ニス
最近、暗黒ゾーンのイメージが忍び寄ってきたので、、、、色を変えてみました。
というのは嘘で、、葉月さんやlalaさんのピンク攻撃に影響されただけでございます。
個人的には、nobaraさんの狂い咲き、、、いや、百花繚乱を期待しているのですが、、。
いずれにしても、少しキモいので、すぐ戻すと思います。
それはともかく、、、
ホワイトバイオリンも、すでにニス塗りに入っています。
奥に見える大きいのは、ビオラです。
事情により、バイオリンがビオラを追い越してしまいました。
部屋の一角に、ニス塗りコーナーを設置してあります。
本当は、別の部屋で埃を遮断して、が理想的ですが、無理なので、かなり近接した状況で作業しています。(2mくらいです)
壁のポスターは、色の比較用ですが、壁が汚れないようにする役割の方が大きいです。
奥に見える様々なビンは、ニスの材料から抽出した染料がほとんどです。
いろいろ、スタンバイしてありますが、最近は数種類を適宜、混ぜています。
最近、ニスフェチになったpearlさんと、けいさんのために、詳しく書きますと、、、。(あ、らぶさんとnobaraさんも必要かな?)
黄色は、、、
ガンボージ、日本語ではなんて言うんでしたっけ、、、しおう?だったかも。
しおう、ではなくて、すおう(蘇芳)でした、、、、。
あ、、やっぱりしおう(雌黄)でした、、、、すみません!
これは、毒性がありますので、取り扱い注意です。
あと、クルクマというのを使います。日本語では、ウコンです。(読み間違えないでくださいね)
あとは、アロエという樹脂も時々使います。
赤系では、、、
ドラゴンブラッドがメインです。
あとは、ラターニャという木から取った染料や、カテキュ、サンダルウッド、ローズウッド、などですが、ドラゴンブラッドがほとんどを占めて、あとは微妙な色の調整用です。
ニスの母体は、以前も書きましたが、
シェラック、ジネプロ、マスティック、ベンゾエ、エレミ、ラベンダーオイル少々です。
比率は、大まかに、シェラックとジネプロが3分の1ずつで、残りを他の樹脂で補います。
この比率は、私も毎回試行錯誤です。
硬すぎたり、柔らかすぎたり、なかなか難しいです。
たぶん、製作者の人じゃないと、呪文のように聞こえると思いますが、本当に呪文のような物で、文字情報そのものにはあまり意味はありません。
でも、実践している人には、ヒントぐらいにはなるのでは?と思います。
マニアックな内容になってしまいまして、すみません。
こんな変な事を普段やってます、、、ぐらいに見ていただければ、、、。
by violino45 | 2006-03-10 05:13 | 製作記 | Comments(44)
せっかくだから私は地元で桜が散るまでピンクを続けるつもりです。
あ、そうではなくて「ニス」の色のお話ですね。
私は赤系が好きですねぇ~!先日お店で見せて戴いた感じが好みです。
大変参考になりました。
ジネプロ⇒ジュニパー⇒ジン(お酒)ですよね~!
プロポリスを使われる人がいたり、食材やアロマの人たちとの共通項も多いのが面白いです。私の持っている本だと、ジネプロは使っていませんでしたが、色々な人が色々な配合のニスを試していて、でも、アロマ系のを使う人が多いのもバイオリンの良い香りの秘密でもあるかも?
体に気持ちよいものは、音にも良い!?
ニスの硬さの調整は菊田さんでもご苦労されているのですね。・・・奥が深いです。
私の楽器は何百年も持つ必要はないので、手近な染料や樹脂で試しながら遊んでみようと思います。このあたり、自分のために作るアマチュアはお気楽です ^^;
kityのニスはちゃんと乾燥させてからセットアップしよう・・
(実は、eagleは1週間の乾燥でセットアップしたら、早すぎてニスが傷だらけになってしまいました シェラックは乾燥が早いと書いてあったのを鵜呑みにした私が悪いのですが・・・)
(どうやって立ててあるのかな、こっち向かせて〜)
ニスの匂いに酔ってしまったようです・・くらくら
白木のバイオリン、きれいです、ほおずりしたくなります、、
私のりゅぽちゃんにも、こういう時代があったのか。
このために6,800えんっていうのも悪くないかもねー
(飽きたらスプレー・ニスを吹きつけるつもりらしい^^;)
それにしてもニス、すごい種類ですね!
材料を揃えるだけで、例のキットが何台買えるのか〜〜?!
時代によって、流行色、なんてあるのですか?
りゅぽちゃんは、チョコレートに近い感じ。
本当はもう少しうすいとよかったけど、でも気に入ってます。
あ、百花繚乱計画はですね、そっちのほうぢゃないんですよ〜〜
先日ご覧いただいた楽器は、濃い赤系だったのですが、今回の楽器は、少しオレンジ系の雰囲気を目指しています。
でも、バイオリンのニスって、最初は薄い赤で、徐々に濃い赤になっていくわけではなくて、最初は黄色、徐々に茶色っぽくなって、濃くなるにつれて、赤くなっていくので、丁度良い色の濃さの時に、希望の色合いにするのが難しいです。
写真では、まだ明るいブラウンですが、この後、加速度的に赤くなっていきますので。
完成したら、またぜひご覧下さいね。
さすが、ジネプロを説明無しでも分っていただけましたね。
ガンボージは、しおう、ではなくて、すおう(蘇芳)でした。
アロマ系の香り、、、ホントに多いです。
マスティックも甘い香りがしますし、ベンゾエはお菓子の材料だし、エレミはまさしく森の香りです。
これらがアルコールの匂いと混ざると、、、本当にくらくらします。
新作の匂いはアロマティックで好きなのですが、反面、この匂いがしている間はニスが柔らかくて取り扱い注意という危険信号でもありますね。
セットアップですが、私も、ニスが乾いていないベトベトの状態でやりますので、神経を使います。
でも、セッティングしてから、一旦部品を全部はずし、最終の磨きをして、それから乾燥させます。
そうすると、キレイに仕上がりますよ。
私、時駆け、原作も映画も好きなのですが、特に映画の、尾道の風景と、音楽が好きでした。
ラベンダーの香り、、、って言われても、、当時は、どんな匂い??って思ってましたが、数十年後?に毎日ラリるほどに嗅ぐことになろうとは、、、。
ベッコウ飴、お買い上げありがとうございます!
屋台のりんご飴とかもバイオリンチックですよね。
良くできたニスを形容して、飴のような、とか言いますね。
りんご飴のように、バケツにじゃぼっと浸けて、ハイ出来上がり!という感じなら、楽なんですけどね~。
クレモナの製作家の中でも、数年単位で微妙に流行の色合いが変化します。
車の色が、明るい色が流行ったり、渋い色が流行ったりするのと同じようなものですね。
古い楽器は、木の色そのものが濃く変化してますから、りゅぽちゃんも新作の時は色合いが違っていたと思います。
ニスの色も、年数と共に変わっていきますしね。
私の楽器が、100年後とかにどんな色になっているのか、、、
やっぱり、タイムマシン欲しいです。
ラベンダーの香りでは、過去にしか行けなさそうなので、、、。
ひでさんに影響されてウチもぴんくです・・・。
今、こちらでは「耳をすませば」が放映されていますよ。セイジクン!すてき。クレモナに行っちゃう~・・・。あ、いや失礼しました。ここクレモナね?
来ないでおこうとじっと我慢の子だったのに(笑)これ見たらもう~。
油絵描いてたとき、絵の具とオイルのにおいにまみれていました。この写真、香りが聴こえる・・・。
耳になじみの言葉ばかりですわ。
これら生薬には抗菌作用もあるんですよ。だから何百年も腐らないんですかね??
じっと我慢、、、って、そんな寂しい事を、、、。
いつもお待ちしています。
耳をすませば、、、実は私、あのセイジクンが居た工房の、モデルになった工房に、しばらくの間、楽器製作を習いに行っていたのです。
ですので、セイジクンは私そのものなのです!(飛躍しすぎ、、、)
セイジクン、その後、どうなっちゃったんでしょうね~。
ホントに結婚しちゃったんでしょうか?(すごいラストですよね、、赤面、、)
油絵、描かれていたのですね。
私のニスはアルコールニスなのですが、オイルニスを塗っている人の工房に行くと、本当に油絵のアトリエと同じ匂いがしますよ、
私の工房は、ひたすらアルコールとラベンダーオイルの匂いが充満しています。
耳になじみの言葉ばかり。。。ですか?
うーん、らぶさんがヤクの売人(富山の薬売り)だったとは、、、、、。
ますます謎が深まるばかりです。
ニスの役目の一つに、虫除けというのがありますね。
虫といっても、キクイムシですけどね。
キクイムシはニスが嫌いなので、木のところばかりを食べるそうです。
で、表から見てキレイな楽器でも、裏側はキクイムシがかじったトンネルだらけ、、、という楽器も多いそうですので、ご用心です。
、、、て、ぜんぜん虫除けになっていないですね。
みんなで広げよう、ぴんくの輪!
ピンク同盟への加入、ありがとうございます。
、、、なんて事言ってるから、、元の色に戻せなくなってしまった、、、。
桜の季節限定、、ということで。
私のところは、最初からピンクですよ・・・え?ほら、nobaraさん、黒の上にピンクが渦巻いているでしょ~♪
話は戻って、一部のギターでは、裏側も塗装しているとかいう話をどこかで見かけたのですが、裏側に塗装がされていない通常の楽器では虫除けにはならないですよね~
いつも使っていれば虫も付かないような気がしますが、どうなんでしょ?
(ドラゴン・ブレッドと書かれているので、検索にはかからなかった)
http://www.ousyu-soboroya.com/nisu.htm
でも、やっぱりかなりなお値段。アマチュアとしては、この値段は出せないよなぁ・・という感じです。
赤は、やっぱり、先日買った茜とさだらの木(サンダルウッド?)とシェラックの調合で行くことにします。
樹脂もここでほとんど必要なものがそろうんですよね・・
世の中色々あるものですね。
王蟲のような大きい虫だと、エフからは入れないので安心なのですが、、、キクイムシは小さいので、簡単に進入するのがこわいですね。
でも、普通に、いつも弾いていれば、まず大丈夫ですけどね。
ドラゴンブラッド、やはり高いですよね。
けいさんが使ったシェラックだけで十分バイオリンらしい色が出ていますので、味付け程度にいろいろな樹脂を混ぜてみるとおもしろいと思います。
でも、あの赤ラック、結構興味あります。
試してみたい、、、、かも。
ドラゴンブラッドひとかけらと、交換しましょうか、、、。
闇取引き闇取引き、、、、。
でも、、、遠すぎますね、、、。
やはり菊田さんはセイジクンだったのですね~。(^^♪
>モデルになった工房
素敵。モデルがあったのですね。あの工房。猫のお人形もあったりして。(笑)ラスト、感動的じゃないですか(笑)何で赤面。(笑)
ささ、すいこまれないうちに退散しなくては。そーっと、そーっと。
これを使い切ろうと思ったら、何本楽器を作ったらいいことか、想像もつきません。
ニスに松脂入れる人とかはいないのでしょうね~
日本で入手が容易で使いやすい樹脂を物色してみたいですが、テストに時間がかかるのが難点ですね。赤ラックの色、私も気に入ってはいるので、あせって探す必要もないのですけれど・・
ところで、ソボロ屋さんのは、ドラゴン・ブレッドだから、竜のパンなのかも~ 笑
葉月さん、何も恐れることはありません、王蟲のいたわりと友愛の世界をたっぷりと堪能してください ^^
笠智衆さん(帝釈天の和尚さん)の声で読んでください。
中学生で結婚の約束じゃと?
そりゃいかん!ぜっったいに、いかん!
わしは許さんぞ!そんなことは。
ああ、、こら! 抱きついちゃいかん!
と、いうくらい?、赤面です、、、。
でも、このブログの色の方が、もっと赤面です。
桜よ、早く散ってくれー。(まだ咲いてないか、、、)
あの、猫の置き物(男爵、もしくはバロン)、、いいですよね。
イタリアで、蚤の市とかに行くたびに、ああいうのを探しているんですけどね、見たこと無いですね、、、。
日本で、バイオリンを弾いている猫の置き物を見つけて、それは買ってきましたけど、、、。
ラストも感動的ですけど、やっぱり雫が小説を書き上げて、おじいさんに見せるシーンが好きです。
ああいうおじいさんに、なれたらいいなと、思います。(笠智衆さんもいいですけどね)
葉月さん、逃げても無駄です。
もう、背中にブラック教の御札が貼り付いてますよ。
油絵で培った技を、ヴァイオリンペインティングに活かさない手はないですよ!
けいさん、白木キット、一丁追加ですー!
それはともかく、松脂は、オイルニスの素材としてポピュラーです。
丁度、nobaraさんがマドレーヌを作ったように加熱して溶かして、そこに亜麻仁油を熱した物を混ぜれば、一応オイルニスになります。
(良い子はけっしてまねしないで下さいね、危険です)
nobaraさんは、オイルニス調合の、一歩手前まで踏み込んでいたわけですね。
すでにブラック教の中枢部まで侵入していたとは、さすがです。
けいさん、教祖の座が危ないかも。
そうですか、、、赤ラック二ス、危険物でしたね、、、。
残念です。
ペットボトルに詰めて、、、スーツケースに入れて、、、(あきらめてない、、)
松脂、そうだったんですか~、オイルニスは時間がかかると聞いて、最初から頭になかったので、調べてもいませんでしたが、松脂がアルコールに溶ければ植物樹脂の一つとして使ってもいいかもしれませんね。(といいながら、画材屋さんからリンシードオイルを買ってある私って・・・)
杢を立体的にきれいに浮かび上がらせるのに、最初は透明感のある下地塗りをしたらいいのかなと思っていて、リンシードにカテキューの粉を溶いて下地に使おうと思っていましたが、これに松脂を入れてもいいか・・・
と、専門家から見たら何馬鹿なことと思われるかもしれないようなことを試行錯誤でやろうとしてるのでした。
松脂がアルコールに溶けるかどうかは、、、やった事がないです。
リンシードにカテキューの粉を溶いて、、、、
どうなってしまうのか、、、想像もつきませんが、危険性はなさそうなので、ぜひトライして下さい。
松脂は、常温ではリンシードには溶けないと思います。
かといって高温で混ぜるのは、とても危険ですので、お勧めしません。
オイルニスは、時間がかかると言うよりも、調合がとても大変で、設備が必要ですし、危険も大きいので、やはりアルコールニスの方がご自分で作るのには向いていると思います。
塗るのは難しいですけどね。。
リンシードを下地に塗った場合は、乾くまで相当時間がかかると思います。
でも、試行錯誤でいろいろと試すのは楽しいし、思わぬ発見があるので、ぜひ、危くない範囲で実践して発表していただければ私も嬉しいです^^。
ピンク同盟に(あらそういえば私のとこもピンクぽい)ブラック教となー!
怪しすぎます・・・・私の頭の中では薄暗い地下室で白づくめの服に目と鼻と口だけ開いた白いもの被った(テレビの見すぎ?)秘密組織の怪しい男たちが闇取引をし、その傍らで松脂を鍋に入れ火にかけてぐつぐつと煮ているnobaraさん(ごめん)が。その中にはへびやとかげも入っていそうです(魔女?)
そしてバロンをじっと見つめる夢見る少女(?)葉月さんの姿も・・・。
だめよ~、葉月さん、さぁ私と一緒に逃げるのよ!?(nobaraさんとらぶさんは置いていってあげる~)
加入と同時に、ブラック教に入信していただく事になっております。
ここは、足を踏み入れたら最後、松脂をグツグツと煮込んで、マドレーヌにするまでは帰れません。(nobaraさん、金型追加ー。)
って、ゆみさん、こんなところで遊んでいる場合ではないでしょー!
今日のところは、お札を貼り付けるだけにしておきますから、、、。
葉月さん、途中まで連れてってあげて~。
でも、戻ってきて~。
ゆみさんサイトのコメントで、あなただけはと安心していましたら、怪しいニスの香りに引き寄せられたのねきっと。
元陸上部葉月、ダッシュは任せて。
でも道がわかんなくなった。ゆみさんお願い・・・。
あー、ソボロ屋さんを見てしまって・・・。だからだ。
葉月さん、ソボロ屋さんまで出張されたのであれば、ぜひとも、本格的に両手両足を染めてしまいましょう♪
今ちょうど、茜のアルコール漬けを作っていて、きれいな色が出るのでは?とワクワクです。
アルコールニスもギターで使うフレンチポリッシュの手法
http://park1.aeonnet.ne.jp/~hideki/guitar/g_shellac/shellac_menu.html
が面白そうなので、工法も色々楽しめそうです。キットは1つでは足りないか・・・笑
松脂はバイオリンの回りにあって一般的なのに、アルコールニスに使われていないという事実を考えると、やはり難しいのでしょうね。乳鉢をいくつか購入したので、そのうち、アルコールを混ぜながら気長に松脂を磨り潰して使えそうか試してみます。いきなりバイオリンに塗るより、練習が必要ですが・・
kityはまだE線がこもった感じと今日のレッスンで先生に言われたので、やはり、表板を外す決心をそろそろ固めないといけないなぁと思っています。でも、自分では違いが分からないのですよね~
感知できないものは、改良できないことを考えると、これ以上の改造しても仕方ないか? 笑
前の記事からずっと拝見させていただきました。やっぱ、素晴らしいです。渦巻きにも挑戦しようとおもっているのですが、とっても難しそうですね。
なぜなら、ここはすでに、陸上ではないからです。
ダッシュをしても、足は空を切るのみです。
空即是色です。(わけわからん、、、)
お望みでしたら、ナビゲーションシステム付きキン斗雲をレンタルしますので、道に迷う事もなく、ブラック教総本山に戻ってこれると思います。
今なら、孫悟空も付いてます。
Kityを製造した人たちも、よもや内部を見られてしまうことになるとは、想像もしていなかった事でしょう。
今後の展開から目が離せませんね。
ブラック教信者全員でお祈りしながら見守っておりますです。
フレンチポリッシュですが、私も最終仕上げでは少し流用します。
いわゆる、たんぽ仕上げですね。
でも、ギターのように平面の楽器でも難しい手法なので、ヴァイオリンできれいに仕上げるのはすごく難しいと思います。
近い将来、Kityの兄弟達が山のように積まれた写真を見ることになる予感がしています。
もちろん、信者達のKityも続々と総本山を目指すのであった、、、。
小文字のhiroさんは私のブログ友達ですが、HIROさんは大文字なので間違えなくて済みそうです、、、^^。
それはともかく、お越しいただきありがとうございます。
私も、HIROさんのブログを拝見させていただきました。
なんだか、とってもとっても、私が好きそうな物が並んでいて、、、はまってしまいそうです。
技術的にも、確かな物をお持ちのようで、ヴァイオリンもきれいに仕上がることと思います。
また、ゆっくりとお邪魔させていただきます。
ニスに関しては、本当にいろいろなメソッドがありまして、それぞれに利点も欠点もあると思います。
言葉でご説明できるものならば、いくらでもお話ししたいのですが、残念ながら、上手く伝わるかどうか自信がありません。
やはり、誰かに習うのが一番の近道なのは間違いなさそうです。
部分的なご質問でしたら、いくらでもお答えしますので、ご遠慮なくです。
現在、eagleもkityも駒の外縁から魂柱の外縁まで約3mmなので、標準値の倍以上内側に入り込んでます。正しく測れているか?です。
魂柱を動かすのは、苦手中の苦手なので、今までなるべく避けて通ってきたのですが、eagleはさすがに魂柱動かす必要がありますね^^;
kityは接着されていて動かない気がするので、やはり・・・
どうやって表を剥がすのかは、試行錯誤が必要そうです。
でも、その前に、スペクトルアナライザでA線開放弦を測定し、ストラディバリのデータと比較してみようかな(身の程知らず) 笑
けいさんのブログ、更新ペースが速くて、ついていけていません^^。
ごめんなさい。
でも、ちゃんと読んでますー。
そうですねー、駒を削るためには一旦、弦を緩めて駒をはずさなければいけないので、それによって楽器の状態がかなり変わるので、純粋に駒の厚さの違いだけを聞いているのかどうか、微妙なところですね。
また、100%、駒の同じ位置と角度が再現されているかどうかは、確認するのは難しいと思います。
もちろん、駒の厚さよりも魂柱の位置の方が楽器の音は大きく変わりますが、その変わり方は異質の物のような気します。
3mmというのは、多めですが、ありえる位置ですし、その方が良い場合ももちろんあります。
魂柱は、位置だけでなく、長さも重要ですし、傾き、密着度も影響してきますので、位置だけを純粋に変えるのは難しいですね。
と、複雑な要素がさらに絡み合い、、、抜けられない道に入り込んでいくわけですね、、、。
でも、けいさんのように、その都度、録音をしてあると、確認ができてすばらしいと思います。
音に対する記憶というのは、とても曖昧なものだと思いますので。
録音しておいても、自分では聞いて差があまり分からないので、全く困ったものです。
美味しいものを食べなれないと、美味しさの基準がもてないのと同じで、良い音を普段聞いていないと、何が良い音かが分からないのだと思います。菊田さんのバイオリンをリファレンスモニタ用に一台購入させていただいて・・・なんてことになりかねません ^^;
でも、魂柱と駒の関係は本当に難しいですよね。駒の位置は、やはり正規の位置にして魂柱だけを動かさないと、比較として何を測っているのか全然分からなくなりそうです。
それにつけても、魂柱って、どうしてあんなに難しいんでしょう、私には立てるのだけで精一杯です ^^;
おなじコンチュウでも虫達の方がなじみがあるかも 笑
いえいえ、あの実験コーナーを一番楽しみにしているには私ですから、ぜひぜひ今のペースを維持していただきたいものだと思います。
私の楽器をリファレンス、、、、嬉しいことをおっしゃって下さいますね^^。
では、けいさんのために、ホワイトスペシャルキットをご用意しましょうか?
例のキット以上に各場所にトラップを仕掛けておきますので、完成した頃には、ベテランの修理職人になっているという、人材育成キットです。
おまけに、虫も仕込んでおきますね。
それはともかく、リファレンスとしては、やはり本物のストラディバリをぜひ一台、導入していただいたほうが確実かと思います^^。
それはともかく、、、
魂柱にはまりだすと、それこそ魂が吸い取られるほど楽器に悩まされますね。
やはり、昆虫のほうが親しみやすいですね。
でも、カイガラムシの世界は、それはそれで奥が深くて悩ましいものですけれど。
ふふふ、虫下しのセンダンだって、すでに手配済みなのだ、この試練受けて立とうではないか・・・なんてね 笑
本物のストラディバリは私が事業で大成功したあかつきには、1日くらいレンタルで借りて基本特性の測定だけしてみたいです 笑
魂柱もカイガラムシも極めようと思えば思うほど、正解のない世界に突入するので難しさはエベレストよりも高いですよね~
でも、極める以前に魂柱は立ちもしないのですが・・^^;
王蟲にも効きますか?
ストラディヴァリ、、、一度くらいは弾いてみたいものですよね。
今まで、目前で見たことは何度もあるのですが、さすがに、弾かせてください!と言うほどの勇者ではありませんでした。(2億、2億、、、、)
ブラック教の勇者の皆様、ぜひ、チャンスは逃さないでいただきたいものです。
僕が入手したセンダン(栴檀)ってのは、インドセンダンで、通称ニーム(Neem)です。
http://www.geocities.jp/dakar_senegal_guide/garden/neem/neem.html
薬木なので、インドでは輸出規制がかかり、染料屋さんでは、在庫限りの販売となったということです。
王蟲に効くか・・あやつは、障気の中でも平気だから、多少の虫よけなんてびくともしそうもないです 笑
私にはストラディバリが目の前にくるチャンスすらなさそうですが、みなさんの中でそういうチャンスに恵まれた方がいましたら、お布施として、ぜひ、50cmの距離でA線の開放弦を録音して音源を送ってください ^^;
なんとも、生命力の強そうな、怪しげな木ですね。
農薬にもなるということは、やはり虫除けにはもってこいなのでしょう。
センダンの木でヴァイオリンを作れば、虫に食われる恐怖からは逃れられますね。
これだけのパワーならば、王蟲の突進も一時的には食い止められるでしょう。
栴檀エキスを板の裏側に塗るというのもありかもですが、
栴檀を使ってのバイオリン、ぜひ試作して下さい♪
とろろで、ジネプロを扱っている店ってないよなぁ~って思っていたら、
ジネプロ=サンダラック
みたいですね。異名を持つものが多いと、混乱しやすいです^^;
下の、サイトのサンダラックの説明に、別名ジュニパーと書かれていました。
http://apps.webcreate.com/ecom/catalog/product_specific.cfm?ClientID=15&ProductID=17496
センダンを使ってバイオリンを作ったら、確かに王蟲をはじめとした昆虫類が寄り付かなくて良いですが、弾いている人にも影響がありそうですね。
次々と原因不明の病に倒れて、、、呪いのバイオリンとして有名になりそうです。
ジネプロですが、、、
イタリアでは、ジネプロとサンダラックは別の物として売っています。
見た目はほとんど同じですが、ジネプロの方が肉厚なニスになるような気がします。
実際には、ジネプロを買ったはずが、サンダラックだったというような事もあるようですが、サンダラックは使いすぎるとひび割れの原因になりやすいので、事は重大です。
でも、区分け的に、ジネプロとサンダラックがどのように違う物なのか、もう一度、調べてみたいと思います。
それにしても、、、いろいろなサイトをご存知ですねー。
さすが、、、、です。
画材屋さんだと区別がないみたいなのですが、WEBで見るだけだと、全然区別が付かないので難しいです。
サイトは、アメリカのバイオリンの掲示板や日本の画材の掲示板で紹介されたところを中心に使えそうかどうか確認している中で見つけたものたちです。これらの掲示板も検索で見つけたので、自力で探しているわけではないのですよ^^;
サンダラックがひび割れの原因になるというのは、硬すぎるのでしょうか。セラックだけではかなり硬いと書かれていたのですが・・
私はセラックだけのeagleに対して、kityのニスの樹脂はセラック+サンダラック+蜜蝋+αを試してみようかと思っています。プロポリスを使えればいいのですが、日本ではプロポリスは食用のサプリメントとしてしか見つからず、とてもニスに使えるような量でも値段でもなかったので、プロポリスの原料でもある蜜蝋がどこまで使えるか興味があります。
でも、蝋の成分は簡単には固まらないだろうから、ほんのわずかにとどめておかないと酷い目に合いそうですが・・・^^;
ジネプロとサンダラックの違い、分かったらぜひ教えてください。
いまいろいろ調べていますが、良く分かりませんー^^。
丁度、新しいニスを作っているところなので、時間ができたら、(こればっかり)、またご紹介させていただきますね。
サンダラックは、硬さもそうですが、もろい性質なので、使いすぎるとニス全体がもろくなってしまうのでしょうね。
もろさを補正するために、プロポリスとか、エレミとか、蜜蝋とか、その他粘りのある物質を入れるのですが、入れ具合を間違えると、おっしゃるとおり、なかなか乾かないニスになってしまい、泣きを見ることになりますね。
ニスのレシピって、色々な可能性があって、面白いですよね。
HILL商会のストラディバリの本を出張の電車の友に持ち歩いていますが、ストラディバリのニスのレシピは彼の死後、歴史上2度ほど明らかになるチャンスがあったそうなんですね。ガルネリとかアマティのレシピはどうなんでしょうね~
彼らの本に、固すぎるニスを使うとメタリックな音になると書かれていて、eagleの音を思い出しました ^^;
セラックだけじゃ、メタリックな音になるのかも?
最近、料理でたまねぎを使うと、この皮は黄色の染料になるのだよな~とか、かなり怪しい人になりつつあるかも(前から?^^;)
ニスのレシピって、どうなんでしょうねー。
紙に書かれた直筆のレシピが実在したら面白いでしょうけど。
確かに、硬すぎるニスは音には良くないと思いますが、シェラックだけのニスでも、必ずしもメタリックになるとは限らないと思いますよ。
柔らかい木材の楽器の場合、硬いニスの方が好結果になることもありえると思いますし、一概には言えないのがニスの世界です。
たまねぎの皮、ホント、黄色の染料に使えますね。
私は、やった事はないですけれど、、、いい色になるそうです。
ぜひ、危険でない範囲で、いろいろ怪しい?事を試していただければと思います。
HILL商会の本はペーパーバックで、文庫本よりも少し大きいくらいなので、カバンに入れて持ち歩いています。
ストラディバリのキャリパーの写真が出ていたり、結構面白いです。
あのキャリパーだったら、正確に0.1mm単位なんて測れそうもないな~なんて、思いながら、自分の雑な工作を正当化しようとしています^^;
電車の中では分からない単語があっても調べもせず読み進んでいますので、意味を取り違えているところもあるかも? 笑
正式名称は
Antonio Stradivari, his life & work (1644-1737)
というもので、Dover bookの出版です。
かなり色々調べて本が書かれていますが、彼らは商社なので、どこまで製作のことを理解して書いているかは不明です。
本の中に、Lupoの話もちらっとでてきたのですが、Lupoに雇われてホワイトバイオリンを作っていたPiqueがLupoに宛てた手紙の一節とか出ているのをみると、Lupoは木は削らないの?とか不思議に思ったりしていました。
ニスは、色々試してみないと分からないですよね~ でも、まずは本のレシピどおりやらないと、自分の基準を作れないかも 笑