宮地楽器さんのイベント、無事終わりました。
5月25日、宮地楽器さんにて、手工ヴァイオリンの魅力をご紹介するイベントに参加しました。
このイベント、お電話にてお申込みをいただいての開催でしたが、宮地楽器の子供音楽教室の生徒さん向けにも別イベントの企画がありまして、この日は、二回連続での開催となりました。
たくさんの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。
このような道具や材料を使って、ヴァイオリン製作の流れを説明させていただきました。
ビデオカメラとスクリーンを使って、道具の説明などもいたしました。
そして、私が以前から撮りためていた動画をご覧いただきながら、楽器製作のポイントを説明させていただきました。
司会は、宮地楽器の山本さんです。
2007年に、私の楽器を使ったコンサートを開催していただいてから、6年ぶりのイベントになるのですが、息の合ったコンビネーションで説明をすることができた気がしています。
説明には、私が書いた絵も使いました。
本人的には、いたって真剣に描いたつもりなのですが、、なぜか、会場では笑いの渦が、、、、^^。
いくつか、製作の実演もさせていただきました。
これは、横板を曲げているところですね。
普段と違う環境での作業は、緊張します。
そして、渦巻きの削り作業もご覧いただきました。
ノミが滑って、、あわや大失敗、、という場面もありました。
そして、ミニカンナを使ってのアーチ削りでは、会場のお客様に体験していただくコーナーもありました。
みなさん、意外と上手で、驚きました。
将来は、強力なライバルになるかも、、?
ヴァイオリンづくりの説明が終わった後、私の楽器を使ってのミニコンサートがありました。
演奏は、宮地楽器ヴァイオリン講師の、佐々木梨花先生、ピアノ演奏は、同じく、越野景子先生です。
昨年秋、トリエンナーレ・コンクールに出品したばかりの、まだまだ若い楽器でしたが、佐々木先生の力強い演奏で、すばらしい音楽が鳴り響いたひと時となりました。
最後に、質問タイムです。
一斉に手が挙がって、びっくりでした。
小さなお子さんから、とても鋭い質問が飛び出して、、、タジタジになりながらも、嬉しく答えさせていただきました。
イベント終了後も、たくさんの皆様が、ミニカンナでの体験を希望されたのは嬉しいことでした。
こうした経験が心に残って、音楽を愛する気持ちがさらに強くなっていただければ、楽器製作者としてとても嬉しいです。
みなさんがお帰りになって、片付けをしているところを撮られてしまいました、、、。
体力的には限界でしたが、、ヴァイオリン製作者になって良かったと、あらためて思った一日でした。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
そして、開催に向けて準備期間から大変お世話になりました宮地楽器のスタッフの皆様はじめ、関係者の皆様、すばらしい演奏を聴かせていただきました佐々木先生、越野先生に、厚く御礼申し上げます。
次回、お目にかかれます日を楽しみにしています。
by violino45 | 2013-05-29 13:47 | 日記 | Comments(16)
実演製作や製作体験など
楽しそうですね(*^▽^*)
製作工程を見せて頂けるって
うらやましいです。
素敵な企画ですね。
お帰りの道中お気をつけて(*^_^*)
ここまで本格的に楽器製作をご紹介したのは初めての経験でしたので、たぶん、いろいろ至らないところもあったと思いますが、手作りの楽器に少しでも親しみを感じていただければ嬉しいと思っています。
私としては、テディベアがどのように生まれるのか、とても興味がありますので、ぜひ、kanさんにそういう機会を持っていただければと思っております^^。
時差ボケがやっと抜けたと思ったら、、逆ボケが待っています~@_@。
会場に駆けつけたかったです〜(>_<)菊田さんにお会いしたかったですー(/ _ ; )残念(´Д` )
ぜひ、またこのようなイベント開催してくださいね*\(^o^)/*
お帰り気をつけてくださいね^ ^
こちらこそ、ご無沙汰しています。
ぜひお会いしたかったですよ^^。
また機会がありましたら、ぜひご参加くださいね。
11月には、以前お会いしました弦楽器フェアに参加するために帰国する予定です。
何kgになりますか?お疲れ様でした。
とても素敵なイベントだったのですね。
ちいさなお子様方がバイオリンを作る過程に触れていらっしゃる所にじんときました。
生涯で思い出すいい思い出になると思うと、うらやましーい!ですね。
こどものときの体験てとても大きいと思います。
懐かしの山本さんが菊田さんのよきパートナー息があっていた様子が想像されていいふんいきですね。
私、誰もいないそのホールで菊田さんの楽器をなつかし試奏させていただいたことがあります。懐かしいです。
11月にはまたご帰国とのこと、今度はお目にかかれるよう頑張ります。(何を頑張るのかイミフですね。)
そろそろ、ご自宅にお戻りになられた頃でしょうか?
展示会に引き続き、宮地楽器さんでのイベント 有難うございました。
動画での楽器が出来るまでのご説明、とっても わかりやすかったです。
また、出来上がる前の渦巻きなど、手にして見れたのも初めての事で
貴重な経験をさせて頂きました。
佐々木梨花先生の事ご演奏、とても素晴らしかったです。
本来備わっている素敵な音が心の真ん中に響きました。
私事ですが、カノンは高校一年生の時に当時所属していた市民オケのお兄さんお姉さん達と初めて演奏した室内楽曲で、当時から今に至るまでのバイオリンに対する感情など、色々な想いを巡らせながら拝聴いたしました。
私は自分の楽器達の音を、まだ上手く引き出せていないんだなーと痛感いたしましたが、数年後、数十年後もう少し成長した弾き手になれるよう前をみて歩んで行きたいと思います。
11月にお目にかかれる事を楽しみにしています。
いえいえ、私が持参した道具はほんの一部です。
ベンディングアイロンなどは、友人の製作家からお借りしましたし、宮地楽器さんからご提供いただいた道具類も多く、皆様のお力添え無くしては実現できなかったイベントだと思っております。
こちらこそ、お目にかかれず残念でしたが、お嬢様が試験に向けて頑張っておられるご様子、陰ながら応援しております。
チャイコフスキーコンクール、私の楽器でチャイコフスキーのコンチェルトを弾いていただける日が来ることを、楽しみにしております。
昨晩、クレモナに戻りました。
冬のように寒くて、びっくりです。
イベントにお越しいただき、ありがとうございました。
拙い説明で恐縮でしたが、少しでもバイオリン製作の世界を実感していただけたのでしたら私も嬉しいです。
佐々木先生の演奏は、ほんとうに素晴らしかったですよね。
慣れない楽器、しかもまだまだ若いバイオリンでの演奏であることを感じさせない、力強い音楽が響いていました。
私自身、自分の製作した楽器から多くのことが学べた、貴重な時間となりました。
もちろん、junjunさんに弾いていただいている時も、真剣な、学びの時間なのですよ。。
11月には、新しい楽器を試奏していただけるように、今から頑張っていきたいと思っています。
再会を楽しみにしています。
そうですね、いろいろな学年層の子供達に来ていただいたので、少し難しいかな?と思う内容もあったのですが、みなさん、最後まで熱心に聞いていてくださいました。
そして、ミニカンナの体験コーナーで無心で削っている子供達の姿は、私もなんだか心打たれるものがありました。
この体験で、バイオリンをさらに好きになってくれたら、本当に嬉しいことです。
葉月さんに試奏いただいたのは、7年ほど前のことでしょうか、、、早いものですね。
そして、山本さんと出会って、すでに8年になりますので、、、信頼関係も深まり、良い雰囲気で説明することができました。
11月には、こちらこそ、再会できますように頑張って体調を維持しておきます^^。
とても楽しい会だったのですね!
2007年にクレモナに遊びに行かせて頂いた以来で、テレビでお見かけしておりましたが、久々にチラッとお会いできて嬉しかったです。
我が家のレッスン室には、あの時に頂いたヴァイオリンのポスターがあって、生徒さん達に好評です。
また機会がありましたら、菊田さんの楽器の音色を近くで聴いてみたいです。
ほんとに、2007年にクレモナでお会いして以来でしたね。
こちらこそ、久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
でも、お変わりないので、6年ぶりという感じがせず、普通に立ち話してしまいました^^。
2007年と言えば、ちろひさんには同じステージでピアノを弾いていただきましたよね。
あの日のことは、やはりとても思い出深く印象に残っていまして、今回のイベントの準備中から本番まで、常に頭の中をよぎってました。
こちらこそ、ちろひさんのピアノをまた聴かせていただきたいです。
ポスター、なんだか懐かしいですね。
またイタリアにも遊びに来てくださいね。
そうですね、私はいつもどおりメロメロでしたが、、山本さんの臨機応変なトークと、宮地楽器のスタッフさんの入念な準備のおかげで、なんとか無事に終えることができました。
お客様にとっても、楽器製作の世界、そして手工弦楽器がさらに身近に感じていただけたのでしたら嬉しいです。
動画のアップは、恥ずかしいのでご遠慮しておきますが、、、次回、機会がありましたら、ご参加いただければ幸いです。