸は、それぞれの猫たちの様子を、高いところから見守っているようです。

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もうすぐ11月ですね、よき秋の日々をお過ごしくださいませ。




# by violino45 | 2022-10-25 14:41 | 製作記 | Comments(2)

新作ヴァイオリン、ホワイトでご紹介

早いもので10月も半ば、クレモナも秋が深まってきました。

夏の間に製作記でご紹介していたヴァイオリン、ニス塗り前の状態(ホワイト)で仕上がりましたので、ご紹介します。

ワンパターンではありますが、今回もスライドショー動画を作成しましたので、ご覧いただければ幸いです。




ご視聴ありがとうございました。

では、写真でもご紹介いたします。

今回も、A.ストラディバリ、1705年モデルで製作しました。

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裏板は二枚板、木目の美しさとともに、音響的に優れた木材を厳選して使っています。

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横板は、裏板と同じ木材ではありませんが、できるだけ模様がマッチするものを選びます。

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コーナー部分は、モデルの特徴とともに、製作者の個性が現れる部分です。
精密に仕上げます。

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楽器のふくらみ(アーチ)によって、音も微妙に変化します。
今回はどんな音のヴァイオリンが誕生するでしょうか。

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エフ孔の音響的な効果は、いろいろな説がありますが、空気が通る穴という機能とともに、表板が自由に振動する助けになっている役割が大きいと思います。

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楽器のアウトラインから流れるアーチの曲線の中に、溶け込むように存在するエフ孔を目指して製作しています。

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そして、エフ孔から見えるラベルの文字は、数十年後、数百年後に眺める人にどのような印象を与えるのか、怖さとともに楽しみも感じています。

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60歳代となり、手よりも先に視力の衰えを感じるようになってきて、いつまで自分が納得のできるウズマキを製作できるのか分かりませんが、一つ一つ、丁寧に製作するしかありませんので、焦らずに、取り組んでいきたいと思っています。

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クレモナも急に涼しくなり、猫たちも体調の維持が大変そうです。

秋の虫がベランダに飛んでくるので、気になるようです。

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涼しくなると、やはり大理石よりもマットの上が快適のようです。

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ちび丸は、工房の床の上が定位置です。

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ビッキーは、ベランダがお気に入りですが、寒くなると出られないので不満気ですね。

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# by violino45 | 2022-10-13 18:55 | 製作記 | Comments(0)

クレモナムジカ 2022、雑感を動画でご紹介。

先日開催されました「クレモナムジカ 2022」無事に終了いたしました。

昨年は渡航制限が厳しい中、海外からの来場者が少なく寂しい印象でしたが、今年は日本からも多くの方が来訪されて、久しぶりに賑やかな雰囲気となりました。

いつもは、雑感を写真でご紹介していますが、今回は、7分ほどの動画にまとめてみましたので、会場の雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。
https://youtu.be/UAMe9-PKw9Q






ご視聴ありがとうございました。


私も、イタリア弦楽器製作者協会(ALI)のブースにてヴァイオリンを展示させていただきました。

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2011年に製作した、ストラディバリ1705年モデルです。
昨年まで、宮地楽器さんに展示してあった楽器で、弦楽器フェアなどの展示会でも何度もお披露目してきたヴァイオリンです。
今回、久しぶりの里帰りで、ヴァイオリンも緊張しているように見えます。

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クレモナの地で、ALIのメンバーの一人として楽器を展示できるのは、とても光栄で幸福なことと、あらためて思います。

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そして、ラッザリ師匠の下、弟子たちが一堂に会して展示できるのも、嬉しいことでした。

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来年こそは、日本でも展示会が盛大に開催されることを祈っています。

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# by violino45 | 2022-09-28 16:59 | 動画 | Comments(2)