バイオリンのアウトライン
バイオリンのアウトラインは、ミニカンナで9割程度仕上げた後、ヤスリで整えます。
横板に貼り付けてから仕上げる製作者も多いのですが、私は最初にアウトラインを仕上げます。
ガイドの線はあるのですが、最終的には感覚を優先して、滑らかで張りのある曲線に仕上げます。
この部分は、パーフリングを入れた後からは修正ができません。
なので、気に入らない仕上げだと、製作の途中、いつも目に入って他の作業に悪影響が出ますので、ホワイトバイオリンを仕上げる時と同じ慎重さで、納得がいくまで仕上げます。
by violino45 | 2006-11-02 17:30 | 製作記 | Comments(12)
ふむふむ。
…と、わたしまで真剣勝負な気分で読んでましたら、けろりん発見です、師匠!!
これはナマモノですか…!?(まさかそんなはずは…・笑)
分からないようにさりげなく置いたつもりなのですが、、、、。
見つかってしまいましたか、、、、けろりん。
そういえば、イタリアでナマモノのけろりんは見たことがないですね~。
クレモナには水田が見当たらないからかもしれません。
ナマモノのウサギは畑でよく見かけますけれど。
で、スーパーにはウサギが普通に売ってマス。
我が家ではまだ買う勇気はありませんけれど、、、、。
菊田さんこんにちは♪
写真は映画の1シーンのようにも。
ところで、先のクランプで固定されたバイオリンのお写真は、ガリバーを連想してしまいます。(*^_^*)
>スーパーにはウサギ
ペットショップではなくて・・・。
実は、チョコエ○グのおまけです。
とても精密度が高くて評判だった、海○堂という会社の動物シリーズフィギュアです。
私の友人の製作家(例の猫バイオリンをプレゼントしてくれた)が、全シリーズ、全種類のコレクションを制覇したのですが、制覇するためにはその数倍のチョコエ○グを買ったということで、余っているものを譲っていただいたというわけです。
これから、ネタに困った時(何の?)、登場することでしょう。
あ、ウサギですが、いわゆる精肉コーナーの冷蔵ケース内に並んでますそのままの形で、、、、、。
一瞬、鶏肉に見えるのですが、、、、、。
一瞬鶏肉?
うちの姉(びびとも言います)がうさぎ2羽飼っていたりして・・・
日本でよかったね。うさ2匹(^^;
たぶん、精肉コーナーで売っているウサギは、お姉さんの飼っているのとは違って、もっと野生的な種類だとは思いますデス。
ヨーロッパでは、田舎のお家に行くと、ウサギを自宅で飼っている所が多いです。
もちろん、ペットとしてではありませんけれど、、、。
あと、今日、電車に乗っていたら、畑の中をライフル?を持って歩いている人を見かけました、、、、。
イタリアは、ウサギにとって受難の国ではあるようです。
この「アウトライン」というのは本当に大事な要素ですね。
なんというか、なかなかどうして伝えるのが難しいのですが(笑)
弦楽器フェアーいかがでしたか?
そうですね、アウトラインの大切さを上手く伝えるのは難しいですね。
でも、どの分野でも共通していることではあると思います。
美しいもの(動物、人、、、も)は、まず例外なく美しいシルエットを持っていますよね。
モデルの輪郭の通りに切り抜くだけの単純作業に見えて、なかなか奥が深い作業だと思います。
ヤスリの一削りで、微妙に印象が変わってきますので。
今日弦楽器フェアーに行って、菊田さんのお師匠さんのバイオリンを弾いてきました。ニスがとても美しく、明るく華やかな音で素晴らしかったです。さらに印象的だったのが、楽器からあま〜い香りがしたことです。しばらくするとまた弾きに行きたくなりました。あれが新作の香り?なのでしょうか。
ようこそいらっしゃいました。
師匠の楽器ということは、ラザーリ、でしょうか?
褒めていただけて、私も嬉しいです。
甘い香り、ニスがまだ乾いていないという証拠でもあるので、ある意味危険な香りでもあるのですが、新作楽器特有の、いい匂い、ですよね。
ニスの成分の中には、いろいろと芳香性のものが含まれていて、それが混ざり合った匂いだと思います。
たとえば、ベンゾエという物質、日本語では安息香と言って、古くから香料として使われていたようです。
ニスに混ぜると、光沢が増すといわれています。
「また弾きに行きたくなる」、、、、、バイオリン選定には香りも重要な要素だとすると、そういうセンスの勉強も必要ですね。
奥はまだまだ深いようです、、、。
でも、私もあの楽器を日本で見て、弟子入りするのならこの人しかいないと直感して、クレモナに高飛び?したので、その判断は間違っていなかったと今でも思っています。
師匠への道は遠いですが、少しでも近づけるように精進していきたいです。