バスバー

バスバーを接着します。
隙間が無いように、表板のカーブにピッタリとカンナで削ります。
慣れない頃は、一日中削っていましたが、今は調子が良ければ一時間で仕上がります。

実際には、バスバーの両端に1mmぐらい隙間が空くようにして、両端を押さえつけた時に全体がピッタリと密着するようにします。
こうする事によって、バスバーが常にテンションを持つ事になって、音に良い、というのが定説ですが、同じ条件で試す事は不可能に近いので、実際のところどうなのか、疑問に思うところです。

貼り付けた後、適度な形に削って完成です。

どのくらいが適度かは、、、、神のみぞ知る、でしょうか。

形や厚さや高さ、、、理論的にはいろいろ説明できますが、楽器として完成した後は手を加えられない部分なので、製作者としては、「将来的に問題が起きない形」に落ちつかせる事を優先したくなってしまうのです。
つまり、強度が第一、ということですね。
なんだか、建築物のような話、、、、。
バスバー_d0047461_5361065.jpg
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by violino45 | 2006-01-18 05:40 | 製作記 | Comments(0)

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