カテゴリ:製作記( 300 )

もう1台のヴァオリン、製作中です。

なかなか製作記を更新できませんが、現在製作中のヴァイオリンがもう1台ありますので、ダイジェストになってしまいますが、写真にてご紹介いたします。

いつものように、ブロック材に横板を貼り付ける作業から始まります。
センター部分の横板、曲げる前は真っ直ぐです。。。
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ベンディング・アイロンで曲げて、クランプでニカワ付けします。
この方法も、製作者によって様々なノウハウがありますが、私はこのやり方に慣れてしまいました。
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6箇所の横板が貼り付いて、ヴァイオリンの形になりました。
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裏板にカンナをかけて、平面出しをします。
この時点で、木材の硬さ、削った感触などを確認して、どのような楽器に仕上げていくかをイメージしていきます。
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横板の形を裏板に写し取って、ヴァイオリンの形に切り取ります。
裏板の場合、ボタン部分を残しておく必要があるのですが、、初心者のうちは、これを忘れて切り取ってしまうこともあるので、要注意です。。
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切り抜いた裏板を、大きく荒削りする作業です。
丸ノミで、ひたすら削っていきますが、この時点で、最終アーチの膨らみ具合を意識して削ることが大切です。
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パーフリングを入れた後、再び丸ノミで荒削りしますが、仕上がり面まで1ミリ近くになるくらいまで削りますので、荒削りとは言え繊細な作業です。
以前の楽器ですが、動画でご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=RfLiu2OTFQQ&feature=youtu.be
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そして、ミニカンナによる、アーチの整形に入ります。
木材の特性を見極めながら、どのような膨らみにすれば良い音で鳴るのか、正直、悩みながら削っていく作業です。
以前の楽器の動画は、こちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=wycw5YdeU1Q&feature=youtu.be
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最後に、スクレーパーで仕上げます。
楽器としての美しさと、音の良さを目指して、納得がいくまで仕上げていきます。
以前の動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=TTZFfiEjzAs
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裏板が仕上がりました。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
なかなか余裕が無く、次回はまたもしかしてホワイトヴァイオリンになってしまうかもですが、ご紹介していきたいと思っております。

もう春も間近で、ミケにゃんも伸び始めました。
気持ちよさそうに寝てますが、痛くないのでしょうか。。
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by violino45 | 2017-03-20 03:31 | 製作記 | Comments(2)

春に向けての、ホワイトヴァイオリン

先日、製作途中をご紹介しましたヴァイオリン、ホワイトで仕上がりましたので、ご紹介いたします。

このヴァイオリンは、5月のGW、宮地楽器さんで開催予定のイベントでお披露目する予定です。
現在発売中のサラサーテ誌内の広告でも、イベントの内容をご覧いただけますが、詳細は、後日、詳しくご紹介させていただきます。

定番となりました、ストラディヴァリ1705年のモデルで製作しました。
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ストレートなトラ杢の裏板ですが、少しだけ変化があります。
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少しアマティ的な、柔らかさを持ったエフをいつも目指しています。
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コーナー部分の仕上げも、シャープさとともに、柔らかさ、温かみを感じる仕上がりを心がけています。
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ウズマキは、今回の楽器から、少し違うモデルを試しています。
ストラディヴァリ・モデルには変わりはないのですが、少しだけ、繊細さを表現しやすいモデルにしてみました。
でも、モデルが変わっても、製作している間に、自分のスタイルになっていきますので、最終的な仕上がりの印象は、ほとんど変わらないのかもしれませんです。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
この季節、暖かかったり、寒かったり、気温の変化が激しいですので、皆様、体調にはお気をつけてお過ごしください。
ミケにゃんも、まだ固い、桜のつぼみのように眠っております。
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by violino45 | 2017-03-10 14:26 | 製作記 | Comments(4)

厚み出し動画の続きと、クレモナ散歩。

前回、丸ノミでの厚み出しを紹介しましたが、今回は、ミニカンナとスクレーパーでの仕上げ作業をご紹介します。
4分程度の動画で、前半がミニカンナでの削り、後半がスクレーパーでの仕上げです。

スクレーパーでの削りは、ほぼ仕上げの厚さに近づいておりますので、かなりの騒音が出る作業で、夜間はできない仕事です。
また、厚み測定ゲージの、コンコンという音も、楽器っぽく?響くようになるので、気持ち的にも盛り上がってきます。




さて、普段は引きこもりで、、、ほとんど散歩などもしない私ですが、先日の日曜日、仕事が限界まで煮詰まったので、徒歩5分程度のドゥオーモ(大聖堂)まで、ワイドレンズを持って散歩してきました。

自宅の玄関を開けると、こんな景色です。 
隣人さんが世話をしている観葉植物がいい感じです。
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建物の外に出て振り返ると、こんな感じです。
この黄色いアパートに、15年間住んでいます。
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通りに出るための門です。
電動で開閉します。
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通りに出ると、こんな感じ、、、ベスパが良く似合う景色は、さすがイタリアです。
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通りを進むと、突き当たりにドゥオーモとトラッツォ(時計塔)が見えてきます。
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こちらは後ろから見たドゥオーモです。
製作学校時代は、毎日、この後ろ姿を見ながら通学しました。
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こちらは、真横から見たドゥオーモです、ライオン君?が居ます。
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そして、見慣れた、正面からの映像です。
いつ見ても、荘厳な雰囲気に圧倒されます。
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もう少し進むと、ストラディバリ広場ですが、この日はアンティーク市が開かれていました。
というか、これを見るために散歩に出たのですが。
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時計塔が見える路地にも、屋台が並んでいます。
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なにやら真剣に物色する婦人が約一名。。。
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この日は穏やかな天候で、ドゥオーモ前も賑わっていました。
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帰り道、雰囲気の良い路地の入り口に、雰囲気の良い自転車がありました。
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自宅に向かう道の風景です。突き当たりに教会が見えます。
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古ぼけた自転車も、なぜかオシャレに見えます。
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自転車の国イタリア、冬でもレーシングスーツで走っている人をよく見かけます。
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一時間の外出でしたが、ミケにゃんは、何事も無かったように丸まってました。
でも、薄目を開けて、様子を伺っていますね。。
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by violino45 | 2017-02-25 16:50 | 製作記 | Comments(7)

ヴァイオリン製作 写真と動画(厚み出し)

気がつけば2月になってしまい、新年の挨拶から更新できず、失礼しておりました。

久しぶりの製作記、ダイジェストになってしまいますが、現在製作中のストラドモデルのヴァイオリンを、少し写真でご紹介させていただきます。

製作動画も久しぶりにアップいたしました。

内型に貼り付けた横板の形を、裏板に写し取る作業です。
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最初の荒削りです。
大まかな仕事ではありますが、この時点でアーチの膨らみを明確にイメージできているかどうかで、その後の仕事の精度とスピードが大きく違ってきます。
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パーフリングを入れた後の、再び丸ノミでの荒削り工程です。
ここで良い形に整形しておくと、この後のミニカンナの作業が上手くいきます。
以前アップした動画は、こちらです。
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ミニカンナでのアーチ整形作業です。
ここでほぼアーチのイメージは仕上がりますが、スクレーパーでの作業でさらに追い込んでいきます。
動画は、こちらです。
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スクレーパーでアーチを仕上げます。
削る量は少ないですが、実際は、この作業がもっとも時間がかかります。
以前アップした動画は、こちらです。
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アーチが仕上がったら、裏側を削って、厚みを出していきます。
アーチの作業は、音作りにも重要ですが、見た目の美しさを最大限に表現するために神経を集中させますが、厚み出し作業は、美的感覚はとりあえず置いておいて、ひたすら良い音を追求するために、厚み配分に集中して削っていきます。
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別の楽器の映像ですが、厚み出し作業の第一段階を動画でご紹介します。
丸ノミを使っての、荒削りとなります。


ご覧いただき、ありがとうございました。
今後も、できるだけ更新していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

そろそろ春が近づいてきていることを、感じているのか、いないのか、、、。
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by violino45 | 2017-02-04 06:33 | 製作記 | Comments(2)

ホワイトビオラのご紹介です。

皆様、良きクリスマスをお過ごしでしょうか?

例年、ヴァイオリンをモチーフにしたクリスマスカードでご挨拶させていただいておりますが、、
この年末は、いろいろ余裕がなく、今年はカードを作ることができませんでした。

でも、ちょうど、製作していたビオラがホワイトで完成しましたので、写真にてご紹介させていただきます。

41センチサイズの、ストラディヴァリモデルのビオラです。
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裏板は2枚板、優しい印象ですが、トラ杢はけっこう深い木材です。
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表板の年輪の幅は広めで、強い木目の材料を選びました。
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エフは、少しアマティの影響が残っている時代のストラディヴァリのモデルです。
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エフの外側の部分の逆カーブは、ビオラの場合も十分深く彫り込みます。
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コーナー部分の仕上げです。
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今年最後のウズマキは、ビオラになりました。
少しだけ、重厚な雰囲気を目指して製作しました。
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穏やかなクリスマス、そして年末をお過ごしくださいませ。
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by violino45 | 2016-12-24 18:18 | 製作記 | Comments(2)

弦楽器フェアに向けての試奏会 & 新作楽器の紹介動画

11月4日から開催の、「弦楽器フェア2016」が迫ってきました。

あらためて、宮地楽器さんの特設サイトをご紹介させていただきます。
弦楽器フェアの詳しい説明、そして、参加する製作者5人のプロフィール、半生などが分かりやすく紹介されていますので、ぜひご覧下さい。
http://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/2016.php

さて、宮地楽器ブースにクレモナから参加する4名(菊田、高橋、百瀬、西村)の、展示作品が仕上がってきましたので、各自持ち寄り、試奏、意見交換をする会を開きました。

参加者は、
〈後列〉、百瀬裕明さん、高橋明さん、菊田、根本和音さん。
〈前列〉、西村翔太郎さん、輪野光星さん、吉田朗子さんです。

輪野さんには試奏係とともに、私の楽器の録音もお願いしました。
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試奏の前に、とりあえず楽器を見ながら雑談が始まってしまうのが、製作者同士の集まりです。
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楽器を手に、こうして意見交換をすることは、若い製作者にとって、よい勉強の機会になることはもちろんですが、私たち中堅?(気持ちは若手)にとっても、常に新しい発見のある、とても貴重な時間になります。
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皆さん真剣です。
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なかなか終わりません。
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やっと、試奏会となります。
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こうした試奏会では、皆、それぞれの楽器の音を聴き取って、自分の楽器との違いを感じて、安心したり、危機感を持ったりという時間になりますが、言葉少なに集中することが大切だと、個人的には思っています。

その音の違いが、その場の調整で改善できるものだったり、削り方を変えるべきものだったり、材料の選択まで遡って考えるべきものだったり、いろいろですが、言葉では説明できないことがほとんどですので、まずは、集中して音の違いを聴き取り、記憶して、次の楽器製作へのヒントとすることが大切だと思います。

もちろん、アドバイスを貰うことも重要ですし、意見交換することで、1人で作業しているだけでは気が付けない問題点を再発見できたりするのが、試奏会の良い所だと思います。
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明さんにも弾いていただきました。
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なかなか、こうして皆で揃う機会は少ないですが、老若男女関係なく、皆で切磋琢磨しながら、良い楽器を生み出す努力をしています。

ぜひ、弦楽器フェアでは、私達の楽器を御試奏いただければ嬉しいです。
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さて、試奏会に先立って、輪野さんに私のヴァイオリン2台を演奏いただきましたので、動画にてご紹介いたします。

1台目は、つい先日、ホワイトでご紹介しましたヴァイオリンですが、記憶が新しいうちにということで、まずこの楽器をご紹介します。

曲は、前回と同じ、パラディス作曲の、シチリアーノです。



いつも、楽器が完成してから録音まで、十分な時間を取れないのですが、今回も、弦を張った翌日の録音となってしまい、楽器が十分に馴染んでいるとは言えない状態でしたが、とりあえず、元気に鳴ってくれたので安心していますし、こうして、生まれたての状態の音を記録しておくことは、後々、貴重な音源になるのではと思っております。

もう一台の楽器は、9月に、モンドムジカ前にホワイトでご紹介した楽器です。
こちらも、同じタイミングで完成しましたので、弦を張って1日目の状態です。



輪野さん、いつもありがとうございます。
今年はたくさん楽器を弾いていただきました。
来年も、よろしくお願いします。
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さて、長い記事になりましたが、今回動画でアップしました楽器の写真をご紹介します。
まず、1台目となります。

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続いて、2台目の楽器です。
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長文ご覧いただき、ありがとうございました。
楽器と共に、弦楽器フェアでお目にかかれますのを楽しみにしております。
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by violino45 | 2016-10-26 13:23 | 製作記 | Comments(0)

弦楽器フェア & ホワイトヴァイオリン

2007年から参加させていただいております弦楽器フェア、今年は10回目となりました。
この10年間で、参加メンバーが変わったり、いろいろ変化がありましたが、順調に継続して来られたのは、私達の楽器をたくさん御試奏いただいたお客様のおかげと感謝しております。

今年は、3年ぶりに天野年員さんも参加されることとなりました。
その他のメンバーは、昨年同様、菊田浩、高橋明さん、百瀬裕明さん、西村翔太郎さんです。

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11月4日(金)~6日(日)、東京九段下、科学技術館での開催です。
宮地楽器さんのブースにて皆様にお目にかかれますことを、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

宮地楽器さんのサイトで、弦楽器フェアについて詳しく紹介いただいております。
http://strings.miyajimusic.jp/gengakki_fair/2016.php

さて、タイトルにも書きましたが、先日動画でご紹介したホワイトヴァイオリンの他に、もう一台、ホワイトで完成しておりましたので、遅くなりましたが、動画と写真でご紹介させていただきます。

今回、新しい試みというほどではないのですが、BGMは、私自身がギターで演奏しております。
演奏と言っても、、、適当に分散和音を弾いているだけのアドリブなので、お耳汚しなのですが、曲はともかく、、楽器の収録技法などいろいろ試していく中での一つの形としてトライしてみました。



引き続き、写真にてご紹介させていただきます。
A.Stradivari 1705年モデルで製作しました。
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裏板は、素直な、優しい感じのトラ杢のカエデを使いました。
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表板は、少し年輪が幅広い材料を使いました。
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コーナー部分の仕上げです。
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ウズマキは、ストラディバリのスタイル、そして師匠からの教えを追求しながら、自分自身の個性も少しずつ盛り込んでいければと思っておりますが、なかなか難しく、いつも課題ばかりが増えていきます。
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先日ご紹介しました、隣の窓の猫ちゃんたち、元気です。
窓越しに、遊んでおります。
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ミケにゃん、少しすねてるかな?
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by violino45 | 2016-10-20 17:09 | 製作記 | Comments(2)

新作ヴァイオリン 動画でご紹介

7月頃にホワイトでご紹介しましたヴァイオリンが完成しました。
今回も、輪野光星さんに演奏をお願いしました。

新しい試みとして、新曲を弾いていただきました。
パラディス作曲の、シチリアーノです。



いかがでしょうか? 歌うような旋律で、ヴァイオリンの音色が分かりやすい曲ではないかと思います。

今回も、数日前に弦を張ったばかりのヴァイオリンの、生まれたての音色ではありますが、輪野さんに情感を込めて演奏いただけて、楽器もよく歌っているように感じました。

もう1曲、いつも弾いていただいている、バッハの無伴奏パルティータの二番です。



輪野さん、いつも素敵な演奏をありがとうございます。


では、写真にて、楽器をご紹介させていただきます。
A.ストラディヴァリ、1705年モデルです。
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裏板は、少し変化のあるトラ杢の1枚板を使いました。
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エフは、アマティ的な柔らかさと、ストラディバリのシャープなラインを目指しています。
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ウズマキは、イタリアの楽器らしい柔らかい雰囲気を持ちつつ、精密さとの両立が難しいところです。
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この楽器は、すでにお客様の元にお届けしておりまして、元気に音楽を奏でていると思います。
弦楽器フェアに出展する楽器は、またあらためてご紹介させていただきます。
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さて、今年の夏頃から、隣の部屋の窓に、猫ちゃんの姿が見えるようになりました。
私達がベランダに出ると、物音を聞きつけて、窓際に来ます。
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最初は、謎の猫ちゃんズだったのですが、いろいろ話を聞くと、かわいそうな身の上だったところを保護された子達のようです。
今は、可愛がってもらえてるようで、なによりです。
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ミケにゃんは、特に興味はなさそうです。。
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by violino45 | 2016-10-10 07:36 | 製作記 | Comments(2)

ホワイトヴァイオリン、写真と動画でご紹介。

アーチの完成までご紹介してきた製作動画ですが、滞っておりまして、すみません。

撮影は、地道に進めているのですが、編集やアップロード作業にかかる時間が大きく、本来の楽器製作に影響してしまっては本末転倒になってしまいますので、時間の余裕があるときに、またご紹介させていただく予定です。

という状況の中、今まで動画でご紹介していた楽器がホワイトで完成してしまいましたので、いつものように写真にてご紹介いたしますが、今回、一つの試みとして、ホワイトヴァイオリンを紹介する動画を作成してみましたので、ご覧下さいませ。

撮影も編集も拙い動画ですが、楽器製作の世界をより身近に感じていただけるようにご紹介してきました製作動画の一端として、実験的に試作してみました。
楽器をターンテーブルで回転させての撮影でしたが、性能が十分でないため、途中、動きがぎくしゃくしておりまして、見苦しくてすみませんです。

あと、無音ではさすがに寂しいので、著作権フリーの音楽をお借りしました。
2分30秒ほどの動画となっております。


ご試聴いただき、ありがとうございました。
今後も、いろいろな形式で、楽器製作の世界を御紹介していければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

さて、以下は、いつもどおり、写真でのご紹介となります。
この楽器は、11月の弦楽器フェアにて、展示させていただく予定です。

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2枚板の裏板、少し特徴のあるトラ杢の材料です。
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動画でご紹介したとおり、少しアマティ風な柔らかいエフは、ラザーリ師匠から習ったモデルです。
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コーナー部分の仕上げです。
精密さと柔らかさの調和を目指していますが、難しいポイントです。
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ウズマキは、どの角度から見ても調和の取れた姿を目指していますが、動画でクローズアップでご紹介するのはヒヤヒヤものです。
いずれにしてもハードルが高いですが、写真のほうが、気持ちが少し楽です。
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これから秋にむけて、慌ただしい季節となっていきますが、可能な限り、ブログのアップも続けていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

整理中のCDを枕にして御満悦の表情のミケにゃんですが、、痛くないですか?
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by violino45 | 2016-09-23 07:13 | 製作記 | Comments(7)

スクレーパーによるアーチの仕上げ(動画)

9月になりました。

今年も時間の流れの速さを実感しつつ、2016年の残り3分の1を、しっかりと過ごしていきたいと思っております。

さて、製作記を動画でご紹介する試みも、3回目となりました。

今回は、スクレーパーを使って、アーチを仕上げていく工程をご紹介いたします。

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今回、スローモーションの映像を、動画の途中に入れてみました。
トータルで3分半ほどの動画になっております。



これで、ヴァイオリン製作の山場のひとつ、アーチが終了となります。
この後、音作りに影響の大きい、厚み出しの工程に進みます。
少しずつ、ご紹介していきたいと思っております。

クレモナも残暑がなかなか厳しい毎日ですが、時々は、日光を浴びた方が良いのは猫も同じようです。

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by violino45 | 2016-09-01 05:34 | 製作記 | Comments(8)

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