製作記の続きと、バイオリンの完成
「笑ってコラえて」の放送が来週に迫ってきました。。
どんな番組になっているのか、、楽しみです、、でも、緊張です。
日本テレビ系にて4月11日(水)に放送予定の、
『1億人の大質問!? 笑ってコラえて! ~春の4時間スペシャル』 にて、
私をご紹介いただけることになりました。
番組は、19時から4時間の放送ですが、私のコーナーは後半になる予定です。
ぜひご覧いただければ嬉しいです。
「笑ってコラえて」公式サイト内の、「次回の笑コラは・・・」の中で、4時間スペシャルの事が告知されていますのでご覧ください。
なんだか、すごい内容の4時間になるようで、、、、あらためて、ビビってます。。
こちらのYAHOOサイトでも紹介されています。
さて、最近、完全に猫ブログになっていましたが、今回は、製作記の復活です。
パーフリングを入れた後、ミニカンナでアーチを作り出します。
カーブが強いところは、小さめのカンナを使います。
スクレーパーという、薄い鉄板で削りながらカーブを整えていきます。
カエデの、美しい木肌が現れてきます。
表板は、年輪が引っかかるのでスクレーパーをかけるのが難しいです。
厚み出しをしたら、バスバーを貼り付け、削っていきます。
組み上がって音を出してみて、初めて分かるのですが、その時にはバスバーは削れない、、というジレンマに毎回苦しむところではあります。
バスバーを貼り付けてからも、表板の厚みを調整することも多いです。
さて、先日、ホワイトで仕上がっておりました虎杢の狭いバイオリンですが、完成しまして、例によって高橋明さんにお願いして演奏していただきましたので、ご紹介いたします。
曲目は、チャイコフスキー作曲、「メロディー」の後半部分、抜粋となっております。
盛り上がりのところは、楽器のチェックということで、難易度の高い、オクターブ上のバージョンでお願いしました。
写真でもご紹介いたします。
裏板の虎杢が細く、繊細な材料でしたので、それを活かせるような仕事、そして、ニスを目指しました。
長くなりましたが、、最後に、やはりシマにゃんミケにゃんも少し。
この両名、じっくり観察していると、ミケにゃんは友好的に近づいて行くのですが、シマにゃんのほうが、新参者を気に入らないような感じです。
人間の世界でも、よくあることではありますよね。
そのうち、仲良くなってくれると思います。(というか、姉妹ですので、、。)
重苦しい雰囲気↓
怖い、、、。
でも、こういう時もあるのです。
間に扉があるから、平気なのかな?
by violino45 | 2012-04-04 15:22 | 製作記 | Comments(15)
>しかも、世界一の職人・菊田浩さん(51)は、元○○○のサラリーマン!
OOOってところがすごいですね。知らない人はいろいろ想像して楽しいかも・・・。3文字だから、トヨタとかもありですかね。
ついに、放送は来週ですね。すっごい楽しみです。丁度月一回の帰宅が遅くなるだろう日で私が帰宅する9時半以降に放映になれば良いのですが、、。
新しいバイオリン、高橋さんの演奏の音、素敵ですね。
音がまろやかで品がある所は、さすがです。
(素人が生意気言ってすいません)
ハイポジの音をもっと聴きたいと思いました。可能なら実際の音で聴いてみたいです。
私事ですが、四月は雑務が色々と気ぜわしい時期ですが、そんな中で、気晴らし?にバイオリンがいかに上手く演奏出来るかなど考えると楽しく思えます。でも実際の音は笑っちゃいますが。
シマにゃんとミケにゃん。なんだか距離が近くなりましたね。
これからの進展が楽しみです。
今回も素敵に仕上がっていますね^^すごく綺麗です(*^^*)
しまにゃんみけにゃんの最後の写真、かわゆすですー♪(´ε` )みけにゃんの方がでぶちょん?ですね^^ほっといたらいつの間にか仲良くなるんじゃないかしら:)にゃんこ日記も楽しみにしてますね(*^^*)
そんな、正座などされずに、、お気軽に、、、です。
でも、画面の中の私は、正座以上に固まっているかもですが、、、。
お恥ずかしいですが、ご覧いただければ嬉しいです。
そうですか~、残念です。
でも、きっと、何かしらの方法でご覧いただけることと信じております。
あ、まだ51にはなっていないのです、、、(7月です、、細かい違いが気になる年頃?)
そして、世界一なんて、もちろんまだまだ遠い世界なのですが、、番組ではなぜかこう紹介されてしまうのですね、、、、(畏れ多い)。
元○○○、、、ほんと、なんだか、怪しい感じですね~。。
とりあえず、「シブヤ」でも正解ってことで、、、。
あと一週間、落ち着かないです。。。
9時半ですか~、、ちょうど始まるころかも、、ですね。。
バイオリンの音、聴いていただきありがとうございます。
今回の楽器は、杢が狭い裏板に合う表板を選んだ時点で、まろやかな音になる予感がしていましたが、そのとおりになりました。
なので、この曲はぴったりだと思ったのですが、ハイポジは、高所恐怖症気味の明君には申し訳なかったです。
生の音を聴いていただければ、私も嬉しいのですが、、、。
シマにゃんとミケにゃん、最近は、接近することも多くなってきたのですが、その分、猫パンチ合戦も多くなってきて、、、なかなか前途多難のようです。。。
コメントありがとうございます。
今回は、製作記ブログらしくしてみました、、、。
といいつつ、猫は欠かせない状況になってしまいましたが、、。
はい、ミケにゃんのほうが、かなり横綱です。
そして、顔と耳の位置関係というか、比率が、ミケにゃんのほうが和み系ですね。(丸い!)
姉妹でも、こんなに違うものなのですね。
胸が白いのは、共通していますが。
ほんとに、いつかは仲良くなって欲しいものです。
菊田さんの楽器はf孔周辺の立体感の出し方が好きです!
白木の状態で見ると、かなり高低差があるのですね。
一つ質問なのですが、たまに使っていらっしゃる弦で、ペグ側がG黄D緑A青で、テールピース側が全部オレンジの弦は日本でも手に入りますか?弦楽器フェア等で弾かせて頂いたのですが、菊田さんの楽器とても好みでした。もちろん楽器が良いのですが、少しでもあやかりたい気持ちもあります(笑)
コメントをありがとうございます。
ご質問の弦についてですが、
おそらく、日本では販売されていないと思います。
メーカーは、トマスティークで、銘柄は、ビジョンなのですが、2005年頃に、メーカーが試作品としてモニター価格で製作者に提供していた弦なのです。
その後、正式な製品として発表されたかどうかは定かではないのですが、イタリアでは、現在も販売しているお店もありまして、私も時々使っています。
2006年に、ヴィエニアフスキーコンクールで一位になったときの楽器は、この弦を初めて試したバイオリンでした。
そういうこともあり、気に入った弦として時々使っていますが、楽器によっては他の弦の方が相性が良い場合もあるので、やはり、万能の弦というのは存在しないということですね。
今回の試奏楽器、、写真ではドミナントが写っていますが、明君に演奏してもらった時は、エヴァ・ピラッツィに交換しています。
毎回、楽器が完成するたびに弦を試して、相性が良さそうな弦を張って納品するのですが、でも演奏者の方が、より楽器に合う弦を見つけていただければ幸いと思っております。
なにかをはじめるのに遅すぎるってことはないんだなと、勇気をもらった気分です。わたしも児童書作家になって6年目。菊田さんが世界一になるまでにかかった年月までに、自分は何ができるんだろう。。。と思ってしまいました。勇気をありがとうございます!日本人の誇りです!
今日 笑ってこらえての 番組で 菊田さんのバイオリンを拝見させていただきました
バイオリンについては
私は素人ですが 素晴らしい音色でした
そして菊田さんの行動力と追求心の強さに 感動しました
何事にも 始めるのに年齢なんて気にしなくて良いんだなと思いました
私は 今年42才になりますが 独立を考えていますが この年齢で無理なんじゃないかと先に諦めてしまっていました
やりたいと思った時に始めたら良いんだなと今回菊田さんのおかげで 気づかせていただきましたありがとうございました 素晴らしい奥様に支えられて幸せですね
同じ女性として 奥様の姿がとても勉強になりました
ありがとうございました
番組をご覧いただき、ありがとうございました。
そうですね、物事に挑戦するタイミングに、遅すぎるということはけっして無いと思っています。
工藤さん、ネットで拝見しましたが、すばらしいお仕事をされていますね。
これからも、子供達に夢を与え続けてくださいね。
私も、負けずに頑張ります。
番組をごらんいただき、ありがとうございます。
そうですね、年齢を気にしていたら、もっと大切なことを置き去りにしてしまうような気もしますし、強い意志を持つことができたなら、年齢というのはあまり壁にはならないということを、私も、走り続ける中で気がつきました。
私の奥さんをお褒め頂き、光栄です。
私が今あるのは、すべて、彼女のおかげですので、感謝という言葉では伝えきれない気持ちでいっぱいです。
ふくろうさんの、今後のご発展をお祈りしています。